たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ハンガリー・ドイツ・中国弾丸旅行記14:ICE728でフランクフルトへ

München Hbfは朝から賑わっていた。 ドイツ語の案内板にドイツ語の構内放送…懐かしいドイツの駅の光景に、先ほどまでの気分の悪さなど吹き飛びますた!

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駅構内を歩くだけで気分は最高! 無理やり夜行列車で来て本当に良かったと思う。

さて今日はドイツ列車の旅である。 とはいえドイツ滞在は今日の夕方まで。寄り道をする時間は残念ながらないので、ICEで一気にフランクフルトまで行く。 とはいえICEに乗ること自体が4年半ぶりだし、今度乗るICEは2006年に開業したIngolstadt-Nuernberg間の高速新線を通るので、その車窓も楽しみだ。

Muenchen Hbf 6:51発のICE728 Koeln Hbf行は、DBを代表するICE3の8両編成である。

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この列車のFrankfurt(Main)Hbf着は10:05と、ちょうどビジネス向けといった時間帯だけに、ネットでも割引運賃のSparPreisは早々に売り切れ、座席指定推奨だったため座席指定をしてある。 そんなわけで立ちんぼになる心配はないわけだが、ICE3は座席の半分が後ろ向きだったりするので、果たしてどの席かな…。

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車内は案の定満席で、ほとんどが座席指定済なので指定なしだとずっと立ちんぼになるところであった。

それはともかく、自分の席は…と思ったら何と壁…orz ICE3は輸送力増強のために登場時よりシートピッチを5cm縮めており、一部は窓なし席になっていること自体は知っていたが、よりによって自分の席にならなくても…。 移動したくても満席だし、しかも隣の席の客はテーブルを引き出して突っ伏して寝出すし…。 時間があればBoardBistroにでも行こうかと思ったがそれもかなわずであった。

ICE3は車両自体はとても良くできていると思うが、いつ乗っても混んでいて混んでしまうとあんまり快適ではない。 今日なんか2編成つないで16両にすればいいのに。 まあ、少し後ろを向けば車窓が見えないわけではないので我慢するとしよう。

定刻6:51にMuenchen Hbfを発車。 以前であれば西に進路を取り、Muenchen Pasingに止まった後、Augsburg Hbfを通るルートであったが今日は北へ向かう。

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ドイツの旅のお供といえば駅のスタンド。 もう気分は絶好調なのだが、ちょっと自重してコーヒーとクロワッサンで朝食とする。大きなクロワッサンはとても美味しかった。

Ingolstadt Hbfからは高速新線に入り、一気にスピードを上げたが、Nuernberg Hbfからはまた在来線に入り、ドイツらしい光景がずっと広がっていく。

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この区間はもう何度も乗っているが、久しぶりのドイツの景色は新鮮で、全然飽きることがない。 5月は花の季節。一面に広がる菜の花畑を幾度も見ることができたが、残念ながら今日のドイツはどんより曇り空に冷たい雨もしとしと降るあいにくの天気。 快晴だったらもっと気分が良かったのになあ。

あっという間の3時間が過ぎ、フランクフルトはもうすぐ。 マイン川を渡るが、普段であればいくつものビル群を望めるはずが濃い霧に覆われほとんど見えなかった。ここまで天気が悪いのは初めてかも。

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定刻通り10:05にFrankfurt(Main)Hbfに到着。 ドイツ旅行の原点の地に久々に戻ってまいりました。

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Frankfurt(Main)Hbfは、行き先案内こそ更新されていたものの、活気あふれる雰囲気は昔と全く変わらない。 短く、かつ大幹線の旅であったが、ドイツ鉄道の旅の魅力を存分に味わうことができた。 やっぱりドイツは最高!