たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

インドネシア旅行記(6):ワヒド ボロブドゥールに宿泊

ボロブドゥールではワヒド ボロブドゥール -Wahid Borobudur-に宿泊した。

ボロブドゥールは小さなホテルが多く、遺跡内にあってサンライズツアー向きだった「マノハラホテル」が無期限休業になってしまったので選びどころがわからなかったのだが、今のサンライズツアーが遺跡西側の「マノハラレスト」が起終点のようだったので、マノハラレストや飲食店が集まるエリアに位置し、予約サイトの表かも高いワヒド ボロブドゥールをチョイスした。

予約サイトから4000円ほどで予約。これで朝食付きなのでお得である。

コンパクトでお洒落なホテル

バスターミナルを降り、飲食店などが集まる通りをしばらく歩き、脇道に入ると、

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…舗装されているんだからされていないんだか良く分からない道に入る。

上半身裸の子が遊んでいたり、ニワトリが悠然と歩いていたり…こんなところにホテルあるのかと思うくらいだが、ほどなくホテルに到着。

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ちょっと埃っぽい外観ではあったが、レンガ造りのホテルはとてもお洒落でリゾート気分。 流暢な英語を話すスタッフさんの案内で部屋へ。

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部屋に入ると、大きなダブルベッドが1台。広々として寝心地が良いが、ベッドサイトにコンセントがなかったのが最近のスマホ時代にはちょっと使いづらかったかな。

床はコンクリート、長机と椅子が一脚だけというシンプルな内装だが、それがとても良い。

ミネラルウォーターが2本完備していたし、Wi-Fiもそこそこ早く、必要なものはみな揃っていた。

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安い部屋だったので、入り口すぐ脇の通路沿いの部屋だったので外から丸見えであった。

まあ、部屋数が少ない上に今日は泊まっている客もそんなにいないようだったので、全く気にならなかった。 ただ部屋のカギの立て付けが悪く、なかなか閉まらなかったのは防犯上ちと心配ではあったが。

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このホテルで唯一ビミョーだなぁと思ったのがこのトイレ。自分の大っ嫌いなシャワーを浴びるとトイレがビショビショになってしまうタイプであった。ただ、ボロブドゥールのこのレベルのホテルは調べてみるとみなこのタイプで、こればっかりはどうしようもなかった。

もっとも、トイレとシャワーの場所が結構離れていたので、そこまでビショビショになることもなかったけど。

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よく予約サイトで出てくるプール。そこまで広くもなく、誰も泳いでなかったけど、あるかないかだけでも雰囲気がだいぶ違う。 水に手をつけると、ぬるめであったが、とても気持ちよかった。

「Dapoer Gending」でお手軽夕食

結局この日は昼食を食べそびれてしまったので、何はともあれ何か夕食を食べたい。 夕食はついてないので、ちょっと部屋で休んだ後、先ほどの道を戻ってメインストリートへ。

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夕暮れ迫るボロブドゥールにライトアップされるホテルはますますお洒落。

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国際的な観光地なだけあって外国人もちらほら歩く通りは、夜でも賑やか。

それでいて観光客向けのスレた店など全くなく、地元感豊かなこの通りを歩くのはなかなか楽しい。

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その中で開放的な造りで看板にメニューの写真が掲げられて入りやすかった「Dapoer Gending」と言うお店に入る。 英語のメニューもあり、観光客も多く来るようだ。 その中からナシゴレンをチョイス。油控えめでそれほど辛くもなくナチュラルな味つけが、旅行者には大変ありがたい。

それでいて値段がむちゃくちゃ安い!飲み物込みで20000ルピアもしなかった。なんと良心的な値段なんだろう。 大満足な夕食であった。

ボロブドゥール、とても良い街だな。いつまでもこの雰囲気を保ってほしい。

平成最後の日をこのホテルで過ごす

外の屋台でサテーを買って、コンビニでデザートを買ってホテルへ帰還。

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明日の朝食を食べられるオープンエアのロビーに、ライトアップされたプールを眺めながらひと時を過ごす。 慌ただしい日常から離れた時間を遠く離れた外国で過ごす。これは最高の贅沢だね。

そして、この日が特別なのは、2019年4月30日、そう平成最後の日なのだ。

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宿泊したホテルは、確かNHKが映らなかったが、今日はさすがにニュースでは平成最後の日であることをひっきりなしに流していた。

そして、夜10時。

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時差が2時間あるので、日本では令和になってもこちらではまだ平成なのがちょっと面白いが、テレビを通じて改元の瞬間を立ち合うことができた。これはこれで思い出深い。

自分は昭和から平成への改元を知る世代だが、昭和天皇崩御の瞬間のNHKの映像はYouTubeで見る前から目に焼き付いて離れなかったし、ちょうど中学受験の頃であったが翌日塾へ行くと職員までが喪章をつけているという異様な雰囲気だったのを今でも覚えている。

それを比較すると、今回、祝賀ムードで改元を迎えるというのは、本当に素晴らしいことだ。

令和初日の朝ごはん

翌5月1日、朝から素晴らしい天気の中、ホテルで朝食を取る。 朝食はインドネシア料理やアメリカンブレックファストから1品を選ぶ。ちょっと考えたのだが、ナシゴレンを注文。 昨日も食べたのだけど…。

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キラキラと輝くプールを見ながら、ナシゴレンの朝食を食べる。 昨晩のナシゴレンとはまた違った上品な味で、これはこれで美味しくいただいた。

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部屋に戻ると、新しい天皇陛下の儀式が中継されていた。時代が変わったのだね…。

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そんな感じで、朝9時前にチェックアウト。

シンプルだけど必要十分な快適な滞在ができ、満足だった。何より、メインストリートにほど近く、バスターミナルにも徒歩で行けるのがいろいろと便利。おすすめのホテルだと思います。

さて、次回はボロブドゥールサンライズを振り返ろうと思います。