大阪と京都に出張する用ができた。
京都は最近公私ともに出かけてばかりであるが、大阪に出張の目的地として出かけるのは久々である。
台風21号でそもそも出張はどうなる?
今回は同行者がいるのだが、同僚だけなので現地集合にしてヒコーキにしようと思ったのだが、気になるのは
近畿地方を直撃予想だった台風21号。
出張日は台風一過の翌日になりそうなのは良かったのだが…
東海道新幹線の架線切れる 4日中の営業運転再開を断念
https://www.asahi.com/articles/ASL9461YFL94UTIL035.html
4日午後2時24分ごろ、東海道新幹線米原―京都間で停電が発生した。係員が確認したところ、京都市山科区付近で架線の一部が切れているのが見つかった。JR東海によると、現場近くで金属製の板が見つかっており、強風で飛来した板が電線を切断したらしい。
その後、名古屋―新大阪間の10カ所以上で飛来物や倒木が架線に引っかかっていることが確認されたことから、JR東海は同日中の通常の営業運転再開を断念。名古屋―新大阪間の運転を取りやめるとともに、東京―名古屋間の各駅に取り残された客を運ぶため、午後8時20分過ぎから上下それぞれ「のぞみ」1本、「こだま」2本ずつの救済用列車を運行させた。
関空に甚大な被害を及ぼした台風21号、まさか
東海道新幹線を終日運休に追い込むとは思いませんでしたわ。
ただ単に新幹線が前日運休するだけでは、翌朝は万全を期して飛行機で出張することにしました!と言えるメリットがあるなと思ったら、まさかの翌日営業見通し立たずとは…。
もし翌朝も新幹線が止まったり、ダイヤが大幅乱れていたら、そもそも出張中止になるはずでそれなのにヒコーキで自分だけ行っても仕方がないわけで(苦笑)
あ、そもそも出張先がいろいろバタバタしていて大丈夫なのかという心配もあったのだが、それは問題ありませんでした。
そんなわけで、同行者には翌朝始発で
東海道新幹線が動いてなかったら中止にしましょうということにした。
翌朝、気が気でなかったので朝5時過ぎに起きたら…
東海道新幹線が再開 台風21号、関空孤立客は船で輸送
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34996370V00C18A9CC0000/
JR東海は5日未明、台風21号の影響で運転を見合わせていた東海道新幹線について、始発から東京―新大阪間の全線で運行を再開すると発表した。強風で線路上に落ちた飛来物や倒木などを5日午前1時40分ごろまでに撤去。午前6時の始発までに復旧するメドが立ったという。
うーむ、10か所以上倒木がありながら、翌朝始発には復旧させる
JR東海の底力には脱帽ものである。
もっとも朝一の新幹線は相当な混雑だったらしく若干の遅れはあったようだが、無事出張決行であります。
ま、自分が使うのは新幹線ではないのですが(爆)
JL103便で大阪へ
打合せは午後からなのだが、特割の値段や交通乱れリスクを考え早めの便を取っていたので、そのまま6時前に家を出て、高速バスで
羽田空港へ。
前日欠航だったりしたからは出発ロビーは混んでいた。
保安検査を抜け、PowerLoungeでクロワッサンの朝ごはん。
これから乗り込む7:30発伊丹行のJL103便の機材は
B767-300ER・JA612J号機。
東京ディズニーリゾート35周年タイアップ機材の
JALセレブレーションエクスプレスである。
…が、この機材、もっとも東阪線の客層には不釣り合いだよなぁ。なんで
B767-300ERに塗ったんだろう。
今日は出発準備の関係で10分遅れとのことであるが、まずは飛ぶことが重要である。
新幹線を避けて来た人も多いのか、搭乗口付近は多くの人が集まっていた。
離陸後出てくるドリンク
カップもディズニー仕様だが、全くどうでも良いわ…。
大阪市内は、見た感じ台風の影響は全くなさそうであったが、出張先の建物は窓ガラスが割れたりしたらしい。
定刻より10分遅れのまま、
伊丹空港の14番ゲートに到着。
14番ゲートは移設した到着ロビーに近いのは良いのだが、到着客が飛行機を撮りづらい。
荷物返却場所から撮ろうとすると、窓ガラスが邪魔なのである。
せっかくのセレブレーションエクスプレス、どうでも良いっちゃ良いのだが写真くらい撮りたかったんだけどな…。
昼まではまだまだ時間があるので、過去何度かお世話になったビジネスコーナーに行こうと思ったら、いつの間にか閉鎖されていた。
電話会議とかするのに便利だったんだけどな。ラウンジ内だとなかなか長時間電話をするわけにはいかず、今後どこでやろうか考えないといけないな。
そんなわけで、ラウンジオーサカへ立ち寄り仕事を1時間半ほどこなす。
リムジンバスで
新大阪駅へ行き、新幹線組と合流して
お好み焼きの昼ご飯を食べて出張先へ。
一仕事を終えたら、今度は阪急で京都へ向かう。
阪急は普通に走っていたが、JRはまだまだ乱れていたようだ。
うめぞのCAFE & GALLARYでスイーツを堪能
15時過ぎに阪急烏丸に到着。
20日ぶりの京都は、9月だというのに真夏の日差しで暑かった。
次の目的地に行くまでに小一時間あったので、同僚の発案でスイーツを食べることにして、烏丸からほど近くの
うめぞのCAFE & GALLARYへ向かった。
味のある京町家を改装した店内はカジュアルな雰囲気。
人気の店だそうだが、平日の午後なので空いていた。
あんまり時間があるわけではなかったので、本当は暑かったのでかき氷を食べようと思っていたのだが、自分はすぐ食べれそうなアイスにチェンジ。
ところが、同僚はかき氷を注文。やるな…。
案の定、客が少ないにも関わらずなかなか出てこずやきもきするが、何とか出てきた。
もっとも、あと10分以内に食べないと遅刻してしまう(苦笑)
自分が頼んだ生麩のパフェ。生麩などめったに食べたことがない(というか、読めなかった(汗))のだが、冷たいアイスとの相性が絶妙で、とても美味しかった。
同僚が頼んだ宇治みるく志るこ白玉は、いかにも京都らしい大きな抹茶かき氷。
これを10分で食べきるのは相当大変かと思いきや、あっさり完食。素晴らしい。
そんなわけで、かなり慌ただしいスイーツタイムではあったが、一人で来る京都では絶対行くことのないところへ行くことができて良い経験になった。
さて、最後は小走りになったが次の訪問先へ向かい、いろいろと打合せを済ます。
終わった後はいつも通り鴨川沿いを散策。
夕方になると、ようやく少し秋らしい風情となった。
今日は同行者もいるので、ちょっと鴨川沿いの店を冷やかすが、平日と言うこともありものの見事に外国人ばかり。
もはや京都は外国人なしでは成り立たない街となったみたいだ。
復路は新幹線で
iPhoneの調子が悪く写真が撮れていないのだが、京都20:19発ののぞみ56号に乗車。
もうすっかり新幹線のダイヤは普段通りに戻っていた。
こののぞみ56号は東京までわずか2時間14分。さすがに新幹線は速いね。
慌ただしい2拠点出張ではあったが、無事に終わって何より。
ただ、まだ週の半ばなんだよなぁ…。