たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

NH861便で14年ぶりに日帰りソウル旅 / 2024.10 ソウル日帰り旅行(1)

10月20日(日)、日帰り(笑)で14年ぶりにソウルへ行ってきました。

ソウル歴史博物館 ソウル地下鉄開通50周年特別展「ソウルの地下鉄」

9月に京都へ日帰りで行って、しばらくはどこにも行かないで…と思ってたのに、10月に入ってソウル歴史博物館ソウル地下鉄特別展のツイートがまるで全通勤電車ファンが訪れているかのごとくやたら目につき、みな絶賛していたのでどうしても行きたくなってきた(苦笑)

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韓国、ソウルは2010年に訪れて以来もう14年も行っておらず、長らく冷え込んでいた日韓関係も改善の兆しがある中で、一度行ってみるのも面白いなと思って日帰りで行けないか考えてみることにした。

ただこの特別展は11月3日までであり、ただでさえ混んでいる上に秋の行楽シーズン真っ只中の東京~ソウル線で特典航空券など普通に検索しても空いているわけはないのだが、ANAの場合、特典航空券の空席待ちは2週間前までであり、それ以降はキャンセルが出ても空席待ちに落ちないので、4日前までの発券期限までの間検索をかけるとちょこちょこ空きが出てきていたので空きが出ないかこまめにサイトを検索してみることにした。

ただ日帰りに持って来いな羽田8:40発金浦行NH861便、金浦19:55発羽田行NH868便の片方はそこそこ空きが出てくるのだが往復同時に空きが出てくるタイミングが全然なかった。じゃあ成田~仁川線は?と思うのだが、ANAの特典航空券予約サイトでは自社便優遇で他社路線は空席があってもたまにしか検索結果に出してこない。満席ならわかるのだが、空席があっても検索結果に出さないのは行けてないロジックだよな…。同条件で再検索しただけで出てこなくなったりするのは本当に行けてない。

何度か(20回に1回くらい)仁川17:40発成田行のエチオピア航空ET672便が出てきたのだが、仁川17:40発だとさすがにちょっと早いし、アディスアベバからの経由便なので遅れて帰れなくなったらなぁと思ったところ、仁川18:30発成田行アシアナ航空OZ108便が検索結果に出てきたので、以下の日程で発券期限直前の5日前に予約した。

10/20(日) NH861 羽田(HND) 8:40→金浦(GMP)11:05 エコノミー
10/20(日) OZ108 仁川(ICN)18:30→成田(NRT)21:00 ビジネス
XX/XX(X) NH015 羽田(HND) 8:00→伊丹(ITM) 9:05 普通席

アシアナ航空の空席が出たといってもビジネスクラスだけだったので、短距離のソウル線では勿体ないのだが復路ビジネスクラスで合計22500マイルもかかってしまったが、直前にまずまず好スケジュールで日帰り予約できたのは上出来じゃないかと思う。

また、アシアナ航空を挟んだスターアライアンス特典航空券なので途中でストップオーバーできるので、本当は沖縄とか入れておくべきだろうが、絶対に1年以内に乗るであろう羽田~伊丹間を適当な日程で入れておいた。今回の燃油サーチャージ分が羽田~伊丹間の航空券代で相殺できたようなものなので、その点でもお得だったかなと思う。

ちなみに、特典航空券PLUSでいつでも取れると豪語しているJALは、確かに取れるのだが、往復エコノミーで8万マイルくらいかかっていた。いくら取れるって言っても8万マイルかかるならヨーロッパ行くわ。倍くらいならまだしも5倍はさすがにインフレ過ぎ。誰も使わんだろうこんな仕組み。JALは少しは考えてほしい。

そんなわけで14年ぶりの日帰りソウル旅行出発であります(14年前の記録はこちら

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羽田空港第2ターミナルANAラウンジで朝食

7時半前に羽田空港第2ターミナル国際線出発ロビーへ。

5月の香港以来、すでに4度目となる第2ターミナル国際線である。

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混んではいたけど、預入荷物もないのでとっとと出国してANAラウンジへ向かうことにする。

