今回宿泊したのはオンワードビーチリゾートというホテルである。
中心地であるタモン地区からは離れているが、ウォーターパークを始め子連れ向けの設備が充実しており評判が良かったのでここを選んでみた。
グアム空港から送迎ワゴンに乗ってホテルに向かう。昨年の米国出張でよく使ったときと同じワゴンでちと懐かしいが子連れで乗ると非常に窮屈…。
ホテルまでは10分ちょっとで到着。南国らしいロビーでチェックインを済ませる。
このホテルは従来からあるウィング棟と2002年に出来た新しいタワー棟がある。タワーの方が設備が良く、今回はタワー棟に宿泊する。
ロビーからタワー棟へはこの廊下を通る。海やプールが見えて気持ちはいいのだが何度も往復しているとちょっと億劫になってくるのがちと残念。ま、増築した建物の宿命ではあるが…。
ここがタワー入口。タワー宿泊客のカードを持ってないと先には入れない。
今回は15階以上のデラックスフロアを予約している。が、せっかくなので高層階が良いなあと思ってメールでリクエストを出したのだが、リクエストは現地でと言われた。
さてどうなるかと思ったが、アサインされていたのは17階。ホントに現地リクエストなんですなあ。
ま、今から文句を言うほどのものでもないのでおとなしく指定された部屋へ向かう。
タワーの部屋は45平方メートルもあってとても広い。なかなか快適に過ごせそう。
床がテラコッタなので、娘が転んだらイヤだなと思っていたのだが、海やプールによく行くのでこちらのほうが濡れても問題ないので良かったと思う。
テレビはちょっと古め。日本語はNHKのみ。ディズニーチャンネルがあったのでたまにつけていたのだがいつもアニメじゃなくてちょっとがっかり。そんなもんなんですかね。
LAN端子がついていてLANケーブルがあればインターネットが自由に利用できる。このホテルを選んだポイントの一つである。
冷蔵庫は空で、ペットボトルの水が4本サービスされる。
金庫はありきたりのものかと思ったら、中にコンセントがついていた。充電しながら預けられるわけでこれは便利!であった。
トイレは独立していて、ウォシュレット付。海外でこういう作りなのは珍しい。さすが日系ホテルである。
さてタワーにおける最大のポイントはこのオーシャンフロントバスルームである。
眼の前にはアガニア湾が一望でき、西向きなので夕日がとても美しいらしい(残念ながら今回綺麗な夕日は見れなかったが)
ま、日中は眼の前のウォーターパークから丸見えなのでさすがにブラインド必須ですけど、それでもこの開放感は最高である。
またこのバスルームは洗い場が別である。海やプールから帰ったときには特に便利で、子連れのツボをおさえているなあと思う。
もっとも、何故か洗面所との仕切りがユニットバスと同じようなカーテンで、それだけがイマイチなのであるが、それを除いても申し分ない。
タワーは全室オーシャンフロントで、アガニア湾と無人島のアルパット島が出迎えてくれる。この景色を見るだけでリゾートだなあ…と思えるのが素晴らしい。
向こうに見えるのはシェラトンラグナリゾート。
ラナイは一応あるのだが、バスルームに半分取られていてそんなに広くないし、子連れは転落の危険があるのでほとんど使わず。
タワー3階には「タワーラウンジ」というタワー宿泊者専用ラウンジがある。ラウンジというものに滅法弱いわたくしがタワーを選んだ理由の一つであります(笑)
もっともこのラウンジはそんなに豪華なわけではないが、朝はワッフルやパン、フルーツなどの朝食は出るし、飲み物はフリー、ネットができるパソコンや日系の新聞も揃っているので、何かと重宝した。
ということでこのホテル、日系なだけあって宿泊客もほとんど日本人で、安心感を持って泊まれるだけでなく、ホテルの設備も非常に良く、海やプールも近くて充実しているのでとても快適な3日間を過ごすことができた。
ただ、やっぱりタモンから遠いのはちょっと面倒。遠いだけならいいのだが直通のバスがほとんどないのがちょっとつらい。
あと、海がタモンほど綺麗でないのもマイナスポイント。今回結局娘はプールより海が良かったみたいで、結果論ではあるがそれなら海がキレイやところのほうが良かったかなぁ、とも。
このホテルがタモンにあれば最高なんですがねぇ。世の中難しいものです。
ま、もう少し娘が大きくなればウォーターパークとかマリンアクティビティとか遊びの幅が広がるだろうから、そのときはまたこちらへ再訪してみたいと思います。