たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

台北旅行記12:最終日

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の続き。

8:30 城市商旅

ホテルをチェックアウトし、荷物を預けてMRTに乗る。 台湾は深夜まで出歩いてしまうので、ホテルライフを満喫できないのがちと残念。

9:00 台北植物園

MRT小南門駅で下車し向かったところは台北植物園。 ここも行きたいとこリストの筆頭にあったところである。 元をたどると日本統治時代からある由緒ある場所である。

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園内は様々な種類の植物が植えられているが、南国らしく熱帯の木がうっそうと茂る様がなかなか印象的で、昨日の士林官邸とは全然違う感じを受ける。

木立の中に入るとそれなりに涼しい(湿度は高かったけど…)。 老人ホームの人とおぼしき集団が沢山いた。

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「アーフラック!!」

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ハスの池はちょっと毒々しい感じがするが、見ごたえがある。

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何故か温室は開放されていなかった。親の期待するような花はあまりなかったけれど、のんびりと散策できたのは有意義であったと思う。

10:00 総統府

植物園を後にし、官庁街を歩くと、大きな広場に出る。 その広場に面する建物が総統府である。

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どんより曇った空だった昨年と違い、澄み渡った青空に、歴史ある総統府の建物が映える光景は素晴らしい。 昨年内部の解説を聞いて感銘を受けたので、行きたいとこリストにもあったのでぜひ内部も見てもらおうと思い、今年も見学をすることにした。

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今回の案内者は蕭錦文氏(82歳)。日本兵としてビルマに出兵し、戦後は228事件で捕まり白色テロで弟君を亡くしたという経歴を持つという。 歴代総統のコーナーで、蒋介石蒋経国の部分を説明したくないということでカットしたのが非常に印象的であった。

昨年と同じく、日本人の台湾の功績を称える解説が続いたが、昨年から1年半、その間様々な本を読んできて改めて総統府に来ると、正直それはどうかなあ?と思うようなところもいくつかあった。 しかし、上記のような経歴を鑑みると、氏の意見は一つの事実であり、それは受け止めないといけないと思う。

我々は彼らの日本に対する想いを大事にしつつ、これから頑張っていかないといけないなと思うが、彼らはその想いが強くて話が長いんですよね…。こちらも限られた観光時間の中で来ているので、本当は何時間でも付き合いたいのですが、今回も「1時間でお願いします」と最初に言った(前回1時間半以上かかったので)ときちょっと悲しそうな表情をしたのが非常に申し訳ないなと思った。

あと、今回途中から合流して「もう時間がない」といって退出したグループがいたのだが、彼らのことを思うとせめて1時間半の見学時間を確保し、地球の歩き方の巻末にある歴史部分くらいはしっかり読んで来て欲しいなと思います。

さて来年は総統選なのですが、もし馬英九が総統になったらこの見学会はどうなるんですかね…それがちと心配。 まあ親もこの見学はそれなりに良かったようなので、とりあえずは再訪して良かったと思います。

11:30 西門町

ちょっと早い昼食でも取りますか…ということで、歩いて西門町へ出ることにした。

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今回選んだ店は北平一條龍餃子館という北京料理の店。

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西門町は若者の街なので、意外にガイドブックに載っている店が少なくここくらいしかなかったので入ってみたのだが…

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魚香茄子(魚と茄子のピリ辛炒め)は、茄子の歯ごたえがよく、さらにちと辛いソースが絶品で、ご飯が何杯でもいけてしまう美味しさ!

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鮮肉鍋貼(焼き餃子)は、満里奈本ではあまりいい評価ではないみたいだけど、パリっとした皮と、ジューシーな肉汁がうまくマッチして、そしてボリュームたっぷりでこれも美味しく、台湾最後の食事にふさわしいものとなった。 それでいて非常に安いのも嬉しいところ。

さて店を出ると、隣には人だかりが。

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隣は大腸麺線で有名な阿宗麺線であった。 おなかいっぱいなのだがせっかくなので1杯注文してみた。

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スープは鰹ダシがよく効いていて、美味しかったけど、何しろ量が小でも多く、さらにむちゃくちゃ熱くてこの時期にさらっと平らげるのはちと厳しいところ。でも地元の若者は店の前でさらっと立ち食いしてしまうんですよね…台湾人はすごい。

というところで、タクシーを拾ってホテルへ戻り、荷物を引き取って台北駅へ。

12:45 台北車站

帰りも当然(笑)新幹線で帰ります。

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新幹線はいつ行っても窓口も券売機も混んでいるので時間には余裕を持った方が良さそう。

台北駅の新幹線ホームは狭いので、発車15分前位にならないと入れない。 コンコースの待合室でしばし待ち、いざホームへ向かう。

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乗るのは13:06発の台中行。 時間が読める新幹線だと2時間前に台北にいても大丈夫というのは非常に心強い。

定刻に発車。自分の車両はほぼ満席であったが、後方はほとんど人が乗っていないようであった。

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次は「いたばし」…ではなく「バンチャオ」です。。。ま、日本時代は「いたはし」でしたけど。

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あっという間に桃園空港の格納庫などが見えてきて、13:26に高鉄桃園駅へ到着。

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バスはちょっと間隔が空いていて13:45発だったので、タクシーに乗って空港には13:50に到着。 あまり時間もないのでとっととチェックインしましょうかね。

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