たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

富士登山記2013(5):下山

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の続き。

7:19に山口屋本店前を出発し、下山します。

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吉田口は登山道と下山道は分かれており、下山道はブルドーザーの荷揚げ道を兼ねている。

登山道は急な岩場もあったが、下山道は柔らかい砂礫の道がつづら折りとなってずっと続く。これが結構しんどい。さすがに復路はストックを出したが、はっきり言って往路は何もなくても問題ないが、復路は金剛杖でもいいので何か支えになるものがないと厳しいと思った。

もともと下りはあまり好きではなく、ツアー客にどんどん抜かされる始末…orz

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遠くに見える登山道は、この時間でも頂上目指す人が続いていたが、楽なプランとよく言われる途中の山小屋でご来光を見て、午前登頂のコースは、今日みたいな快晴の日は暑くて大変なのではないかと思う。

夜の登山と違い、朝の下山は日差しを直撃して体力をどんどん奪っていく。

正直しんどかった。

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下を見ても、くねくね下山道を歩く人が見えるばかりで、あと何回曲がればいいんだよ~って感じ。

最初は山中湖や河口湖の遠景を写真に撮っていたが、段々飽きてきた。

ところで良く見るとこの写真、前の人が転んでますね。足にくるので気をつけないと本当に転んでしまうので要注意である。

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一方上を見上げると、登山者を騙す九合目の鳥居はおろか、頂上直前の鳥居も遥かかなただ。さすがに下山は速いね。

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7:58にトモエ館に着き、朝食を食べる。

朝食は炊き込みご飯と鮭の弁当であったが、暑くて食欲がわかず、半分くらいしか食べられなかった。

早く昨日みたいに曇らないかなぁと都合よく思った。

8:29に出発。

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15分ほどで須走口との分岐。富士スバルライン五合目は左である。

江戸屋で水を買い休憩。復路の山小屋はここが最後である。あとは下るだけ!

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時々ブルとすれ違う。文明の利器ですな。

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えっちらおっちら。

黙々と降りてくると、段々雲が近づいてきた。ここに入れば涼しくならないかなぁ。

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なんだかんだ言ってもうだいぶ降りてきました!

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9:48、七合目公衆トイレ前に到着。ようやく雲に隠れて、少し涼しくなった。

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ここまでくればつづら折りはあと数回。がんばるぞ。

すると…

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ネットで良く見る落石シェルターが見えてきた。ここまでくれば、傾斜はだいぶゆるくなるはず。

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このあたりからは馬に乗って帰れるそうだ。もうちょっとだね。

10:27に六合目を通過。ここからは登山道と一緒になる。

今から山頂に向かう元気な登山客とすれ違う。昨日の自分だ。がんばってほしいね。

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再び雲が消え、富士吉田市街が広がっていた。こんなに下まで下がったんだね。

今回は本当に天候に恵まれました。

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五合目まではもう少しなのだが、最後は何と登り…日差しも強くなりしんどいが、最後の力を振り絞ります。

そして…。

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10:56、無事富士スバルライン五合目に戻ってきました!お疲れ様でした~。

途中休憩を入れたとはいえ3時間半以上かかってしまったが、剣ヶ峰まで行った割にはまあいい時間に帰れたのではないかな。

山の世界に比べると賑やかな五合目は別世界。喜びを分かち合う人も個人なのでいないのが残念だが、ゆっくりと実感していくことにしよう。

さ、帰りますよ。

(つづく)

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