2014年11月24日

サンライズ瀬戸&広島旅行記(1):発端

11月1日〜3日は文化の日の3連休である。

昨年は嫁のコンサートで仙台に行ったついでに竜飛海底駅まで遠征したが、今年も嫁はコンサートで、山口と広島まで遠征するという。
よくまあそんな遠いところまで追っかけるものだと思うが、コンサートのついでに家族旅行しているので今回も有り難く?ついていくことにした。

さて西の方に遠征するとなれば、まず選択肢として思いつくのはサンライズエクスプレスである。
北斗星に乗り、トワイライトに乗り、カシオペアに乗った今、最後のランナーとしてサンライズにはぜひとも乗らねばならぬ(ちなみに、残る定期列車である「はまなす」は自分は大昔に乗車済みです)。
ただ今回は嫁と娘は前回のカシオペアで酔ったのでパス、ということなので、息子との2人旅として、こんなプランにしようと思う。

11月1日(土)
嫁&娘:東京駅から新幹線で新大阪へ、大阪泊
自分&息子:サンライズ瀬戸で車中泊
11月2日(日)
嫁&娘:新大阪からコンサート会場の徳山へ、その後広島で合流
自分&息子:高松〜岡山〜広島と移動し合流、広島泊
11月3日(月・祝)
嫁:広島のコンサートを見て新幹線で帰京
自分&娘&息子:飛行機で帰京

家族全員揃うのは2日の夜だけだが、家族全員揃うとうるさくてやってられない(苦笑)のでこのくらいがいいだろう。

ということで、まずやることは11月1日のサンライズ瀬戸の寝台券手配である。
1か月前の10月1日は、10月31日と11月1日の両日分の発売であり、かつ下期初めの節目の日とあって、ちゃんと取れるか心配であったが、何とか会社を抜け出し(笑)この前北斗星のソロを取った東京駅へ。
こんなことしてたら仕事首だな(苦笑)

今日はいつもより少し混んでいて前回北斗星で取れなかった4番目であり、かつ知らなかったのだが湘南ライナーのセット券発売日で窓口が普段より1つ少なく、心配したが、無事ゲット!

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出雲大社人気で混んでいると言われるサンライズ出雲はどうだか知らないが、サンライズ瀬戸、しかも最大勢力のシングルであれば10時打ちなら余裕でゲットできるみたいだ。
しかも部屋番号が1号車1番と、天井に余裕があり人気の車端室、かつ一番先頭であった。
一番先頭だと通路を歩く人もほぼいないので、他の人たちに迷惑がかからない点で子連れには最良の部屋をゲットできたといえよう。実にラッキーであった。
が…。

東海道線、運転見合わせ区間で土砂崩れ
http://www.asahi.com/articles/ASGB63FWMGB6UTPB00W.html

JR東海静岡支社によると、6日午前9時ごろ、静岡市清水区興津東町のJR東海道線由比―興津駅間で、落石を検知する装置が作動した。職員が現場を確認したところ、土砂崩れが起きているのを確認したという。JR東海道線のこの区間は始発から運転を見合わせていた。

この土砂崩れにはハラハラしましたわ…。
貨物の大動脈である東海道線が1カ月以上不通になるとは思い難かったが、当初は開通見込み未定とか、仮復旧してもサンライズはしばらく運休とか、いろんな情報が飛び交い参りました…。
幸い16日には復旧してくれたので何よりでしたが。

乗車券は、1週間前に函館から北斗星に乗るので、函館〜宮島口までの片道乗車券にした。
11日間有効なので都内で1週間途中下車しても問題なし。
本当は帰りを新幹線にして、東京から往復割引にするのが安いのだが、3日は嫁がコンサートに出るので自分が子ども2人を連れて東京に帰らないとならず、新幹線で4時間も移動するのはしんどいので飛行機にした。
飛行機は旅割でも3歳の息子、7歳の娘とも自分と同じ料金がかかり、息子に席を取っても半額で済む新幹線と比べると料金差は大きかったが、致し方がないところだ。
子どもが段々大きくなってくると、航空運賃がバカにならず新幹線のほうが何かと便利だなぁと思う今日この頃だね。

