2015年08月22日

長野旅行記(1):発端

海の日3連休は長野へ行くことにした。

元々は、何かの漫画を読んだ娘が山に行きたいと言い出したのが発端である。
ただ、普通の電車で立つことすら嫌がる娘のことだから普通に山に連れて行ったら高尾山級でもブーブー言うことは目に見えているので、公共交通機関で行ける山はどうかと思い、ちょうど開業したばかりの北陸新幹線で立山黒部アルペンルートを巡るのはどうかというのを思いついた。
自分はかつて信濃大町から室堂まで往復したことはあるが、富山まで抜けたことのないのでその点でも都合が良い。

ところがいざ夏休みになると娘の学校や塾のスケジュールを考えるととてもではないが全区間を巡るのは無理だった。最近の小学生は時間ないよね。せいぜい日曜の午後出発して黒部ダム往復がいいところであった。
ということで当初の目的からは外れるが娘と嫁はアルペンルートを行くのは諦めて長野往復として、自分と息子が1日早く出発して初日は信濃大町まで行き伯母の家に宿泊、2日目はアルペンルートを行けるところまで往復してから長野へ移動し嫁と娘と合流。3日目に帰宅というスケジュールができあがった。

せっかくなので2日目まではうちの両親を誘って3世代旅行とした。
信濃大町に家族で行ったのは92年以来23年ぶり!である。

ただ、このルートだと往復新幹線で面白くない(笑)
特に115系に乗れないのは全くつまらないので、何か良い方法はないかといろいろ考えた結果、しなの鉄道のろくもん号を往路に組み込むことにした。
ただの115系ではない観光列車だし、3世代旅行にも都合が良いだろう。

このルートだと長野から大町まで車で移動するのが都合が良いので、レール&レンタカーきっぷが一番都合が良さそうである。
しかし気がかりなのはしなの鉄道が入っていること。
調べてみるとしなの鉄道は通過連絡運輸は設定されておらず、普通の連続した乗車券は発券できないのだが、レhttp://www.ekiren.co.jp/syouhin/006/annai.html#rr3によると、

■ JR線の利用と駅レンタカー利用の行程が連続する場合に限ります。ただし、連絡会社線(下記参照)を通過して利用する場合またはレンタカーを乗捨てて再びJR線を利用する場合は、JR線の通算利用キロ(201km以上)に算出しませんが、行程は連続しているものとみなして取扱います。
(注) 発行箇所により連絡運輸契約の内容が異なるため、下記連絡会社線の乗車券類が発売できない場合があります。詳しくは発行箇所でご確認ください。
【連絡会社線】※連絡会社線は割引となりません。
JR西日本宮島フェリー、JRバス(高速バス・定期観光バスを除く)、三陸鉄道線、小田急電鉄線(あさぎり号に限る)、福岡市交通局線、しなの鉄道線、松浦鉄道線、佐渡汽船(新潟駅〜佐渡両津港間)、伊勢鉄道線、京都丹後鉄道線(旧:北近畿タンゴ鉄道)、智頭急行線、北越急行線、土佐くろしお鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、伊豆急行線、東武鉄道線(相互直通する特急列車に限る)、えちごトキめき鉄道線、あいの風とやま鉄道線、IRいしかわ鉄道線


レール&レンタカーきっぷは乗車券は前後で別々ながらレンタカーの利用に必要な往復の距離算出は連続してできるらしいことがわかった。ということで

往路:東京山手線内〜軽井沢〜(しなの鉄道・別払)〜篠ノ井〜長野
レンタカー:長野〜信濃大町
復路:信濃大町〜糸魚川〜長野〜東京都区内

というルートでできそうなのだが、果たしてこんなルート発券できるかな…。

そこで一念発起して6月末、本八幡のJTBへ行った。
ろくもん号の指定券はJTBなどの旅行会社でしか売ってないのでここでレール&レンタカーきっぷも含めて買おうかと思っていたのだが、長時間待ってようやく窓口に向かうも、レール&レンタカーきっぷは手数料を取るとか言い出した。
3年前ここで手数料抜きで発券したのに、いつ変更になったんだろ…。
嘘じゃないの?と思ったが、そんなことを言う人に発券するだけ無駄なのでとりあえずろくもん号の指定券だけ発券してもらう。
食事付きプランはかなり先まで満席と人気のようだが、指定席プランはそこまで人気がないのか無事購入できた。

