沖縄から戻ってから約2週間後、今度は台北に向かいます。
京成電車に乗って成田空港第2ターミナルへ。 夏休み期間に入ったからか、ハノイへ向かった時よりもカウンターなどは段違いに混雑していた。
しかしながら今回はビジネスクラスなので、ビジネスクラスカウンターで楽々チェックイン。 早くJGCを持っておきたいところだな。
2週間前はラウンジに入れなかったので時間を持て余していたのだが、今回はラウンジに入れるのでとっとと出国することにしよう。
出国審査は混んでいたので自動化ゲートでさくっと抜けて…。
目の前のサクララウンジに突撃です!
サクララウンジは2008年のグアム旅行の時に使って以来なので、気づけば8年ぶりである。
何はともあれまずは3階のザ・ダイニングへ向かい食事を取ることにしよう。
ダイニングエリアはかなりな混雑ではあったものの、席は十分座れるレベルであった。
サクララウンジ名物のカレーを堪能。本当にここのカレーは美味しい。ANAラウンジのカレーなど足元にも及ばないと思う。
その後は広大なリラックスエリアで鶴丸のヒコーキを見ながら小休止。 鶴丸ばかりなのは嬉しい限りだけど、機材はB777とB787ばかりなのはかつてここにB747が大挙して駐機していた時代を知る自分にとってはちょっと寂しい。
さて、今日搭乗する17:55発のJL809便はサテライトからの出発なので少し早めにラウンジを出てゲートへ向かうとしよう。
サテライトに向かう途中に免税店があるのだが、ケバケバしい原色系のネオンがすごい。 もはや成田は日本人のための空港じゃなくなった感がするところだ。
JL809便を待つ人も台湾人や、アメリカあたりから乗り継いできたと思われる白人ばかりで、日本人は少数派であった。
JL809便の機材はB787-8・JA834J号機。これまでB767だったのだが、7月からB787に変更となっている。 さっそく優先搭乗で機内へ。
今日のB787は、ハノイ行で乗ったSS8ではなく一世代古い機材であるが、ビジネスクラスはシェルフラットネオであり、台湾線では十分すぎるほど豪華な設備である。
特に6月までのB767ビジネスクラスが「不快ラックス」と揶揄されるほどしょぼい設備だったことを考えると、週末ステイのお得な運賃で乗れるのは実にラッキーだ。
ちなみにシェルフラットネオはもちろん初体験。一世代前のシェルフラットシートも国内線で一度乗ったことしかないので、何気にかなり楽しみだったりしました。
シートピッチは147㎝、ディスプレイは15.4インチといずれも十分大きい。 フルフラット全盛の今となっては10数時間の長距離としてはちょっとスペック不足な感じもするが、3時間ちょっとしか乗らない今日はポテンシャルを味わいきれないほど豪華で、十分満足。
エコノミークラスは特に見に行ってないのでよくわからないが、ビジネスクラスはほぼ満席の客を乗せ、定刻より少し遅れた17:58に出発。
なぜかA滑走路まで延々とタキシングするが、夕方の出発ラッシュよりは少し早い時間帯だったので待つこともなく、ほどなくテイクオフ!
まだ梅雨明けしていない関東地方を中心に雲が多く、あまりはっきりした景色は楽しめなかったが、東京湾から望む東京都心、そして眼下に広がる富士山と夕方の日本列島を横断しながら、JL809便は一路台北に向かう。
1時間ほどして、食事の時間である。 サーブは台湾人のCAが担当であった。流ちょうな日本語を話し、気分が良い。 今は亡きJAAの良き伝統をしっかりと受け継いでいるのだろうね。
・前菜
フォアグラのフォンダン ラズベリーソース添え
マグレ鴨の生ハム
サーモンのマリネ 胡椒風味 イクラ添え
・彩り野菜とリゾーニパスタのコンソメスープ
・フレッシュサラダ 胡麻ドレッシング
・国産牛ハンバーグステーキ 大根の和風スパイシーソース
・ライサワーハードロールと十八穀米粉バンズ 北海道手作りバター
いつも通り洋食をチョイスするが、食事はもうちょっとビジネスクラスなら頑張ってほしかったかも。 特にハンバーグステーキが大味すぎた感じがした。
まあ、サクララウンジで食事を堪能してしまうことを考えると、このくらいでもいいっちゃいいんだけどね。
みんな大好きハーゲンダッツで締めとしましょう。
食事のあとは照明も落とされ、リラックスタイムであるが、台湾はあっという間。 フラットモードを堪能する時間もないうちに着陸態勢に入る。
定刻は20:55着なのだが、20時過ぎには早くも桃園空港への着陸態勢に入り、定刻よりも相当早い20:17に到着。
あっという間のビジネスクラス体験だったのは残念ではあるが、早く着けばそれだけ台北の夜が楽しめるので有り難い。
空港内はガラガラであっという間に外に出ることができた。
桃園空港を使うのは6年ぶりでとても懐かしい。 そして、この安心感は何だろう。特に2週間前のハノイの喧騒を体験した後からすると、台湾は極楽に感じるね…。
さて、急ぎ台北市内へ向かうことにしましょうか。