たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

シンガポール旅行記(2):NH801便でシンガポールへ

9月5日(土)。 娘の習い事を終わらせ、慌ただしく成田空港へ向かう。

成田空港に出発目的で来るのは何と2年前の香港旅行以来。

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すっかり利用しなくなっちゃったな…。

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今年の3月30日で成田空港駅での検問がなくなり、パスポートを見せていたところも今回は素通り。 面倒くさい手続きがなくなったのは喜ばしいが、人間は自分勝手なもので、成田らしい非日常な雰囲気を感じられなくなったのはちと寂しい気がする。

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4階の出発ロビーは羽田に比べると規模は大きく、今や積み上げた歴史の風格も感じられ、海外に行くという高揚感は成田の右に出る場所はないと思う。

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しかしスタアラゴールドのAカウンターは、今日は2つしか空いておらずしばし待たされた。 なんか閑散としているし、成田の凋落を感じるなあ。

無事にチェックインしたので出国しましょうか。

出国審査は、そこそこ混んでいた…ので、ついに!自動化レーンを使ってみました(笑) でも使い勝手がわからず指紋の確認に結構時間がかかってしまったが、それでも自動化ゲートを通過したときは、時短効果に感激しましたわ(苦笑)こんな簡単に出国できるなら皆自動化登録したほうが良いですよ。

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ただ、スタンプはもちろんもらいましたけどね(苦笑)

出発ゲートに近い、第4サテライトのANAラウンジに向かいましょう。

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ちょうど夕方の出発ピークであり、席は確保できたものの多くの客で賑わっていた。

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なので食事が追加されてもすぐ空になってしまう始末で、欠品も多く、ここは配給所か?という感じであった。

まあ、オープンしたてのANAラウンジに比べれば食べ物の量はだいぶ増えているので、これでも十分なのではあるが。 また、羽田と違ってカレーがヌードルバーで提供されるので、待たされる欠点はあるけど欠品がないのは良いね。

30分ほど滞在し、そろそろファイナルコールなので搭乗ゲートに向かいましょう。

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成田18:05発のNH801便の機材は、B777-300ER・JA792A号機。 この春に増備された3機のうち1機で、ANAB777-300ERの中でも最新鋭機である。

さて、今日の座席は…。

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無事、プレミアムエコノミーに座れました~! 24時間前の昨日18:05にWebチェックインで余裕で確保できたので、今回は楽々搭乗であります。

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シートピッチは97㎝あり、足を組んでも余裕である。 さすがにビジネスクラスのフラットシートとは雲泥の差だが、今回は深夜便ではないので十分だ。

ところでこのプレミアムエコノミーの座席、どこかで見たことあるよな…と思っていたのだが、昨年乗ったキャセイのプレミアムエコノミーとどうやら色違いのようだ。

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↑昨年7月20日に乗ったCX543便の座席

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↑座った時の様子

こうやって写真を見比べると、本当に同じようですね。

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今日のプレミアムエコノミーであるが、24席あるのだが結局7名しかいなかった。 最前列はブロックされていたのだが、結局DIA優先とかだったらしい。

ビジネスクラスもほとんど客はいないようだったし、せっかくB777-300ERを使っているのに現時点ではガラガラでポテンシャルを持て余しているようだ。

まあこの1時間前にもNH845便が飛んでいれば供給過剰なのは当たり前なんだけど。 ガラガラなのはありがたいが、廃止になったりB787に機材変更になっちゃうのも困るので、もう少し利用率が向上するとありがたいところだ。

現時点では最新機材を気軽に体験できるには最良の便と言えるんではないですかね。

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翼の王国9月号には、例のロゴがありました…これは永久保存版ですな(笑)

NH801便は定刻より若干早く出発。今日は成田名物の夕方の離陸待ちはそれほどでもなく、18:29、シンガポールに向けて離陸した。

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九十九里浜を眼下に眺めながら、NH801便は南西へと進路を向けていく。

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ビジネスやプレミアムエコノミーはガラガラだったNH801便ではあるが、エコノミーだけはほぼ満席だった。

最近のANAB777-300ERは、エコノミーの横10列化を進めているが、この機材は最新鋭機にも関わらず、他の機材と同じコンフィグにしたほうが効率的と判断したのか旧来の横9列シートであった。 これだとシートピッチは86㎝あり、見た目も確かに広いのでおすすめである。

ところが、この機材は最新鋭機なのにWiFiが飛んでなかった(泣) 製造工程で追加できなかったのだろうか…。 この時点では、ニューヨーク線のNH9/10便と、シンガポール線のNH801/NH802便が、最新鋭のJA790A~JA792A号機の3機で回しているようで、この調子だと月曜のNH802便もWiFi飛んでなさそうだ。 今日はいいけれど、仕事のメール見れないじゃん…。

それにしても、SIN線はまだいいとしてJFK線はビジネス客も多いだろうからWiFiなしはキツいんじゃないでしょうかね。

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ANAオリジナルかぼすドリンクのあと、お待ちかねの機内食

今日のメインは「赤ワインで旨味をとじこめた チキンハーブソテー」だそうだ。 ジューシーでボリュームのある味を堪能。美味しかったです。

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プレミアムエコノミーはビジネスクラスのデザートが食べられる。

2種類の中から「ホワイトチョコレートムースと滋賀県産ブルーベリージャムをワッフルとともに」。 美味しかったけど、個人的には普通にハーゲンダッツとかのほうが良かったかも(苦笑)

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シンガポールまでは6時間以上かかるので、着陸前にリフレッシュメントとしてパンが配られる。 このあたりは12年前にNH901便で初めてシンガポールに行った時と全く同じ味だ。 もう12年経つのか…(泣)

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外は真っ暗なので、ぼーっとしたり音楽を聴きながら過ごすと、もう少しで着陸である。 乗っていると長い気がするが、終わってみればあっという間だ。

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23:58、チャンギ空港に着陸。定刻より10分ほど早いようで、深夜到着の身にはうれしい。

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ANAが発着するのは今となっては古い方の第2ターミナルではあるが、あちこちに緑が配置された落ち着いた雰囲気なのはさすが東南アジアのハブ空港だけある。さすがにこの時間でも人が多く、羽田はこれに比べるとまだまだだと感じますね。

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入国審査、タクシー行列ともさほどではなく、一路タクシーで市内へ向かいましょう。