たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

好立地のバジェットホテル・鐡道大飯店に宿泊 / 2024.01 台南旅行(7)

台南で宿泊したのは鐡道大飯店(鉄道ホテル)である。

台南はいわゆるビジネスホテル的なチェーンホテルが見当たらず、あまりそそられるホテルが見当たらなかったので、立地重視、値段重視でこのホテルにした。

外観・ロビー

鐡道ホテルは台南駅前ロータリーの雑居ビルに位置している。駅前なので道に迷いようがないうえに、北站バスターミナル前なので市内観光にも便利である。

駅の目の前なので鐡道ホテルなのかと思う一方、確か中国語で鉄道は火車だったはずなので、なぜこの名前なのかはちと謎である。

小ぎれいなロビーでチェックイン。以前はセブンイレブンが入っていてイートインスペースも兼ねていたらしいのだが、今は撤退してしまっていてちょっとガランとしていた。なお、コンビニ自体はすぐ近くにファミマがあるので問題なし。

眺めの良いダブルルーム

アサインされたのは13階。一番安い窓無し部屋を予約したのだが…。

お、ちゃんと窓があるじゃないですか。これは嬉しい。窓際の出っ張りのあたりの床がベコベコだったけど…。

部屋はそれほど広くはないが、1人旅であれば十分。正直内装はくたびれまくっている古ホテルであったが、必要なものは全て揃っていた。ペットボトルは2本あったし、冷蔵庫もあるし、意外にも歯ブラシまで揃っていた。シーツもパリっとしてて快適。ネットも結構速かった。

バストイレも広いうえに、バスタブまであっておおっと思ったのだが、なんとバスタブと洗面所の間にカーテンがなく、自分の嫌いな洗面所がびしょびじょになるタイプであった。うーむ。さすがにこれでは湯船にどっぷりはできず、シャワーを浴びるに留めました…。

そして、トイレはもはや台湾で絶滅したと思ってた、紙を流すなタイプでありました。あまりに驚いたのか写真を撮り忘れました(笑)

フロアプランを見ると、窓有の部屋であっても外が見れない部屋があるみたいだが、自分の部屋はロータリー側のようだ。早速窓の外を見てみると…

おおっ、台南車站の建物や南国らしいロータリーが一望できた。これは素晴らしい眺めで大満足である。

ちなみに駅裏の高層ビルは台南随一の高級ホテル、シャングリラファーイースタンホテルである。シャングリラの中では安いホテルでホテル修行地としても使われるらしいが、自分にとっては縁遠く全く候補にはあがりませんでした(苦笑)

西羅殿牛肉湯の朝食

この鉄道ホテルは朝食の提供がなかったので、台南らしい朝食を食べに外に出た。

ホテルから10分ちょっと、台南公園の先にある西羅殿牛肉湯へやってきた。地球の歩き方Platに載っていた、台南名物の牛肉湯の店である。

朝6時過ぎと早かったのに地元の人たちが多く利用していた。朝の台南はさすがにちょっと寒かったので、温かい牛肉のさっぱり味のスープがほっと一息つく。牛肉湯を頼むと肉燥飯のサービスがつくのだがこちらは脂が乗っていてごはんが進む。非常に満足した朝食でした。

鐡道大飯店のまとめ

まあ想像通りボロかったが、ボロさは覚悟していたので、その上で眺めの良さとか部屋の広さとか、思った以上に快適であった。ただまあ、1人旅だから良いのであって、2人旅以上だったらもっとちゃんとしたホテルに泊まりたいところだ。

あとちょっと微妙だったのが値段。このホテル、平日だと2000円くらいでも泊まれてしまうのだが、週末は高く7000円以上した。まあ円安かつ台湾でもホテル代は高騰しているので、決してぼったくりではないものの、ちょっとこの設備で7000円は高いかなぁ。

人通りの少ない朝の台南の路地裏歩きを堪能し、名残惜しいが出発の時。2日目は台南を後に烏山頭ダムへ向かうことにします。