以前書いたように、本日をもって京浜東北線から209系が引退する。
大学時代に京浜東北線は使っていたので馴染みはあるが、当時は98年に引退した103系のほうが重要であって、103系を駆逐した209系にはとくに思い入れはないのだが、なくなるとなるとやはり今一度お名残り乗車はしてみたいと思っていたのだが、平日は時間がとれず結局最終日になってしまった。
最終日は葬式厨も多そうで（自分も人のこと言えないけど）あるが、ちょうど昼に都内に出る用があったので参戦することにする。
ちょうど都内に出る時間に南行が走るので、東京から品川まで乗ってみることにして東京駅で待つ。
定刻11:46より2分遅れて快速大船行がやってきた。
東京駅は4年前の113系に比べればそれほど人は多くなかったのだが、先頭車はヲタが集結していて見るからに息苦しそう。
自分が乗った前から2両目もなぜか車端部にヲタが集結し、録音やら写真撮影やら。ウザ…（人のことは言えないのだが）
しかし今回は年齢層低いな。やっぱこの世代の電車はアラサーじゃなくてもっとゆとり世代の人たちのものなんだな。
209系はその昔「走るンです」とも揶揄された新世代の電車ではあるが、方向幕が昔ながらの国鉄書体を踏襲していたのが個人的にはとても好きであった（E217系以降はフォントを変えてしまった）
そしてGTO-VVVFインバータの走行音も今となっては味があって好きであるが、どちらも今日が最後である（走行音は総武線や京葉線の500番代でまだ聞けるけど）
一部の車両は房総ローカルには転じるものの、方向幕はLEDになり、IGBT-VVVFへ更新されて音も変わってしまうので、個人的にはどうでもよい存在である。
そもそもそれによって113系が全廃されるわけで…。
品川では遅れは3分になり、被るはずだった東海道線上りがすでに行っていたので後追いで写真を撮ることができた。
聞くところによると夕方には遅れが10分以上となり、先頭車のヲタの惨状はさらにひどかったようだが…。
ま、何はともあれお疲れ様でした。