次に本八幡のみどりの窓口へ移動。
混んでいてこの面倒なルートの発券を依頼するのは気が引けたが、仕方がないので申込書を出す。
案の定、しなの鉄道の連絡運輸の話をしだしたが、いや別にしなの鉄道の切符が欲しい訳ではない、と言ったら発券してくれた。心配なところはあったが、マルスがエラー吐いてないので問題ないのだろう。

ということで無事発券完了。
6月末だったので満席だったり並びで席が取れなかったりもしたが、無事取れてやれやれである。
もうちょっと遅かったら北陸新幹線は全部満席になっていたので危なかった。開業人気はまだ続いているのね。

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↑無事発券した乗車券たち

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↑ろくもん号

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↑黒部ダム

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↑はくたか号
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2015年09月13日

長野旅行記(2):ろくもん1号に乗車

7月18日(土)。新宿線で本八幡へ行き、京成八幡から京成に乗って親と合流し、まず向かったのは上野駅。

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上野9:06発のあさま655号に乗り、軽井沢へ向かう。
このあさま655号は珍しい上野始発の臨時列車であるが、そのおかげで今回この列車だけ指定席が確保できたありがたい存在である。
入線がギリギリで慌ただしい東京駅と違って早めに入ってくることもあり、我が家は別に上野でもそんなに不便ではないし、上野始発も悪くない。

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上野出発時点ではそれほど混んでいなかったが、大宮で一気に満席となる。さすが3連休だけあるな。
大宮からは軽井沢までノンストップで10:01に到着。新幹線は早いね。

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ろくもん号の出発までは40分ほどあるのだが、あいにく雨がしとしと降っていたので外の散策はあきらめ、しなの鉄道のホームへ向かいましょう。

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やってきましたろくもん号
茶色1色、ロゴで埋め尽くされた外観はザ・ミトーカ仕様でもはや見飽きた感があるが、ぱっと見た感じはやはり目を惹くし、何より115系なのが嬉しいね(笑)

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ろくもん号のロゴは真田家の家紋をアレンジしたものらしいが、逆にしたらどう見てもミッキーに見えるのは自分だけだろうか…。

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方向幕は登場当初は普通列車と共用で国鉄方向幕だったそうだが、今は専用の方向幕に変更された。
それはそれでちと残念。

さて早速乗車しましょうか。

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食事なしプランの1号車は、ボックス席中心。窓配置やAU75の送風口が並ぶ天井を見れば種車の面影を色濃く残すが、それ以外はよくまあここまで徹底的に改造したものだと感心する。

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我々の席は4人掛けボックス席であるが、広いテーブルが置かれ115系のボックス席とは雲泥の差である。
今回、息子分は膝の上扱いなので3人しか確保してなかったが、幸い4人目は来なかった。
全車満席とアナウンスがあったけど、1号車は常に空席があった。

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これもミトーカ列車標準仕様の木のプール。4歳の息子にはちょうどぴったりで楽しく遊んでいた。
こういう設備があると子連れ旅はとっても楽でありがたい。

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1号車には売店があり、食事やお土産を販売している。こういうフリースペースが充実しているのも嬉しい。

ろくもん1号は定刻10:40、軽井沢を出発。長野まで2時間半の旅である。
この1号車、クモハ115-1529はラッキーなことにモーターがついている(っていうか、食事なし号車がクモハだったからろくもん号を選んだのだが(苦笑))。
ろくもん号は比較的ゆっくり走るものの、MT54のモーター音を聞きながら特別列車に乗るというのは実に格別だ。

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中軽井沢を発車してしばらくすると、右手に浅間山が見えるはずのスポットが近づき、ろくもん号は徐行運転をしてくれるのだが…あいにくの雨なのが残念だ。
このあたりが最高点で、後は長野まで下っていくそうだ。
この区間は1992年に急行能登で通っただけなので、昼の景色は新鮮で楽しい。