ANAラウンジも人は多かったが、それを上回る圧倒的な収容力で快適そのもの。せっかくなのでカレーをはじめとした朝食をここで食べる。沖縄より近いソウル線でこのラウンジが使えるのは贅沢だね。

NH861便エコノミーで関東平野の景色を堪能

時間になったので搭乗口へ。今日のNH861便の搭乗口は午前中だけ国際線にスライドしている68番ゲートなので、国内線に乗ってるような気分だ。

NH861便の機材はB767-300ER・JA626A号機。すっかり古参機となったB767である。5年前の香港以来だ。

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前日のWebチェックインでエコノミー最前列窓側のバルク席を確保。特典航空券利用の分際で最上席を確保できたのはラッキーだ。

B767-300ERは昔はWi-Fiサービスが使えたのだが、今は使えなくなったみたいでネットは使えませんというアナウンスが流れていた。まあ、ソウルまでは2時間半だし今日は休みなので使えなくても全く問題はない。

NH861便は定刻よりも早い8:38にドアクローズ、C滑走路から8:50に離陸した。

右側席だったので富士山は見えなかったが、ディズニーランドなど千葉県側の景色を一望でき、地元の自分としては楽しい。今日は曇りがちな天気ではあったが、関東平野を抜けるまでは雲にかからず景色を楽しむことができた。

14年前はこのあたりだけ雲にかかっていて見えなかった江戸川区から市川市中山競馬場あたりの景色。実はこの中に自分の家が写っていたりします(笑)

中川のぐねぐねした流れや外環の高架橋がはっきり見える。ソウル線の景色は楽しいね。

やがて雲に覆われてしまったが、北アルプスの山々は雲の上から稜線が顔を出し堂々たる眺めであった。

シーフードの特別機内食

このあたりで機内食である。短距離の羽田~金浦線はJALのエコノミーはよくわかんないパンに代わってしまったが、ANAは今でもしっかり機内食を出してくれる。ただJALは最近はお弁当に戻したみたいだけど。変な施策をして他社が追従せず元に戻すのはANAお家芸なんだけど、ソウル線の機内食に限っては立場が逆だね。

ただ今回の機内食はこの前香港行で食べたのと同じだったので、今回特別機内食のシーフードを事前に予約しておいた。

www.ana.co.jp

■マリネしたカジキのグリル トマトサフランライス添え
■スモークサーモン 小海老のマリネ
■ミックスサラダ
■ライロール
■フルーツ盛り合わせ

普通の機内食においてソウル線では省略されるパンがシーフードだと出てくるので、その点でもお得である。ただ、9月~11月のメインのカジキはトマトソースが濃すぎてそんなに美味しくなかったな。サーモンがメニューの時のほうが美味しそうだった。

福井上空から日本海に入るが、あっという間に韓国に入る。本当にソウルは近い。

ソウル市内を一望して金浦空港

やがてソウルが近づいてきた。右窓からはソウル市内が一望でき、それはそれはきれいな景色だった。やはりソウルは大都会だね。

富士山は見れないけど、ソウルの街並みが見れるという点では、右側席のほうが良かったみたい。何より、今日は天気良さそうでラッキーだ。

金浦空港へ着陸すべく右旋回しようとしたときに、派手な黒煙があがっていた。結構な火事だったんじゃないかと思うのだけど大丈夫だったのかしら。日本語では何も検索結果出てこなかったけど。

飛行に影響は全くなく、定刻より若干早い10:56にソウル金浦空港へ無事着陸。時差もないのは便利だね。

金浦空港の入国審査は先にJAL便は着いていたからか結構並んでいたが20分ほどで通過。14年ぶりのソウルへ入国です。しかし、ソウル本当に人気だよなぁ。若い日本人女性とか、台湾や香港に比べてやはり多い。個人的には理解できないけど…。

時刻は11時半前。あと7時間しかないのでとっとと市内へ移動することにしましょうか。

(つづく)