たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

松原通を行く日和神楽に京都の原風景を思う / 2025.07 祇園祭旅行(5)

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の続き。12日の前祭の曳き初めを終えて東京に戻ったばかりであるが、なんと17日から18日まで大阪での仕事が入った。

17日・神幸祭にあわせて京都へ

今回のコアタイムは17日の午前と18日の夕方だけというなんともゆるゆるな行程である。まあ日中の空き時間はリモートワークをしなければならないだろうから遊んでばっかりというわけにはいかないが、ラッキーなことに17日夕方から始まる神幸祭・神輿渡御が2年ぶりに観れそうだ。今年は神輿渡御そのものは観れないと思ってたのでこれは嬉しい。

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ただネックなのは神輿渡御が終わるのが遅いこと。10日の神輿洗で大阪に戻ったのが面倒くさかったのでなんとかして京都に泊まりたいのだが、17-18日と出張だと17日は会社手配になるので、なんと理由をつけて京都に泊まればよいか…と悩んでいたところ、16日に会社主催の懇親会が入った。20時過ぎに東京を出るので、大阪は遠いのでという口実?で京都まで行って前泊、翌日は連泊という理由で京都に宿泊することにした。今のところ何も突っ込まれてないのできっと大丈夫でしょう…苦笑

そんなわけで、一体大阪に仕事へ行ったのか祇園祭を観に行ったのかどっちがメインだかわからない出張の始まりです(笑)

新幹線で京都へ、そして松原通

7月16日。20時過ぎまで懇親会に出て慌ただしく東京駅へ。東京20:39発のぞみ93号に乗車する。

のぞみグリーン早特3でグリーン車である。のぞみのグリーン早特は5月に値上げし、普通車よりも2000円くらい高くなってしまったが、2000円くらいならグリーン車でのんびり行きたい。東海道新幹線では最近グリーン車ばっかり乗ってて贅沢病だよな。

この日は静岡付近で雨が降っており、線状降水帯に遭遇した悪夢もよぎるが、幸い何事もなく22:49京都着。新大阪まで行くことなどもちろんしません(苦笑)

今日は直ちに地下鉄烏丸線に乗り込み、1駅先の五条駅へ。向かったのはこちら。

松原通である。

今日16日は前祭の宵山であるが、すでに時刻は23時であり宵山は終わってしまっている。ただ、宵山後に各山鉾町から翌朝の晴天を願い、御囃子を奏でながら屋台を四条寺町の御旅所へ(長刀鉾は八坂神社へ)練り歩く日和神楽が行われており、一部の山鉾町は、かつて山鉾巡行のルートであった松原通を通るのである。地元京都の雰囲気を色濃く残す行事であるが、初めて宵山へ行った2年前はそんなことがあることすらわかっておらず疲れてホテルへ行ってしまったので、今回ぜひ見てみたかったのだ。

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さてその松原通であるが、観光客の姿はほぼ皆無。地元の人たちが外へ出て、御囃子が来るのを待っていた。特に年配のご婦人が外で静かに待っている、京都の地元の風景は、グッとくるものを感じました。今や外国人ばかりの京都でこんな日常がまだ残っているとは。

日和神楽の御囃子に聞き入る

松原通を東へ進むと、休憩している船鉾の姿が見えてきた。ここで後から来た岩戸山を先に通すようだ。

多少は外国人を含む観光客もいたが、ほとんどが松原通の地元の人。山鉾こそこなくなったがここが八坂神社の氏子地域の南端に位置し、日和神楽が来るのは大きな楽しみの一つなのだろう。御囃子の音色がまた良いんだなぁ。

続いて休憩を終えた船鉾の日和神楽が進む。夜も更けた松原通に明るく輝く屋台がまた幻想的で良いなぁ。大昔、山鉾巡行で賑わった姿がよみがえるような思いになる。

そしてしんがり函谷鉾である。

鉾町が近づき、御囃子もより盛り上がってるように聞こえた。

函谷鉾は途中の高倉松原で高倉通に入る。高倉通松原通よりもさらに狭く、観光客の姿も全くないが、この先のホテル日航プリンセス京都での御囃子は多くの観光客が出迎えてるそうだ。自分はここまで。

ここまでの3つの鉾町の日和神楽を動画で撮ったのでこちらもぜひご覧ください。

松原通の日和神楽を終えて

いやあ、本当に良いものを見せてもらった。宵山と同じ夜とは思えない。賑やかな四条通からちょっと南に行くだけでこんな京都の地元の風景に出会えるとは感動である。

オーバーツーリズムで外国人に支配されたかのように報道されるけど、まだまだ探せばこういう地元感あふれる行事や場所はあるわけで、日本人なんだからこういう行事を大事にしていかないといけないのではと思った。と同時に、地元の人たちに感謝し、邪魔にならないように見学していかねばというのを強く感じました。

残念ながら翌17日の山鉾巡行は大雨に見舞われてしまったが、この日和神楽、いつまでもこの雰囲気を保ってほしいものだ。

さて、もう日付も変わってしまうのでホテルへ急ぐことにしよう。