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ろくもん1号は各停車駅ごとに10分ほど止まったりする。
途中の田中駅では後続の普通列車に抜かされる始末だが、急ぐ旅ではないので全く問題ない。
むしろ駅ごとにホームに降りられる余裕があるのは最近の列車では味わえない楽しみだ。
ただ、自分はホームに降りるたびに115系が気になって気になって仕方がなく、実に忙しかった(苦笑)

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軽井沢名物のミカドコーヒーと、車内販売の鶏そぼろ&照り焼き弁当で昼食。
車内販売は当初は3種類ほど弁当を売っていたようだが、今は1種類だけのようである。
ただなかなかボリュームがあって美味しかった。

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11:59着の上田駅ではまんじゅうの販売に写真撮影タイムと盛りだくさん。
我々も記念撮影してもらった。

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車両基地のあるしなの鉄道の要衝、戸倉駅(12:29着)では、温泉茶のサービスもある。
各駅ごとに規模は小さいながらも楽しめるイベントが用意されていて、いい気分転換になる。

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幸い雨もやみ、千曲川を渡るともうすぐ終点の長野である。
定刻13:05、長野駅に到着した。

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軽井沢から長野までは普通列車でも1時間半で着くところ、2時間半もかかったが、全く退屈しなくて、楽しく過ごすことができた。
これが指定券1000円だとしたらお買い得だと思う。
個人的には食事つきコースもいいけど、1万2千円もかかるのでこのくらいのカジュアルなプランで十分な気がした。
逆に言うと最近、高額な料金設定しかないクルーズトレインが増えている中、気軽に乗れるプランが楽しめるこのろくもん号はとても貴重な存在だと思う。
個人的には115系ということが非常にポイントが高く、近いこともありまた乗ってみたい列車だ。
今度は全車食事なしプランのろくもん3号に乗って違うインテリアの2号車や3号車にも乗ってみようかな。


ラベル:115系 新幹線
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長野旅行記(3):善光寺から信濃大町へ

長野駅は昨年末に来て以来であるが、北陸新幹線開業に向けた工事も終了し、堂々たる新駅舎が出迎えてくれた。

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レンタカーの時間までは少し時間があったので、長野市随一の観光地、善光寺へ行くことにする。
善光寺は駅からちょっと距離があるだけに実はこれが初訪問である。
バスに10分ほど乗り、まずは山門へ。
ここは特別参観で二階に登ることができるので、何とかと煙はではないが登ってみた。

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山門はそれほど高くはないが、それでも善光寺の門前町を一望でき、長野の都市の歴史を垣間見ることができる。

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本堂の見どころは何といってもお戒壇巡り
入ってみると、本当に真っ暗なのね…。何度も前の人にぶつかってしまいましたわ。
無事錠前も触れられたので、極楽浄土行きは約束されたということですな。

15時過ぎに長野駅に戻り、ここからはレンタカーの旅。

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今回のレンタカーは日産ノート。日産は普段乗らないので最初は戸惑うが、我が家の軽とは全然違うパワーに山道も楽々なドライブになりそう。

長野から大町までは長野オリンピックの際に道路が整備され、山中を走るものの快適なドライブが楽しめる。
小一時間走らせると、もう大町市街だ。

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今日一日お世話になる伯母の家に荷物を降ろし、夕食前には近くのくろよんロイヤルホテルの温泉へ行って疲れを癒す。ああ、極楽極楽。

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明日は朝早いので今日は早く寝ることにしましょうかね。


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2015年09月19日

長野旅行記(4):黒部ダム

2日目。今日は本旅行のハイライト、黒部ダムへ向かう。
1992年に室堂まで往復して以来、23年ぶりとなる訪問で楽しみだ。
朝早起きして7時半に出発。

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2日目もあいにくの曇り空であるが、天候は回復基調なので黒部ダムに着く頃には晴れてくれることを願おう。
30分ちょっとで関電トロリーバス乗り場がある扇沢駅へ到着。
3連休の中日で、駐車場の混雑が心配であったが、有料駐車場ではあるものの無事駐車することができた。

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車を降りると…寒いっ!
朝早いこともあって登山客も多く、軽装な人は思いのほか少ない。長袖のほうが良かったかな…。

