たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

富士登山記2013(6):epilogue

今日の五合目からは山頂方面も時折望むことが出来た。

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お土産を急いで買い、11:40発のバスに乗る。

結構並んでいたが、観光バスタイプだったので補助いすも使って全員座るも、積み残しは出ていた模様。もう少し輸送力を増やしてくれないものですかね。

最初は賑やかだったバス車内も、皆疲れていたのか静かに…。

自分もうとうとしていたが、気になるのはこの後の行動。

今日は可能であれば娘の学童の迎えに行ける18時までに帰りたかったのだが、何しろ疲れているし砂、そして予想ほどではなかったにしろ汗で体は汚いので、お風呂に入りたかった。

が、このエリアの温泉で駅近なところは少ない。

最初はこのバスで富士山駅に行き、ふじやま温泉に行こうと思ったのだが、富士山駅での無料バスとの接続は5分しかないのに、このバスは10分遅れで出発したので間に合わなさそうだ。

じゃあ去年行った葭池温泉がいいかなと思ったのだが、ちょうど普通列車がない時間で予想以上に時間を食ってしまい18時までに帰れなくなる。

そうすると河口湖駅で降りてレトロバスに乗り、温泉からはタクシーで駅まで行くか…と思っていろいろ調べていると、今日8月19日はふじやま温泉は休日扱いで500円高く、フリー乗車券で200円引きになっても1800円ということが判明。

電車や登山バスは平日ダイヤのくせにそりゃないだろう…>富士急

実は北麓駐車場バス停が一番ふじやま温泉に近く歩けそうなので一瞬降りようかと思ったが、補助いす客も含めて全員寝ているので簡単には降りられなさそう…なうちに降車なしということで通過になってしまった。

うーむ。

結局定刻より10分遅れて河口湖駅に到着。このまま富士山駅に行っても仕方がないので降りる。

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と、ふと駅前を見ると風呂の文字が…。

温泉ではないだろうが、まあここでいいやと向かうことにした。

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河口湖ステーションインの4階展望風呂はわずか600円だが、今日は見えなかったが富士山を眼の前に望めることができ、お風呂も気持ち良かった。

外国人向けの安価な宿という感じの小さな駅前ホテルで、エレベータも髭そりのような小物もなかったが、お風呂に入れればそれで十分。ゆったりと登山の疲れをいやした。

温泉にこだわらなければここはオススメです。

そんなわけで値段も時間も節約できたので、河口湖駅のカフェで冷やし吉田うどんで昼食。

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冷やしは肉も入ってなかったが、強いコシのあるうどんは美味しかった。

そしてセルフの水が無料というのは富士山では考えられない!美味しくおかわりしました(笑)

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河口湖駅13:52発の富士登山電車に乗る。

元京王の5000系を大幅にリニューアルした電車で、デザイナーはJR九州で有名な水戸岡鋭冶氏である。

英文字ロゴを駆使した氏のデザインは自分は嫌いなのだが、この電車に限って言えば木を中心とした内装は見事だし、外装もシックな色合いが良いと思う。

200円の整理券が必要だが、かなりくたびれた感のあるフジサン特急よりも乗り得なのではないかな。

アテンダントの方も飽きさせない工夫をしてくれていたし、楽しい列車であった。

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本当はこの先に富士山が見えるのだが、裾野が見えただけであった。

14:46に大月に到着し、急いで橋を渡って向かった最後のランナーは…。

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14:48発立川行はもちろん(笑)115系の6両である。

山スカでないのが残念だが、これは外せません。

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中央線の115系定期列車最東端である立川までMT54のモーター音を堪能。富士登山、そして1日長かったお盆休みもおしまいである。

立川からは中央快速のE233系に乗り一気に日常モードへ。

総武線新小岩での人身事故で止まってしまい御茶ノ水で少し足止めを食らったが、無事17時半に家に着き、着替えて娘の学童迎えに間に合いました。

ということで…

ここ1年の大きな目標であった富士登山を理想的な形で終えることができ、まずは満足です。

お鉢巡りも剣ヶ峰登頂もやってしまったので、富士山は次どうしようかなという感じだが、すっかり見せられた山の世界はこれで終わりにすることなく、せっかく用具も買ったのでこれからもちょくちょく出かけたいなぁと思います。

またなんだかんだ言って富士山もきっと来年行くんじゃないかな。

なので、本タイトルには2013を入れておきました(笑)

素晴らしい体験をさせてもらった富士山に感謝!

(おわり)