たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

祇園祭・神輿洗式と舞踊奉納を見学 / 2025.07 祇園祭旅行(1)

今回の大阪出張は7月10日~11日の1泊2日。ちょうど7月10日は祇園祭神輿洗の日である。昨年は28日の神輿洗に行ったが10日の神輿洗はまだ見たことがないのでラッキーだ。

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ということで大阪での仕事を終え、ダッシュで京都へ向かいます。

大松明と中御座神輿が八坂神社から四条大橋

大阪から京都は近そうで遠く、京阪で祇󠄀園四条駅に着いたのは19時半になっていた。

既に16時頃から行われているお迎え提灯は八坂神社に到着しているし、19時頃から始まる大松明の道調べの儀もすでに四条大橋を後に八坂神社へ戻って行ってしまったようだ。まあ仕事だからしょうがないのだが、残念。

このまま四条大橋の交差点で神輿洗を待とうかと思ったのだが、まだ20時からの神輿洗まで時間があるのでいったん八坂神社へ行くことにした。

八坂神社の石段下。まだ観客は少なく、東山通は通行規制もかかってなかった。交差点の北側で神輿洗の列を待つことにした。

20時少し前、東山通も通行止めとなり、まずは先導する宮本組がやってきた。宮本組の皆さんのご尽力には頭が下がる思いだ。

続いて大松明がやってきた。28日の神輿洗では大松明は道調べの儀のときだけだった記憶があるが、10日の神輿洗では神輿の前後で松明も帯同するようだ。

10日も28日も、大松明から火を移した小松明が中御座神輿の前後に帯同するようです。昨年の神輿洗をちゃんと見てなかったです(2025.08.13追記)

そして中御座神輿が四若神輿会の奉仕で四条通へやってきた。1年ぶりの神輿の姿に嬉しくなる。ほいっとー、ほいっと!

神輿を挟むように帯同する大松明が最後に四条大橋へ向かう。自分もあとをつけていった。

八坂神社石段下は結構人が集まっていたが、四条通を歩くと人がほとんどいない場所もあった。今年は平日なので、昨年28日の神輿洗よりも人が少なかった気がする。祇園という土地柄外国人はそれでも多かったけど、地元のお祭りといった感じがあって良かったな。

中御座神輿が四条大橋へ。四条大橋の上で、朝鴨川の水を汲み上げた神用水を神輿に振りかけて清める。神用水にかかると1年間無病息災で過ごせるということなのだが、四条大橋四条大橋東詰の交差点は一方通行で立ち止まりは許されず、遠くから眺めるのが精いっぱいで水などかかってきそうにない。人もものすごかったので、横断歩道から1枚だけ写真に収めて八坂神社へ戻ることにする。

八坂神社石段下で神輿をおむかえ

再び八坂神社石段下へ。

石段下には先ほどまでお迎え提灯行列を済ませた子供たちが一列に並んで神輿の到着を待っている。まさに町の皆での「おむかえ」である。これはジーンとしたなぁ。28日にはなかったので、見れて嬉しい。

20:30過ぎ、まずは先導する宮本組の皆さんが戻ってきた。

続いて四若神輿会の輿丁が中御座神輿を引き連れて戻ってきた。祇園の交差点を大きく回るように曲がっていったので、北側にいた自分の目の前を神輿が通り過ぎていく。この迫力と熱気がすごい。神輿はいくら写真や映像で共有してもこの熱気は現地に行かないとわからない。

大松明が最後にやってきて、石段下で中御座神輿を勇壮に差し上げ。ほいっとーほいっと!!

舞殿に中御座神輿を納める

中御座神輿は南楼門から境内に入る。自分は西楼門から先んじて境内へ。昨年は授与所の前で見てたが、本殿の裏を通れば東側から見れることがわかったので今年はぐるっと回った東側から神輿の到着を待つことにした。

まずは大松明、続いてお迎え提灯行列に帯同した子供たちがやってきた。夕方からずっと出ずっぱりで大変だが子供たちのお役目はまだまだある。

舞殿前を一周し、中御座神輿は舞殿へ。東御座、西御座、東若御座神輿は既に飾り付けを終えており、中御座神輿もただちに飾り付けが行われる。舞殿の明かりに輝く神輿は綺麗だなぁ。

舞踊奉納のすばらしさに感動

中御座神輿が納まったのが21:15過ぎ。神輿洗はこれで終わりなのだが、行事はまだある。このあと、境内で祇園万灯会の子供たちによる舞踊奉納が行われるのだ。

まずは舞殿と南楼門の間で鷺踊が披露される。鷺踊はかつて鷺舞として長き歴史があったようだが、一時期すたれていて今は津和野の弥栄神社で継承されていた鷺舞を逆輸入する形で披露されている。演じるのは小学生から中学生の女の子だそうで、帯同する赤熊はそれよりも小さい保育園くらいの子たちだ。赤熊が自由奔放に動き回ってなかなかかわいい。

ラッキーなことに最前列でこの鷺踊を見ることができた。西側は開放が一歩遅れていたので、舞踊奉納を見るのであれば神輿洗は東側で見るのがマストだ。

鷺踊、見ての通り奇抜ともいえる格好でそれが面白いなと思ってた程度なのだが、舞踊が始まってみると、女の子の真剣なまなざしと立派な演技にものすごく感動した。こんな神聖な舞踊があるだろうか。素晴らしかった。

そこに花を添える?フリーダムな赤熊たちの動きがまたかわいくて良かった。いやあ、実によいものを見させていただきました。大満足です。

続いては能舞台小町踊が披露される。鷺踊を最前列で見てしまうと、能舞台は最前列では見れない。ただ上手側の最前列はキープすることができた。

小町踊は先ほど鷺踊を演じる子たちと同じかちょっと上の子供たちが演じていて、小太鼓をたたきながら、大人らしい優雅な演舞が印象的だった。

そして最後は祇園まつり音頭で締めである。

祇園祭音頭は島倉千代子の曲だそうで、昭和テイストのちょっと懐かしい音楽に合わせて小さな女の子が一所懸命に踊ってた。この振付がまた可愛らしくて良い。京都の奥深さを改めて感じました。そして女の子たちは酷暑の中で出ずっぱりで22時前でだというのに、そんなことを微塵も感じさせない演舞は素晴らしかった。本当にお疲れ様でした。

舞踊奉納の模様は動画でも紹介してますので、ぜひこちらも見てください。

舞踊奉納がすべて終わったのが21:50。神輿洗が21:15過ぎまでかかっていたので22時過ぎるんじゃないかと思ってたが、舞踊奉納自体は30分程度だった。28日の神輿洗ももちろん良かったけど、今から始まる期待感があふれる10日の神輿洗、そして舞踊奉納が本当良くて、ラッキーなことに出張に絡めてこれで良かったです。

まだ飾り付けが続く舞殿を観ながら、大急ぎで四条通を歩いて阪急河原町22:02発京都線準特急で淡路乗換で南方へ行き、新大阪のSARASA HOTELへ向かった。

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これを逃すと淡路での接続が悪くてホテルの到着が23時半近くになってしまうので、この列車に乗れたのは良かった。が、なんか理由作って京都泊にしとけばよかったなぁ。

さて、いよいよ今年も祇園祭の季節だ。今年もぜひ可能な限り行事を見て回りたいと思います。