黒部ダムまでの往復乗車券を購入し、8時半のバスをしばし待つ。

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扇沢駅名物のおもしろ駅員さんの軽妙なトークを楽しみながら、5分ちょい前に改札が開き、バスへ乗り込む。
早めに並んだこともあって無事座れたが、すぐに立ち客も多数の状態となって出発。

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このトロリーバスは、法律上は鉄道なので、ちゃんと信号もある。
またこのバスはGTO VVVFインバータ駆動なので、起動するときのモーター音などは大都市の電車とそっくりであり、やっぱ鉄道なんだなぁと妙に感動する。
すぐに関電トンネルに入り、県境を越え富山県へ向かう。

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一番後ろの席に座ったので、後部の窓からトンネルの様子が見ることができ、青いライトが照らす破砕帯区間や、交換地点の様子などもしっかり見ることができた。
この急峻な山の中を一直線に結ぶトンネルをよくまあ掘ったものだと、ここを通るのは2度目ながら改めて感動する。

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トロリーバスはわずか14分で黒部ダム駅に到着。
たしか行った前回はそのまま堰堤に行った気がするが、今回は展望台に向かって220段の階段を上る。
息子もときどき抱っこさせられた(苦笑)が、頑張ってついてきてくれた。

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破砕帯の湧水でのどを潤しながら、展望台に到着です。

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絶景ですね! ものすごいスケールの大きさに感動です。
ちょうど晴れてきて、良い感じになってきましたよ。
ただ、ちょっと晴れると暑いくらいで、なかなか服の調節が難しい。

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パノラマで撮ってみました。雄大な大自然と人間の英知を結集した人口構造物が見事にマッチしていて、素晴らしい景色を形成していますね。来て良かったですわ。

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息子はもっと怖がって近づかないかなと思ったのだが、意外にもじっくり見てくれていた。
いい思い出になってくれればいいな。

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堰堤を通り、反対側のトンネルに向かう。
アルペンルートを先に進むのであればまっすぐ向かって先にあるケーブルカーに乗ってさらに進むのだが、今回は左へ向かう。
緑豊かな遊歩道を歩いた先は、黒部湖を30分かけて一周する黒部湖遊覧船ガルベ乗り場。
アルペンルートをまっすぐ進むとなかなか乗ったことのある人は少ないのではないかと思う。
そういう自分も初乗船でちょっと楽しみ。

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10:20発に乗船。
船は結構なスピードで上流部へ向かって進んでいく。ダムの堰堤からではなかなか見ることのできない黒部峡谷の山々に目を見張る。

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このあたりはちょうど6qほど向かった折り返し地点。前方には赤牛岳を望み、周囲の原生林の緑の濃さが自分が遠くまで来たんだなぁという思いを新たにする。
右手には平の小屋のいう山小屋がある。今は船で向かうそうだが、当たり前だがダムができる前は峡谷に沿って上っていたそうだ。満面の水をたたえた黒部湖がなかった時代をちょっと見てみたかった気もする。

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最初はおとなしく客室にいた息子も、外に出てきて水面をじっと見ていた。

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ちょうどこのあたりの山の下が、これから戻る関電トンネル、そして長野県側である。
ホント、よくこんなところトンネル通したよな…。

ということで、楽しい30分の船旅を終え、そろそろ戻ることにしましょうか。

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堰堤からは、見事な虹を見ることができた。
観光放水でこの迫力!自然の力はすごいね…。

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最初はダムのレストハウスで食事をしようかと思ったのだが、混んでいたので12:10発のバスで扇沢に戻ることにした。
帰りも混んでいたが、無事席を確保。

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あっという間に扇沢駅へ戻ってきました!

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ここで名物の黒部ダムカレーを食べる。
黒部ダムのレストハウスが有名なダムカレーであるが、発祥の地はここ扇沢駅だそうだ。
本家だからか堰堤付近の緑を表したサラダがなく、シンプルなカレーであったが、おいしくいただいた。
ここは席が多いので混雑もそれほどではなく、おすすめだと思う。

半日の黒部ダム観光ではあったが、なかなか楽しかった。
アルペンルートの入り口だけちょろっと行くだけで楽しいかなとも行く前はちょっと思い、思い切って大観峰くらいまで往復しようかとも思っていたのだが、小さい子連れだとこのくらいがちょうどいい感じであったと思う。アルペンルートの最混雑区間であるロープウェイを通らないので混雑もそれほどではなかったし。

