出張中に熊本城を間近に見れる場所まで近づく機会があったのだが、天守閣は瓦があちこちで剥がれ落ち、雑草が生えている見るも無残な状態であった。
一方で3か月前はまだ倒壊した家ばかりだった益城町は、だいぶ解体が進んでいた。更地になっただけという、まだまだ復興には程遠い状態ではあるが、なんとか一歩一歩進んでいってほしいなと思う。
さて復路は17:30発のJL634便である。 が…
午前中に発生した羽田空港強風でダイヤ乱れを引きずってJL634便は定刻より45分遅れの出発になるらしい。 17:10発のNH648便はわずか10分遅れのようなので、ついてないな…。
JAL便に乗りたかったというのと、17:10発じゃ結構慌ただしいなと思ったのでNH648便を選ばなかったのだが、こんなんになるんだったらNH648便にしておけばよかったな。
今日の復路は取引先と一緒だったので、仕方がないのでまずラウンジASOへ行く。
ここは保安検査場外にあるカードラウンジではあるが、結構広く、かつカードラウンジにしては珍しくビールが１缶無料ということで、ここで乾杯（もっとも自分は飲まなかったけど）した。
その後サクララウンジにも入ってみたが、こちらは狭くて写真無し。 ANAラウンジと違って机もないので、仕事をする場所もないし、熊本空港はJALもANAもラウンジが狭いので、ラウンジASOで過ごすのが一番良い感じがするな。
長い長い空港滞在もようやく終わり、JL634便の搭乗時刻である。
今日の機材はB767-300ER・JA601J号機である。
この機材は普段羽田－伊丹線でよく乗るファーストクラス付であり、クラスJの料金でファーストクラス席に乗れるのであるが、事前予約の時点でクラスJは満席で、空港で変更しようと思ったら取引先が一緒、ということで、止む無く（苦笑）普通席のまま搭乗する。
とはいえSKYNEXT機材なので、普通席でも十分。 ただF付機材のB767-300ER（A25）は、普通席最前列、特に15Kは普通に窓があるのね。前回、窓がなかったので指定できたのにここを避けたのだが失敗だった。次回はここを選択するようにしようっと。
帰省ラッシュと逆方向だったので、前方席はほとんど埋まっていたが後方席は見てないがそこまでは埋まってなさそうな印象。 結局定刻よりも50分遅れた18:20に出発。
さらば熊本。また来年来ます。
復路はジェット気流の追い風に乗ってわずか1時間10分で羽田へ。 東京も雲が厚く、着陸寸前まで雲の中だった。
少し遅れを取り戻して19:37に着陸したものの、ゲートが空いてないということで少し待たされる。 結局スポットインは19:51と遅れを回復できず。 会社に戻るつもりだったのだが会社に着いた時には21時になっていた。
年末の慌ただしい出張であったが、今年の空旅はこれで終わり。 今年はJGCを取るという壮大な目標を無事達成できて何よりであったが、秋から冬にかけては出張であちこち出かけたもののプライベートで出かける機会がなく、ちょっと残念であった。
特にせっかくJGCを取ったのなら成田か羽田の国際線サクララウンジを使いたいものだが、なかなか機会が取れず…来年はぜひ使ってみたいものですね。
（おわり）
