たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ボストンの休日(2):フリーダムトレイル

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の続き。

ボストン観光でまず有名なのは、アメリカ建国の足跡を巡る「フリーダムトレイル」という赤い道。 我々もフリーダムトレイルに従ってブラブラと散策することにした。

フリーダムトレイルは全長4km。全区間歩くと結構な距離だが、クネクネしたルートなので実際の移動距離はそれほどでもなく、疲れたら途中で離脱すればよい。

ボストンが素晴らしいと思ったのは、街の機能がとてもコンパクトにまとまっていて、名所旧跡からビルのスカイラインまでが実によく調和していること。一見ごちゃごちゃしているがとても機能的で過ごしやすいようであった。

さて、スタート地点は金色に輝くドームが印象的なマサチューセッツ州議事堂新古典主義様式の建物はボストンのランドマーク。とても圧倒される。

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敷地内の桜が満開で、青空にピンクが好く映える。 再びお花見ができるとは思っていなかったので嬉しい。

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しかし、今日のボストンは春や初夏を通り越して夏の様相。 最高気温は85Fらしいが、摂氏だと32℃? 先週は最低気温が一桁とかいうときもあったみたいだったのでそれなりに長袖とか用意していたのだが、今日はTシャツ1枚でも十分。 こりゃ日焼けしちゃうなあ。何しに行ったんだとか言われそう…。

議事堂の眼の前に広がるのはボストンコモン。 街のど真ん中に広がる緑のオアシスは心が洗われる。 さすがボストン。ランナーがいっぱい。

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ボストンコモンのそばにあるパーク通り教会八角形の白い塔が印象的な美しい教会である。 このあたりは、アメリカ独立、奴隷制度撤廃、南北戦争等々、米国の歴史を勉強するのに最適な史跡が連続するのだが、特に世界史の苦手な自分はさっぱり…。 今回は出張前にそんな時間もなく特に何の予習もしてこなかったので地球の歩き方を見ても納得感がなく…。 やっぱり歴史は重要ですね。

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植民地市民の議論の場であったオールドサウス集会場は、元は礼拝堂でボストンで2番目に古い建物だそう。

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農家の納屋のような、ビル群の中では印象的な建物はオールドコーナー書店。 現在は宝石屋だそうだ。 このような建物がビル街のど真ん中に残っていて、それがそれほど奇異に感じられないのがボストンの魅力に思う。

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ビルに囲まれてしまったが威風堂々たるボストン最古の建物、旧州議事堂。 英国植民地政府が置かれており、また新政府誕生後の州政府が置かれ、ジョージワシントンが2階のバルコニーから手を振ったという。 また、眼の前の円形サークルはボストン虐殺事件の現場となった。 まさに歴史の舞台。

米国独立史は1度くらいは勉強したはずだが全然覚えてない…。 もう1度勉強しなきゃ。

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町の集会場として建てられた大きな建物、ファニュエルホールサミュエルアダムスの像。 しかし、今やサミュエルアダムスといえばビール。 非常にくせのあるほろ苦味であるが、全然飲めない自分ではあるが結構おいしいかなと感じた。暑かっただけかもしれないけど。

近くにあるクインシーマーケットはボストンで一番賑やかなマーケットプレイス。 大道芸のショーがあったり、様々なショップが立ち並び見ているだけで楽しいが、何と言っても時間はちょうど昼。 レストランに入ってほっと一息。

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さて、この後もフリーダムトレイルの散策は続きます。

高速道路上に作られた公園から、ボストンのスカイラインを一望する。 あたりは日光浴を楽しむ人でいっぱい。 なんと贅沢な休日なんでしょう…。

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ここからはノースエンド地区に入る。

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イタリア人街とも呼ばれるこの地区は、なるほど美味しそうで雰囲気のあるレストランが沢山。 今は昼を食べたばかりだけど、またゆっくりと食事を楽しみたいところ。

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そして何といっても楽しいのはどことなく下町のような気さくな感じのする街の雰囲気に、満開の花たち。うーん、最高です。

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ボストン最古の教会、オールドノース教会と、その裏手に広がる石畳で埋め尽くされた公園、ポール・リビア・モール。 噴水の水の音が涼しげだ。 ここまで来ると散策する人も少なくなり、あたりはとても静か。 こんなところに住んでみたいな…。

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独立戦争の激戦地だったコップルヒル墓地。 今や時の流れが止まったかのように感じる穏やかなところだ。 墓地からはチャールズ川を望むことができた。そのゆったりとした流れがまた素晴らしかった。

フリーダムトレイルはこの後チャールズ川を渡って更に北上するのであるが、我々の散策はこのくらいにして、ノースステーションから地下鉄に乗ることにした。

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ノースステーションから乗ったグリーンラインは、路面電車をそのまま地下化したような路線で、ホームは全く嵩上げされておらず、とても独特な雰囲気。 そして、米国最古の地下鉄といわれるだけあってとても古臭い。 でも単に古臭いだけでなくてとても情緒豊か。本数も多くて便利だし、なかなか楽しい地下鉄だった。

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やってきたのはボストンの商業の中心、バックベイ地区。 ここでお土産購入とします。

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ニューベリー通りは、シックな赤レンガの建物に様々なショップが入っていて、とてもファッショナブル。 あちこち店に立ち寄っていろいろ購入。 そして巨大コンプレックス、コープリープレイスへ行きここでもあれやこれや購入。 そして庶民派トレーダー・ジョーで会社向けチョコ土産をありったけ購入。 うーむ、カバンいっぱいで身動き取れません…。 今回は一体いくらお土産代に消えていくんだろうか…。

そんなこんなで買い物しまくった後、夕方のイベントへ続きます。