さて、伯母さんの家で荷物を引き取りレンタカーを返し、次の目的地へ向かうとしますかね。

posted by たま at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 長野旅行 2015.07.18-20 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長野旅行記(5):信濃大町から糸魚川経由で長野へ

信濃大町で両親と別れ、ここからは長野までしばし息子との2人旅である。

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信濃大町から長野まで鉄道で行こうとすると、普通は松本経由であろうが、今回はあえて北へ向かう。
15:08発の南小谷行は、E127系2両のワンマン運転であった。
松本から来た普通列車の接続を受け出発。車内は席が埋まるくらいで活況ではあったが、まで青春18の通用期間ではないのでそこまでの混雑ではなかった。
これが青春18期間だったらまた違うんだろうな。

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あいにく再び雨模様になってしまったが、北アルプスの山々、仁科三湖の静かな水面を眺めながら北上する。
しかしE127系は、制御装置がJR東日本で唯一東洋電機製であり、モーター音が地元京成や京急の電車と全く同じなので、景色とモーター音が全く合わない(笑)近所の電車に乗ってる感じがしてちと興ざめである。

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白馬で半数以上下車し、車内が静かになると、ほどなく定刻16:07、南小谷に到着した。
山間の小さな駅であるが、ここから先はJR西日本、非電化区間であり、運転の要衝である。
実はここから糸魚川までは未乗区間であり、あえて北上したのはそれが理由である。

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この区間は本数が少ないが、今回はわずか17分待ちで乗り継ぐことができる。
16:24発の糸魚川行はキハ120形1両で、座れるか心配であったが無事席を確保することができた。

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列車は県境を越え新潟県に入り、姫川の急峻な流れに寄り添いながら、徐々に高度を下げていく。
雨模様でもあり、川の流れは目を見張るが、しばしば不通になる区間でもあり、この大糸北線は北陸新幹線開業でJR西日本の在来線とは切り離された
離れ小島の路線になってしまったこともあり、いつまでJR線として継続していくのか気になるところだ。

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やがて狭いながらも新潟県らしい田んぼが広がってくると、新幹線の高架が見えてきて、17:21糸魚川駅に到着した。

ここからは北陸新幹線で長野に向かう。
次の列車は17:34発のはくたか572号と接続は良いのだが、一方でここ糸魚川駅は新幹線開業とともに、糸魚川ジオステーション「ジオパル」という鉄道を楽しむ施設がオープンしており、プラレールやかつて大糸線を走ったキハ52が展示されている。
あいにく息子は大糸線でずっと寝ていて起きたばっかりであり、ご機嫌が悪ければそのまま新幹線に乗る、ここにいるとあれば次の列車まで滞在しようかと思って向かったら…

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さっきまでぐっすり寝てたくせに一気に元気を取り戻してました(笑)
おかしいなあ、自分は全然電車のこと教えてないんだけどな。
そういうわけでここで1時間ほど滞在することにした。

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施設は広く、プラレールを敷いて楽しんだり、有料ではあるが鉄道模型を運転したりすることができる。
息子は自分で持ってきた681系はくたかを運転したりしてくつろいでいた。

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鉄道模型はNゲージ、HOゲージがあり、北陸本線を走る列車を中心に様々な車両が走っていたが、中でも秀逸だったのは大糸線のジオラマである。
これは実によくできていて、先ほど通った区間を見事に再現していて一見の価値はある。

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模型だけではなく、2010年まで大糸線を走っていたキハ52が待合室として開放されている。
キハ52は同僚の1両がいすみ鉄道に移って活躍しているが、地元で静態保存とはいえ活用されているのは喜ばしい。

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ただ残念なのは、場所的に正面からの写真が撮れないところ。時々駅前広場に移動し展示しているとのことだが、屋内の時でもなんとか撮影スペースは設けられなかったものだろうか。

ということで、あっという間の1時間であった。
無料ということもあり、糸魚川に来た際には必見の施設といえよう。
ただそもそも糸魚川にそんなに来る機会がなかなかないのよね。1時間の間、まあそこそこ人はいたけれど、鉄道模型の運転をする人はゼロだったし、いつまでこの施設が運営できるのかちと心配なところはあるが、まずは糸魚川市の頑張りに期待したいところだ。

