出発の日。
今日は19:10発なので、午前は普段通り保育園、会社へ行くが、案の定?トラブルとかいろいろあって帰れず…。 今回は何の仕度もせず会社へ来てしまったのでこれはまずい! 何とか14時過ぎに仕事を投げ出して自宅へ戻り、大急ぎで仕度して成田へ向かう。
17時半に無事成田空港第1ターミナル南ウイングへ到着した。
シンガポール航空はスタアラゴールド用のAカウンターは使えないのでIカウンターへ行く。 独自カウンターなので他社ゴールドの優遇があるのか不明だったが、ビジネスクラスカウンターが使えたのでここでチェックイン。
セキュリティチェックが若干混んでいたが他は閑散としており、さくっと出国。とりあえずラウンジへ行くことにする。
今日のSQ11便は41番ゲートからの出発なので4サテのANAラウンジへ行ったが、ここは窓がないので相変わらずちょっと息苦しい。
昼はパン1枚しか食べられなかったのでここで軽く食事を取り一息つくともう搭乗の時間である。
19:10発SQ11便の機材はB747-400・9V-SPJ号機。 シンガポール航空では貴重な存在となったB747-400である。 もっとも、午前便なら話題のA380だし、シンガポールに夕方着くのでなお良かったのだが、特典の空きが全然出ず、そのうち午前会社へ行く必要が出てしまい、結局予定通りの便となった。
ま、SQのB747-400に乗れるのはあとわずかだと思われるのでこちらの方がいいかなと。
エコノミーは並んでいたが、スタアラゴールドは優先搭乗できたのでさくっと搭乗する。
もっともスタアラゴールドの権威はここまで。 座席は通路側こそキープできたものの相当後方である。 こんな席に座るのは久々である。
機内に入るとそこは多国籍な世界。 特にインド系の人が多く、混沌としていた。 最近は日本便はほとんど日系しか乗っていなかったのでこの雰囲気に一瞬驚くが、そうそう外資エアラインのエコノミーってこんな感じだったよなあ。
しばらく離陸待ちをして、19時40分過ぎにようやく離陸した。
エコノミーは完全満席。 いやはやこれで6時間以上か…。 でも心なしかSQ、特にB747-400の座席はピッチも若干ではあるが広く、また傾斜角度も心なしかあってそこそこ他のエコノミーよりは楽だったような気がしたが、このあたりは感覚の問題かも。
しかし驚いたのはこれ。
SQはエコノミーにまだアメニティ配っていたんですね…。 いやはや、驚きました。昔はどこも配っていたのに経費削減で消えていく中、まだ残しているSQは素晴らしい。
こういうところがエイビーロードで上位をキープしている源泉なのかしらん。
メニューも健在です。 JALもANAもメニューくらい残そうよ…。
さて、お楽しみの機内食。 今日は洋食が魚、和食がチキンだった。 今回は和食にしたが、この後チキン三昧だったので洋食の方が良かったかも。
■前菜
スモークサーモンのサラダ 柚子ドレッシング
■麺類
冷たい季節の麺
■メインコース
ねぎま焼き鳥、青唐、ご飯
■軽食
煎餅
■デザート
アイスクリーム
■パン各種
パン、バター フルトレイということもあって、見た目はこれってエコノミー?って思うくらいであった。ここらへん、SQは見せ方上手いなあと思う。
焼き鳥は味付けも肉のうまみがよく出ていてジューシーかつ柔らかく、久々に美味しいエコ飯を堪能した。 いやあ、SQいいですね。 もうちょっと混んでなければまだいいのだけど。
シンガポール航空なので当然シートTV付であるが、最近ビジネスが多かったのでエコノミーのTVがものすごく小さく感じる。 クリスワールドは沢山の番組があったが、結局スカイマップだけずーっと見ていた。
夕食後は真っ暗になり深夜便の様相。 自分はちょっと仕事をしていたが、例のごとくフィリピン西方でガタガタゆれて気分が悪くなったのであとは寝て過ごした。
台風の風向きが好条件だったのか、うまく追い風に乗ったようで定刻より30分近く早く、シンガポールチャンギ空港A17番ゲートへ無事到着した。
到着した新しい第3ターミナルはとても広く、綺麗でいろいろ楽しめそうであったが、もう1時なので先へ進む。
が、とにかく広すぎ…。 一番遠いスポットに着いたのでイミグレまでの遠いこと。 最近の空港は桁外れに大きなところが多いけど、ちょっとこれは広すぎでかえって使いづらいのではないかと思うのだが…。
広く屋根の高いイミグレは圧巻である。この開放感はすごいと思う。 広いし深夜なので待ち時間もほとんどなし。 シンガポールはホント、こういうところは上手だよな。
さて時間もないので早速入国することにしましょう。