箱根登山鉄道に一駅乗り、強羅駅へ。 そこからほど近い強羅公園が次の目的地である。
箱根の観光 箱根強羅公園 (季節の花、点茶体験、陶芸・吹きガラス体験、植物館)
今年開園100周年を迎えたフランス式庭園の歴史ある園内は噴水や植物園など、季節が合えば花の美しさを楽しめるのだろうが、冬の今は格別素晴らしくはない。
まずは腹ごしらえ…ということで、噴水にほど近い「Cafe Pic」に入る。
落ち着いた雰囲気の小奇麗なカフェで、客は女性が大半であった。 ここでこのカフェ名物の開園当時のメニューを再現したという強羅園カレー、娘はピザとかぼちゃスープを食べる。 強羅園カレーは具がごろごろしていてなかなか美味しかったが、ちょっとボリュームが足らんな…(苦笑)
さてこの公園は自然を楽しむだけでなく、体験工房「クラフトハウス」が併設されており、いろんな工作をすることが出来る。
中には陶芸ろくろや吹きガラスまでできる人気の場所だ。 工作大好きな娘にはちょうど良いだろう。
店内に入ると、陶芸や吹きガラスは2時間待ち!とかになっておりとても体験できそうになかったが、ドライフラワーはすぐ体験できるということでまずこれにチャレンジしてみることにした。
が、よりによって娘は一番高いプリザーブドフラワーを選択…もっと安くても良いのにorz
予め用意されたフラワーを差すだけなので30分もせずに完成。 センスが問われるが娘はなかなか上手にまとめたのではないかと思う。 娘はこれだけでは飽き足らず、隣のとんぼ玉工作堂でとんぼ玉も体験。
ガラスの棒をバーナーで溶かし、丸い球を作っていく。 溶かした時は濁った色をした玉も、冷えると綺麗な水色になるのは不思議なものだ。 しかし、この冷やすのに1時間近くかかるので、段々時間がなくなって来た…。
とんぼ玉にビーズを一緒につけてネックレスを作ることにしたが、このビーズの単価が恐ろしく高い! 娘が高いものばかりつけようとするから「もっと安いのにしなさい!」と怒って前で制作をしていた若い女性たちにクスクスされてしまったよ…orz
結局全部出来たのは16時少し前。帰りはLSEで帰ろうと箱根湯本15:48発のロマンスカーを予約していたのだが、全く間に合いませんでしたわ(苦笑)
結局このネックレスの製作費は6000円也(泣) まあ、誕生日プレゼントと思えば良いか…大事にするんだよ。
小走りで強羅駅に戻り、16:08発の電車で箱根湯本へ向かう。 帰りも何とか座れたので一安心。 相模湾を遠くに望む夕暮れがとても綺麗だった。
箱根湯本からは17:04発のメトロはこね24号で大手町へ向かうことにした。 自分たちのような東京東部住民には便利な存在である。 車両も新鋭MSEではあるが、個人的には椅子が固いのでEXEやLSEのほうが好きだな。
娘はあっという間に夢の世界へ…。
代々木上原から千代田線に入り、18:54大手町着。 箱根から一気に会社の真下で降りるとちょっと興ざめだけど…(笑)
ここで大阪から帰京してきた嫁と息子と合流して一緒に帰宅するも…久々の再会に子どもたちが嬉しすぎてうるさいのなんの(泣)。合流しなきゃよかった(苦笑)
というわけで慌しい1日であったが、とても楽しく充実した1日であった。 普段怒りっぱなしの娘とも久々に仲良く出来たし。
しかし彫刻の森美術館と強羅公園だけでいっぱいいっぱいなのに、箱根フリーパスで芦ノ湖まで日帰りする人は一体どういうスケジュールを組むんだろうね。
まだまだ箱根は行ったことのないエリアが多いのでまた行きたいと思う。
(おしまい)