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さて、18:26発のはくたか574号で長野へ向かいましょうか。

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車内はガラガラで、自由席であったが楽々席を確保できた。
昨年末普通列車を乗り継いで移動したこの区間ではあるが、新幹線ではわずか40分!
在来線を分断したり、不都合も多い北陸新幹線開業ではあるが、新幹線区間を利用するのであればものすごく便利だ。

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定刻19:06長野着。
さっそくホテルに向かうとしましょう。


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長野旅行記(6):ホテルナガノアベニュー

長野の宿泊先はホテルナガノアベニューである。
今回は嫁がセレクトしたホテルなのだが、さてどんなところでしょうかね。

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長野駅から長野大通りを歩いて10分ほどのところにあり、交通の便はそれほど悪くない。
ちょうど長野電鉄の市役所前駅の出口があるのだが、こちらの出口は平日の朝しか空いてないので残念ながら使えない。

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フロントやロビーは結構広く、ビジネスホテルとシティホテルの中間くらいな感じのようだ。
さて部屋に向かいましょう。

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今回宿泊したファミリールームは2部屋限定で、畳敷きのスペースと奥にフローリングのローベッドがある。27平方メートルの割には広々としていてなかなか使い勝手が良い。
寝相の悪い子供たちが落ちる心配もないし。

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避難経路図を見ると、どうもシングルルームを2部屋ぶち抜いて作った部屋のようだ。なるほどね。

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バストイレはシングルルームそのままで狭いが、このホテルは浴場があり、ゆったりと足を延ばして疲れを癒すことができる。
ホテルのサイトに”大浴場”と書いてないだけあって正直広くはないが、ユニットバスよりははるかに良い。
この点もなかなか高得点だ。

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そして嫁がこのホテルを選んだ最大の理由はこの宿泊者専用図書館。規模はそれほど広くないが、漫画がたくさん!
自分以外の3人が大喜びであった。冊数制限はあるものの部屋に持ち込めるので、自分の冊数も拠出してみんなで漫画を持ち帰り夜な夜な読んでましたとさ。

翌朝。今回予約したプランは朝食なしであったのだが、せっかくなので2階のレストラン クエル・ド・クエルへ行き、バイキングを食べる。

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が、朝食1080円というリーズナブルな値段相応のものでした…。
決してまずくはないのですがね。

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ということで、嫁や子供たちは漫画がたくさん読めて大満足だったようだし、自分としてもファミリールームがなかなか居心地が良くてよい滞在だったのではないかと思う。
長野のホテル選択肢としてリピートもあっていいかなと思うところでした。


ラベル:宿泊記
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2015年09月20日

長野旅行記(7):長野電鉄にちょろっと乗車

最終日。
前日の夜嫁と娘が東京からやってきて、この日は唯一家族4人で過ごす日なのであるが、何も予定が決まってない(苦笑)。
早く起きたなら湯田中温泉でも行こうかと思ったのだが、案の定自分以外は誰も早く起きなかった(怒)

とはいえ、とりあえず(!?)、せっかく市役所前駅がすぐそばにあるので長野電鉄に乗ることにした。

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今日はこれまでとは打って変わって晴れており、気分がいいが、何しろ暑い!
外を歩いてられないのでとっとと駅に入ることにしましょう。

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長野電鉄は地方都市の私鉄にしては珍しく、1981年に中心部が地下化された。
その頃の鉄道ファンを見た当時幼稚園児の自分はなんて進んだ私鉄だろうと思った記憶があるのだが、それから34年が過ぎ、市役所前駅はメンテナンスが行き届いておらずかなりボロボロになっていた。
都営新宿線の新宿〜岩本町間が1980年開業でほぼ同期なのだが、全く見た目が違う。むしろ往年の博物館動物園駅のほうがイメージ近いような…もうちょっと何とかならんですかね。

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そんな古臭い市役所前10:08発の信州中野行に乗る。やってきたのは元東急の8500系である。

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先頭車改造された車両なので厳密には少し顔が違うが、車内は当たり前だが東急でまだまだ現役の8500系と全く変わらず、地下ということで半蔵門線に乗っているかのような錯覚を覚える。

