たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

富士登山記2013(3):ご来光!

8月19日。

右隣の女子3人組が12時過ぎに起きて支度を始めたので、もう寝れなくなった。

外に出るとまだ人はまばらで、今出れば渋滞とは無縁なのだが、ここから山頂まではわずか1.3キロ。2時間もあれば着くので早く出ても仕方がないのでもう少しぼーっとする。

1時を過ぎると、ツアー客も支度をし始め、広間も賑やかになる。

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1時半を過ぎると、登山道は渋滞。

眼下を眺めると、無数のヘッドライトの光がこちらへ向かっているのが見えた。

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2時に出発すれば余裕で間に合うようだが、少し早めの1:45に出発。

これが七合目だと23時くらいに出ないといけないので、個人的にはこのあたりに泊まった方がいいように感じた。

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登山道は渋滞で、少し進んでまた止まるの繰り返しだが、はっきり言ってキツいので、このくらいでないと自分も持たない。

それにしても、自分の周りは外国人(特に白人)だらけ。話す声はほとんど英語で、日本人はどこ?って感じであった。お盆期間中はマイカー規制やマスコミの煽りで登山者が抑制されたという報道が最近されているが、まさにそんな感じで大渋滞で全く進まないということはなかったし、逆に外国人率が高まったように感じた。

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標高3450mの御来光館に2:17到着。ここから先は山小屋はもうない。

あと山頂までは900m。地上で歩けば10分ほどだが、一歩ずつゆっくり進む。

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上を見上げるとヘッドライトがずーっと連なっていた。

空を見上げると無数の星が広がり、この季節だと早朝しか見れないオリオン座も見れたが、流れ星が見えなかったのが残念。

九合目を3:13に通過。あと500mほどであるが、ここからが最後の岩場でさすがにキツかった。

ここからは二列になり、個人客は右側をツアー客を抜いて登ることが可能なのだが、そんな気力もなく、ツアー客のペースに合わせて一歩一歩進む。

そして…。

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4:04、標高3710mの吉田口頂上に到着です!

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吉田口頂上はこれまでのキツい岩場とは一転、非常に賑やかで遊園地のよう。

拍子抜けするが、頂上なんだなぁという実感が徐々に湧いてきた。

さて頂上でまず行ってみたかったのは、この夏のANA国際線で放映されていた「富士山と生きる2012~雲の上の山小屋暮らし~」の舞台、山口屋本店。

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ちょうどこの前の香港旅行の機内で見て、ぜひ訪問を…と思っていたのですが。

(ちなみに主人公の方のブログはこちらのようです)

なんと、ツアー貸切とのこと。

うーん、世知辛いのぉ(泣)

そんなわけで山口屋の支店へ。

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お腹がすいたので、ラーメンを食べた。900円と、そんなに高くはなかった。

味はインスタントに毛が生えたくらいだったけど、美味しかった。ここで食べるからいいんだよね。

今日のご来光は5時頃とのことであったが、4時過ぎには東の空は既に明るくなり始めていた。

時刻は4時40分ということで、山口屋本店の近くの成就岳の麓に腰をおろし待つことにした。

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が、寒いっ!

ここまで気温は低くても風がほとんどなく、はっきり言って寒くなかったのだが、山頂はさすがにかなり強い風が吹きまくって寒い。

全く出してなかったレインウェアを来て、寒さに耐えるが、まあ20分弱なので耐えられないほどでなかった。

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どんどん人が増えてきた。

さて、いよいよご来光です。

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5時。山口屋のスタッフの「ご来光っ!」の掛け声とともに、雲の下から太陽が出てきた。

それは、言葉には表せないほど美しかった。

本当に感動だった。これまでの疲れが一気に吹き飛びました。

来て良かった。

スタッフの掛け声に合わせて万歳三唱。

日本人で良かったと思う瞬間でした。

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太陽が顔を出した途端、寒かった頂上は一気に暖かくなった。

富士山の存在はとてつもなく大きいが、太陽のエネルギーはもっと大きかった。

それに比べれば自分なんか小さいが、その小さい自分でも登れたんだと思うと達成感は大きかった。

今回、気候に恵まれ理想的なご来光が見れたのは本当にラッキーでした。

(つづく)