香港へ入国し、久々にエアポートエクスプレスに乗る。
9ヶ月ぶりの尖沙咀は相変わらずの賑わい。幸い雨はやんでいたが、やはり8月の香港は蒸し暑い…。
早速食事ということで向かったところはこちら。
「廣東焼味餐廳」は広東式バーベキューで有名な香港名物の茶餐廳。
香港政府観光局のフリーペーパー、香港Expressの第6号(2006年6/7月号)の茶餐廳特集で美味しそうなぶっかけごはんの写真を見て以来、一度食べてみたいと思っていた。
実は前回の香港でも狙っていたのだが果たせず、ようやくリベンジである。
昼のピークは過ぎていたが結構混んでいて、至極当然の如く相席となる。窮屈だが、1人でも気軽に食べられるのは大変ありがたい。
香港Expressに載っていた「猪青叉焼双口併飯(チャーシューと豚ほほ肉のせごはん)」を注文する。
これが美味しい。写真を見る限り硬くて濃い味のように思えるが、実にサクサクしているし、意外にあっさりしていて臭みもなく、ぺろっとたいらげることのできるちょうど良い量もグッド。
こういうB級グルメが最高ですね。
満足して店を後にし、次に向かったのはスターフェリーピア。
昨年はここまで来ながらスターフェリーに乗らなかったので、今回は何はともあれ乗ろうと思う。…が、あまりに暑いので反射的に許留山に入ってマンゴージュースを注文。
それほど冷えてなかったのが残念だがマンゴーがゴロゴロと入っていて結構美味しかった。
さてスターフェリーです。
奮発?して1等に乗ってみた。冷房が涼しくてほっと一息。
乗ってしまえばわずか6分。あいにくの曇り空だし旅程変更で夜景を眺めることができないのは残念ではあるが、やはり香港のビル群はフェリーから眺めるのが一番であり、ショートクルーズを堪能した。
新装のピアから、上環のフェリーターミナルへ向かう。
IFCビルを経由し、ペデストリアンデッキで歩いていくことができるが、結構遠くて15分くらいかかった。香港の交通は便利そうに見えてこういうところが抜けてるよなあ。
意外に香港で時間を使ってしまったので急ぎ足でフェリーターミナルへ向かう。
地球の歩き方では30分前に購入要とあったが、15分後の便を買うことができた。
急いで出国し搭乗口へ向かう。
このあたりヒコーキと違って柔軟なのはありがたい。
出国審査はガラガラであったが、マカオ行フェリーは結構乗客がいた。
普通席はそれほど広くはないが、ヒコーキと違って写真は撮り放題だし、通路を歩いても問題ないので気分が楽である。
ただしこの船、乗船時にエラく揺れる。動き出してしまえばそれほどではないのだが、慣れない人はすぐ酔ってしまいそうだ。
自分もガイドブックを見ていたら気分が悪くなったので、ずっと寝てすごした。
寝てしまえば1時間はあっという間。16時少し過ぎにマカオフェリーターミナルへ到着。
入国審査はそれほど時間はかからず、すぐに外に出れた。
いよいよ、念願のマカオである!長い道のりであった。
外へ出てホテルのバスを探すが乗り場が見当たらなかったので、とりあえずタクシーに乗ってホテルへ向かう。初乗り13MOPなので安いのがありがたい。
道の風景はまだ香港あたりとそう変わらず、ところどころに見える巨大なカジノが異様な雰囲気で、マカオの印象がつかめないままホテルへ。
さて、マカオというのは実際はどのようなところなのか。