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とはいえ地上に出ると千曲川のゆったりとした流れやリンゴ畑がいかにも長野らしく、のんびりとした気持ちになる。

10:31に須坂に到着。ここで折り返すことにする。

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須坂駅はいかにも地方都市といった感じの駅舎であったが、とはいえ最近こういう古めかしい駅もなかなか珍しくなったよね。
外に出ようかと思ったが暑く、人通りも少なかったので待合室でしばし過ごした。

折り返しは10:48発の特急スノーモンキーである。
このスノーモンキーは元成田エクスプレスの253系こと2100系が使われている。
E257系を見るたびに成田エクスプレスに乗りたいと言う息子はもちろんのこと、実は自分も253系にはこれまで乗ったことがなく、ひそかに楽しみだったりする。

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やってきたのは塗装変更されたE2編成で、面影は十分残っているものの、側面は新しい色分けになっていてちょっと残念。

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で、早速乗ってみたのだが…なんと満席でした!
休日の午前上り特急で、かつ料金が100円なので混んでるだろうとは思っていたが、まさか満席とは。
仕方がないので立って過ごす(泣)。特急料金が安いとはいっても、運賃が高くてこの往復で家族で3000円近く払っているんだけどなぁ。。。

走り出すと、205系などでもおなじみのMT61主電動機のモーター音が響き、なかなか面白い。
車内は荷物だななど往年の空港特急のままであるが、車内は長野のローカル色満載で、しかも広告が栗むしなのが実にシュールだ…。

特急なのでさすがに速く、11:05に長野駅に到着。
座れなかったのが残念ではあるが、253系に乗れたのは面白かった。

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長野電鉄は今回乗れなかったが、元営団日比谷線の3000系、そして元小田急ロマンスカーHiSEと、首都圏で活躍していた名車が数多く活躍しており、非常に興味深い。
今回は途中までの往復しかできなかったので、今度は湯田中までじっくりと行ってみたいところだ。

さて、帰りの新幹線までは2時間半ちょっとあるのだが…

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今日の長野はめちゃめちゃ暑い! 全く出歩く気が起きません!
善光寺の近くにある長野市少年科学センターにでも行こうかと思ったのだがちょっと時間が足らず、せっかくだから善光寺を見に行こうかと思うも、2日前行ったばかりで何となく行く気が起きず…。

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仕方がないのでスタバで休憩したり、駅ビルにある東急ハンズでアンモナイトの化石発掘体験をしたりして過ごした。
特に嫁と娘は全く長野に来た意味がないような気がするが…まあ本人たちは漫画がたくさん読めてよかったらしいので、まあいいことにしよう。

お土産を買ったらもう帰宅ですよ。

posted by たま at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 長野旅行 2015.07.18-20 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長野旅行記(8・終):はくたか564号で帰京

帰りは長野13:59発のはくたか564号である。
3連休の最終日とあって、これより後の列車は指定席が取れなかった。
まあ、早めに帰ってゆっくり翌日の準備をするほうがいいだろう。

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改札を入り、さて駅弁でも買って帰ろうかと思ったら、なんと品切れ。
長野駅しっかりしてくれよ〜。

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仕方がないので嫁と子供たちはNEWDAYSで買い物をして、自分はホームの立ち食いそば屋でそばをかきこむ。一応信州そば屋さんであり、コシがあって美味しかった。

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はくたか564号は長野を出ると高崎、大宮、上野しか止まらない。
北陸新幹線の空席状況を見ると、軽井沢を通過するはくたかは、あさまよりも満席になるのは遅いみたいだったが、今日のはくたか564号はさすがに完全満席であった。
長野より先に用がある場合はくたかは便利なのだが、軽井沢に行くときはあさまの本数が減っちゃって不便になった気がする。軽井沢くらい止めればいいのに。

わずか1時間半で東京駅到着。

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東京も暑かった!というかこの夏は暑かったですね〜。

あっという間の3連休旅行もこれでおしまい。
後半がちょっとだらけてしまった感はあったが、いろいろ行けて楽しい旅行であった。

さて、夏休みは始まったばかり。次はどこへ?

(おしまい)

ラベル:新幹線
posted by たま at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 長野旅行 2015.07.18-20 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする