台北車站近くの台北地下街で土産物をちょっと探した後、再びMRT板南線に乗り、忠孝復興駅で乗り換え。
忠孝復興駅名物、地下1階から3階へ直通する長いエスカレーター。 壁面は爽健美茶の全面広告。日本にいるのとなんら変わらない気がするが、台湾では昨年発売され、大人気だそうだ。
MRT文湖線に乗り換え、六張犁站で下車。
台北101とバイクという、全く趣の異なるものが妙にマッチするのが台北の魅力だと思う。
基隆路を北上すること7,8分ほど行くと、目的地の明月湯包へ着く。
ここは最近日本人の間でも有名になった小籠包の店。 台北の小籠包といえば鼎泰豊、あるいは京鼎楼が有名どころであるが、私は2度ずつ行ったことがあり、今回は新規開拓ということでちょっと中心部から外れているがやってきた。
小さな街の食堂という感じの本店。 日本人が多数であったが、地元の人も食べていて、観光客ばかりの鼎泰豊とかとはちょっと違う。 とはいえ、今は厨房は小綺麗な支店にあるらしく、ここで小籠包は作ってないようだった。 さてさて…。
じゃじゃん。美味しそう…。
鮭の炒飯。台北で鮭は珍しいと思うが、パサパサとした食感は軽く、結構量が多いにも関わらず一気に食べられた。
空心菜の炒め。ニンニクが効いているが台湾料理らしくあっさりした味わいでこれも美味しい。
さて、小籠包であります。 ここは鼎泰豊や京鼎楼が10個なのと異なり、8個120元とおひとり様にはちょうどいいボリューム。 皮はほどよい薄さで、スープは非常にあっさりしてそれでいて肉の味わいが絶妙。 熱くもなくぬるくもなくちょうど良い感じ。
全体的に特筆すべきポイントはなかったが総合的にいい味を出していると思う。 美味しく頂きました。満足です。
すぐ近くの路地裏にある支店は一転してモダンなデザイン。 席数も多いので日本人グループだったらこっちの方がいいかと思うが、私個人は古びた本店の方がオススメである。
さて時刻は14時少し前。お口直しといきましょう。
やってきたのは永康街。 永康街とくればここしかないでしょう…。
昨年出張に行った時は突然の閉店で行けなかった冰館。 その影響は永康街全体の売上減にまで響いたようで、復活を望む多くの声にこたえ、昨年6月に永康15という名前で再オープンしたのである。
名前こそ変わったが、場所や雰囲気は前と全く変わらない。
今年はマンゴーの生育が遅く、GWだと食べられないのでは…という話もあったのだが、行ってみるとマンゴーかき氷がっ!
ということでNo1人気の新鮮綜合水果冰にてマンゴー、そしてイチゴ、キウイの味を堪能。 やっぱりここのかき氷は最高だね!
ここにも震災のお見舞いの言葉が。 「地理的条件が似ている台湾にあって苦難は察するに余りある」って、これまで台湾の苦難を日本人は察してきただろうか…。
さて、時刻は14時20分。段々残り時間も少なくなってきたので先に進みましょう。