あとは、嫁と娘の乗車券なり新幹線の指定券などをあれこれ調達する。
今回新幹線のチケットを沢山買うことになったので、ビューカード特約でエクスプレスカードに入ってみた。
年会費1000円に魅力を感じなかったので今まで見送ってたのだが、入ってしまうと自由席相当の金額で指定席は取れるし、変更し放題だし、もっと早く入れば良かったと思う。しかも今なら初年度無料だし。

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てことで今回買った切符たち!トランプかいっ!って感じだね。

そんなわけで、函館から帰って来てから1週間後の11月1日。東京駅から出発です。
しかし、今年は出かけすぎだな…長期休暇でもないのに1週間後に別の場所へ旅行など前例がないですわ。
今後はちょっと自重しないと金が持たんな…とかいって嫁が大阪行きたいとか言ってるけど。。。

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(つづく)

サンライズ&広島旅行記(2):サンライズ瀬戸シングルに乗車(前編)

11月1日(土)
この日は朝から冷たい雨のあいにくの天気。
夕方の新幹線で大阪へ向かう嫁と娘を見送った後、夕食を食べて東京駅へ出発。
21時半ごろに東京駅に到着し、サンライズ瀬戸・出雲の入線を待つ。
9・10番ホームは連休中だけあって乗車待ちの人たちで賑わっていた。
このホームから長距離列車に乗るのはムーンライトながらで出かけた頃以来だからかれこれ15年近くぶりだ。

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21:45頃、サンライズエクスプレスが到着!

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9月〜11月の金・土はサンライズ瀬戸は琴平まで延長運転されるが、方向幕・発車票ともにしっかり対応しているのは嬉しいね。

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連結大好きな息子はサンライズ瀬戸・出雲の連結部分に興味津々である(笑)

さて、時間もないので早速乗車しましょうかね。

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自分たちの部屋、1号車1番のシングルルームは、一番先頭、運転席のすぐ後ろにある。
が、1号車のドアは後部よりしかないので、そこから1階または2階の通路を通るしかなく、階段を上り下りするのが何気に面倒くさかった。

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とはいえ、この階段を含む通路の作りはとても列車の設備とは思えない秀逸な作りで、さすがミサワホームと感心する。
2階の通路を通って階段を降りると、いよいよ自分たちの部屋である。よほどのことがない限りここまで歩いて来る乗客は他にいないので、プライベート感満載なのが嬉しい。

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暗証番号式のカギのかかるドアを開け、部屋へ入る。
平屋室なので天井は高く、立つスペースがあるのは嬉しいが、全体的に狭いというのが第一印象だ。
ベッドの前には机があり、サイドには荷物置きもあるのだが、全体的に遊びの空間がほとんどなく、ちょっと大きな荷物を持ってきたらすぐアウトになってしまう。
まあシングルなので1人旅だろうから大荷物という場面を想定していないのかもしれないが、今回2泊するので小さなキャリーバッグを持ってきたのだがなかなか置き場所がなくて困りましたよ。
1週間前に乗った北斗星のソロよりもこのシングルは寝台料金は1000円高いのだが、うーん自分としては北斗星のソロの方が過ごしやすかったかな。

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とはいえ、さすが最新車種だけあって各部屋にコンセントがあり、これは非常にありがたい。
オーディオや時計などが格納されているパネルもシンプルながら機能的ではあるものの、オーディオはNHKのFMしかかからなかった。結構割り切っているのね。

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まあ、主役である息子は喜んでくれていたので良しとしますかね。

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この部屋は平屋なので、窓が低く眺望は良い。特に息子が景色を見るには都合が良さそうだ。
が、線路に並行して設置されているベッドに沿って大きな窓が置かれているので、駅を通過するたびに光が入り込み眩しい。
ブラインドを下げると大きな窓が全て覆われて圧迫感があるし、このベッド配置は一長一短があるような気がする。

さて22時ちょうどに出発!と思いきや、中央線の人身事故による接続待ちで10分出発が遅れるとのこと。
出発時から接続待ちをするとは珍しい経験だが、サンライズ瀬戸の琴平延長はこれまで途中駅での遅延があると取りやめになる場合が多く、今回も中止にならないか心配だ。

ということで他の部屋も少し見学。
今日は満席というアナウンスがされていたが、実際は所々空室はあったようだ。

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シングルの2階部屋と1階部屋。
基本的な構造は平屋と同じであるが、2階はさすがに窓からの眺めが違う。天井が曲がっているので少し圧迫感があるのがデメリットだが、平屋とどちらを選択するかは悩ましいところだ。
一方1階は窓の高さも高いし、これといってメリットはないような気がする。

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こちらはソロの1階である。ソロは電動車に設置されているため2階建てとなっておらず、高さも低くシングルよりも圧倒的に狭い。
一人旅なら何とかなるかもしれないが添い寝はかなり厳しいだろうな。
これで北斗星と同じ寝台料金というのはちょっと高すぎる気がする。

さて定刻より10分遅れ、ミュージックホーンの後出発。
先頭の部屋なのでミュージックホーンやらATSのチンベルなどの音が良く聞こえる。
ということは運転席は息子のうるさい声が聞こえているはずで…すいません安全運転でお願いしますね。。。

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山手線と並走する。大垣夜行やムーンライトながら以来のこの光景、実に久々で懐かしい。

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サンライズはさすが電車であって速く、わずか20分ちょっとで横浜へ到着。
次は熱海である。

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が、息子がなかなか寝ません…。持参したプラレールをじっくり鑑賞(苦笑)
窓の外の明かりも気になるし、かといってブラインドを閉めるとすれ違う列車が見れないし(爆)
あと、予想以上に揺れが激しい。スピードの速い電車というのもあるが、空気バネのゆったりとした揺れは逆に横になるとゆらゆら揺れて気分が悪くなった。車端部に位置する平屋の部屋も微妙なところがあるね。
103系・113系で育った自分は、ガクガク揺れるコイルバネのほうが楽だ(苦笑)

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結局息子が寝たのは熱海を過ぎた頃だった。こりゃ明日は朝起きないな。
東京22時というのは社会人にとっては最良な時間だが、子連れだと寝るのが遅くなってしまうのが少し残念。

やっと息子も寝たので、少し車内散策。

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3号車のミニロビー。そんなに広い空間ではないが、こういう場所があるだけでも助かる。
常にそこそこ人がいて、なかなか写真を撮るのが大変だった。

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5号車のノビノビ座席。かつてのミッドナイトや、今も残るはまなすのカーペットカーと同じ仕組みで、これはこれで安く移動が出来るので嬉しい設備だ。
繁忙期は寝台よりも先に埋まることもあるらしく、この日もほぼ満席のようだった。

復旧工事が続いていた興津の土砂崩れ現場を通過し、定刻0:19よりも5分ほど遅れて静岡着。
だいぶ遅れは短縮してくれたようだ。

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静岡は大垣夜行の頃は長時間停車をし、駅弁販売もあった場所で、深夜の駅はその頃の思い出が蘇って懐かしい。
自分が初めて大垣夜行に乗った1990年から早四半世紀。沢山あった寝台特急は今やこの1本、ムーンライトながらも青春18期間のみしか走らなくなり、東海道線を夜移動するなんてことは滅多になくなってしまった。
今の若い人たちは自分たちがかろうじて経験することの出来た昭和の夜汽車経験ができないなんてもったいない気がするが、そう言っている自分たちがもう10年以上使ってないようじゃ仕方ないですな。

いつまでもかつての記憶に浸っていると寝る暇もなくなってしまうので、そろそろ寝ましょうかね。
おやすみなさい…Zzz。

2014年12月07日

サンライズ&広島旅行記(3):サンライズ瀬戸シングルに乗車(後編)

翌朝。6時ごろ目が覚める。

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天気は悪いが雨は降ってないみたいだ。
ほどなくおはよう放送が流れる。昨晩の遅れを取り戻し、定刻通り岡山駅に着くとのこと。
6:27、岡山に到着。

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ここで後7両のサンライズ出雲を切り離すため、連結部分は朝早いというのに人だかりができていた。
あいにく前7両のサンライズ瀬戸が先発するため、最後まで見ていると乗り遅れてしまうので慌しく乗り込み、定刻6:31に出発。

宇野線に入ると単線区間となって線路の規格もぐっと落ち、縦揺れが目立つようになり、先頭の1号車まで戻るのも一苦労だ。

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昨夜撮れなかったソロの2階室や、ノビノビ座席を撮影。
結構岡山で下車する客が多いようだ。
またこのノビノビ座席はどうやら使われてないみたいだった。サンライズ瀬戸は出雲に比べて利用率は低いのかな。

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6:52、児島に到着。いよいよ瀬戸大橋だ。

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残念ながら朝日も見れず、どんよりとした瀬戸内海ではあるのが残念だが、それでもこの眺望は楽しい。
青函トンネルと違って瀬戸大橋は景色が楽しいのが良いですな。

ほとなく瀬戸大橋を渡り、四国へ上陸。
四国へ来たのは愛媛に行った2005年以来9年ぶり、瀬戸大橋を渡ったのは確か1998年以来だから16年ぶりだ。
なかなか四国には用がなくて行かないよね…。

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高架駅の坂出を7:10に出発し、地上区間を走ると、あちこちにため池が見え、香川県に来たんだなぁというのを実感する。
やがて線路が集まり、定刻7:27に高松駅に到着した。

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高松駅は明るく改装されているものの、頭端式の終着駅らしい構造を残るのは好感が持てる。
普段はここで終点だが、今日はこの後折り返してさらに琴平まで行く。
発車票はここから乗車することができないからか「回送」だった。ちょっと味気ない。

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出発時刻は7:54であり、なんと27分も停車するので、さっそく改札脇の「連絡船うどん」で朝食のうどんを食す。薄めの汁が朝の胃をやさしく満たしてくれて美味しかった。
朝の駅構内の立ち食いそばならぬうどんは鉄板ですな!

ところで息子はここ高松に到着しても起きず、うどんを食べて自室に戻ったあたりでようやく起きてきた。
ビジネス用途では高松7:27着というのは適度な時間だが、子連れで旅行するにはちょっと時間が早すぎる。
そういう点で琴平まで延長と言うのは有り難かった。

そういえば今回、寝台券は高松までしか買ってなかったので、本当は琴平まで変更する必要がある。
同一席番の区間変更は実はかなり面倒くさいということだったので、前回北斗星の旅で新青森までの特急券をたやすく発券した東京駅八重洲口のみどりの窓口に出向いてお願いした。
若い窓口氏は膨大な書きこみをしていたノウハウノートを片手に「席番入力(=マルスのホストに席を返さずに端末で席番を指定し上書きするやり方)」で試みていて、そのやり方は正しいはずだったのだが、何故かできなかったので、結局車掌申告になった。日付をまたぐ寝台列車はダメなのかな。
と、苦労して乗ったのだが、いざ乗変しようとしたら「料金同じですから良いですよ!」と、車掌は切符に書き加えることすらしなかったけど…。

7:54に高松を出発。途中坂出までは来た道を引き返す。

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高松でほとんどの乗客は下車し、1号車は見た感じ自分たち以外に2部屋くらいしか乗ってないようだった。
なので息子が廊下を歩いても迷惑にならないのは有り難かった。

8:34に多度津を出発し、土讃線に入る。終着琴平はもう少しだ。

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いよいよ終点です!

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8:51、琴平駅に到着。下車した客は30人ほどといったところだろうか。
駅はサンライズ瀬戸歓迎の幕が張られ、観光協会の方から記念品を受け取るなど気合いが入っていた。
自分たち、滞在1時間もせず帰っちゃいますが…(苦笑)
琴平延長は11月末で終了となり、冬の延長はないようだが、再び延長になると良いですね。

ということで、サンライズ瀬戸の乗車も無事終わったわけだが、基本がビジネス用途ということもあって、北斗星に比べると満足度は今一つだったかなぁという気がする。
理由はいくつかあるが、一番大きい理由はシングルの狭さで、2番目が四国という場所ですかね。
シングルは広いようでホント狭かった。北斗星のソロ(北海道車に限るが)は16時間いても全く苦にならないが、サンライズは狭くて息苦しい。かつて、松山まで延長運転していた時期があったが、この列車で日中移動するのは結構しんどいと思う。
あとは、特に子連れにとって四国は旅行先として魅力に欠けるよね。これは出雲であっても同様だし、結局九州ブルトレの衰退も何のテコ入れもなかったという理由はあれど、九州そのものの魅力低下ってのも一因じゃないかと思う。やっぱり、北海道という場所の価値は別格だなと思います。
と言う点で、所詮JRの都合で商品価値の劣る場所をぐるぐる回るクルトレが、トワイライトやカシオペアの代替には決してならないと思うんだけどな。

ただまあ北海道から北斗星で帰って1週間後にサンライズなんて贅沢しているからこんな感想なのであって、西に向かう唯一の夜行列車の旅は貴重な経験であり、今後も機会があれば乗ってみたいと思う。
既報の通り、いよいよ北斗星の廃止が発表され、このサンライズ出雲・瀬戸が唯一そして最後の寝台特急となる。
1998年製の285系も数年後には車両老朽化と言われてもおかしくない年代に到達する。そうなった時に廃止にならないように、我々が唯一やるべきことは利用することなのだから…。

2014年12月23日

サンライズ&広島旅行記(4):アンパンマン列車で岡山へ

琴平駅の出発時刻は9:41と1時間もない。
自分は前回四国に来た時に1386段の階段を大急ぎで登って金刀比羅宮の本宮まで行ったことはあるが、今回は本宮へ行くことはおろか表参道へ行く時間もなさそうだ。
せめて雰囲気だけでもと駅前を散策することにしよう。

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時々雨の混じるあいにくの天気ではあるが、洋風建築の優美な造りの琴平駅を後に、大宮橋、門前町を散策する。
歴史ある街並みはゆっくり散策すると楽しそうだが、時間がないのが残念。
土産物屋のあちこちに名物のまんじゅう「灸まん」が売られていて、ちょっとつまもうと思ったのだが、箱詰めしか売っててなくて断念した。1個ずつ売ってくれればいいのに。

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琴平駅に戻り「サンライズ瀬戸歓迎」の横断幕が掲げられている改札を通りホームへ向かうが、今時自動改札もないのね…びっくりである。
次に乗車する高松行は国鉄末期に投入された121系の2両編成。
103系と同じMT55Aのモーター音を久々に堪能する。MT54と同様、MT55もすっかり乗る機会が少なくなったなぁ…。

9:58着の多度津で途中下車。
次に乗車するのは10:10発の特急いしづち10号高松行・しおかぜ10号岡山行きの併結列車だ。

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いしづち10号の先頭車両は普通の特急車両であるが…

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後ろの車両はJR四国が誇る?「アンパンマン車両」であります。
今回、わずか16席しかない「アンパンマンシート」を予約してあるのでさっそく車内へ向かいましょうか。

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扉もアンパンマン!

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座席も壁もアンパンマン!
さらに!

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天井もアンパンマン!

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網棚までアンパンマン!

うーん、かなりすごかったです。網棚はびっくりでしたね…。
車内は当たり前であるが親子連れで満員。アンパンマンシート以外も混んでいて満席だった。
指定券を取ったのは3日前なのによく取れたな。

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ちなみにアンパンマンシートは1号車なので、1号車普通車指定で取るのかと思いきや「しおかぜ10アンパン」と別列車名で登録されていた。
でもみどりの窓口で「アンパンマンシートで」っていうのは恥ずかしいな(苦笑)

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10:21に宇多津を出発し、再び瀬戸大橋を渡って本州に戻る。
反対側に線路がない左側の座席だったので、瀬戸内海が眼下によく見え、結構スリルがある。

今日は岡山から広島に向かうので、このまま岡山まで向かっても良いのだが、10:33着の児島で下車。
わずか20分ちょっとのアンパンマン列車の旅はここでおしまい。

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息子も楽しかったようで何より。

さてこのまま岡山まで行けば新幹線の乗り継ぎ割引で特急券も安く済むにも関わらず、あえて児島駅で下車した理由は…

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…まあ、そういうわけで(笑)
児島10:47発の普通岡山行は末期色にはなってしまったが115系3両編成でありまして、せっかく115系が活躍しているエリアなら115系に乗らないわけにはいかないでしょう(爆)

ちなみに、JR四国が運行しているアンパンマン列車は、特急のほかに瀬戸大橋アンパンマントロッコ号という列車もあり、こちらはより観光客向けで楽しそうだし、上りの2号は高松8:47発→岡山10:44着とサンライズ瀬戸からの乗り継ぎも好都合なのだが、残念ながらこの列車に乗ってしまうと115系やJR四国の113系に乗れなくなってしまうので(笑)見送った次第である。

MT54のモーター音を堪能し、11:20岡山に到着。
次は広島への移動ですよ。

2014年12月29日

サンライズ&広島旅行記(5):500系こだま「プラレールカー」に乗車

広島へ向かう次の新幹線まではあと1時間ちょっと。
時間があったので、駅前から出発する岡山電気軌道の路面電車に乗って時間をつぶす。
岡山電軌は路線長が短く、気軽に乗れるのが良いね。

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ちょうど新型電車「MOMO2」がやってきたので、これに乗って清輝橋まで往復する。
MOMO2は水戸岡鋭治氏のデザインで、木を使ったインテリアがいかにも氏のデザインらしい。
広々とした車内はまさに新時代の路面電車。こういう電車があちこちに増えるといいなと思う。

さて岡山駅に戻り、新幹線ホームへ。
次に乗る列車は12:40発のこだま741号である。

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さて、“アイツ”がやってきましたよ!

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こだま741号は今や新大阪以西でしか見れなくなった500系である。
未だに子どもたちに絶大な人気を誇る500系。自分はのぞみ運用時に乗ったことがあるが、せっかくの機会なので息子にも乗せることにした。

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しかもこのこだま741号は、1号車が7月より運行開始となった「プラレールカー」になっており、プラレールで自由に遊ぶことが出来る。
新幹線の移動は子どもたちが騒いだりしないか心配になるが、この列車ならその心配も無用!
ということで、サンライズ瀬戸からアンパンマン列車、そしてプラレールカーへの乗り継ぎと、我ながら子ども向けによく練られたプランを考えたものだ(笑)

3連休中とあって我が家と同様、岡山駅からプラレールカー狙いの家族も何組かおり、果たして車内はどんなものかと乗車してみると…

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予想通り、大人気でカオス状態でした(笑)
ただここまで混雑しているのは岡山駅出発時だけで、しばらくすると食事などで中座する家族も増え落ち着いて来るが、ちょっと空気が淀んでました…もうちょっと換気してくれると嬉しいところ。

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お馴染みのレイアウトは、西日本エリアの有名な建物が飾られていたりしてなかなか楽しい。

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先頭部は、子ども用運転台がある。
正面のディスプレイは先頭の映像が映るのでまるでこの列車を運転するような気分が味わえる。
なのに息子は怖い?のかやらず。もったいないなぁ。自分がやりたかったよ…(苦笑)
ちなみに500系を模したキャラクターは、JR西日本のマナー向上を訴える「カンセンジャー」というらしい。首都圏在住者にはあまり縁がないが子どもたちに人気らしいけど、本当なのかしら?

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息子はさっき乗ったサンライズを運転中(笑)
車内にある車両はJR西日本の車両のみのようだった。

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こだま号なので各駅で通過待ちがあり、気分転換に記念撮影ができるのはありがたいが、この前乗った東北新幹線に比べ、各駅の待ち時間が長い。
7分停車とかいう駅もあり、我々みたいな旅行者は良いけど、用務客は時間ばっかりかかってイライラするんじゃないかという気がする。
そのせいか、8両編成で本数も少ないのにプラレールカー以外はガラガラだった。

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小一時間遊び、我々も昼食とする。
岡山駅ビルで買った老舗焼鳥屋「新八」のテイクアウト専門店「しんぱち」の弁当を食べる。
駅弁に比べて手軽な値段で、味もジューシーでとても美味しかった。

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昼食を食べ終わってほどなく、14時ちょうどに広島駅到着。
ここでも多くの家族連れが乗車。人気は絶大なようだ。

1時間20分ほどの行程であったが、さすがプラレールの威力は抜群であっという間に過ぎて退屈しなかったのは大変ありがたかった。
本当はビジネス客が多い東海道新幹線こそこういう車両が欲しいところだが、現実的にはこだま号のような普段からガラガラの列車しか採用できないのが残念だ。
ただ自分を初め、普段こだま号に乗らないような家族連れがこだま号に乗ることによって乗車率アップに貢献し、列車ダイヤが便利になるのなら良い取り組みではないかと思う。
幸い、好評のようで来年3月までの運行期間が8月まで延長になったようだが、いっそのことこだま全列車に装備して恒久化しても良いんじゃないかなと思う。
アテンダント(接客のほか、たぶん電池交換要員としても重要なはず…)を配置しないといけないようなので経費の点で難しい点もあろうと思うが、ぜひ検討してほしいと思う。

さて、ちょっと早いですが今日の宿泊先へ向かいましょうかね。

ラベル:新幹線

2014年12月30日

サンライズ&広島旅行記(6):シェラトン広島

今回宿泊するホテルはこちら。

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シェラトン広島である。
2011年に出来たまだ新しいホテルで、広島駅前すぐにあり交通の便は非常に良い。
もっとも広島駅前とはいっても裏口にあたる新幹線口なので市内へ向かうにはちょっと不便ではあるけれど。

今回、3連休ということで広島のホテルはどこも高く、なかなか良い場所が見つけられなかったのだが、シェラトンのHPにひっそりと載っていた【Season Best】朝食ブッフェ付きプラン!がツイン朝食付きで約24,000円と、周囲のホテルよりも安い値段だったので迷わず予約した。
外資系ホテルは時々日本のシーズナリティをあまり分かってない価格設定をしてくれるのが良いね。

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6階のフロントでチェックイン。
スタッフは外国人も多く、日本人以外の宿泊客も多いようだ。

さてアサインされた10階の部屋へ向かいましょうか。

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今回予約した部屋は普通のツインであるが、広さは35平方メートルあり、申し分ない広さ。
クラブフロアも間取り自体は同じなので、これで十分である。

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ナチュラルでカジュアルな色合いの部屋は気取らずにリラックスでき、特に家族連れには良い感じ。
デスクも大きく、ネットも無料なのでビジネス用途としても使い勝手は良さそうだ。
ベッドも「シェラトン・スイート・スリーパーベッド」なので寝心地は良かった。

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このホテルの特徴とも言えるのが、ベイシンが部屋の中にあること。
最近この形態のホテルが多いけど、なんか良いことあるのかな?
部屋が広く見えるようで、逆にベイシンが目立って狭く見えるとしか思えないんだけど…。
また洗面所が部屋と一体なので、バスやトイレの音が部屋からよく聞こえるのもマイナス。
一人なら別にいいんだけどさ…。

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一方でバス、トイレが別でバスが洗い場付きなのは評価が高い。
やっぱり日本で営業する以上、もはや洗い場付きじゃないとホテルはダメだと思うな。

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今回の部屋は東向きだったので、目の前はオフィスビルであったが、一番端の部屋だったので新幹線が広島駅に入線する様子が良く見えて息子は大喜び。
客室は9階からなので10階は低層フロアなのだが、新幹線が良く見えるので逆に良かったかもしれない。

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DVDプレーヤーもついていたので持参したこどもちゃれんじのDVDを息子と一緒に観賞(笑)

このまま夕方までうだうだしようかと思ったのだが(苦笑)、せっかく広島に来たのだからと嫁と娘が帰ってくるまでちょっと外出。

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広電に乗り、定番の原爆ドームを見物して、近くの広島市こども文化科学館で息子を遊ばせる。
ここは無料だしいろいろ体験できる展示も多く、平和学習だけじゃ飽きてしまう子連れにはちょうど良い。

広島駅に戻って徳山から移動してきた嫁と娘と合流し、夕食はシェラトンからすぐの新幹線口の駅ビルへ。

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新幹線口には有名な「みっちゃん」の新幹線名店街店が入っているので、これまた定番であるが広島風お好み焼きで夕食としよう。
お好み焼き屋は何軒もあるのにここだけが大行列で、30分くらい待たされたが、席に着いた途端にお好み焼きが出てきたのはありがたい。
自分は牡蠣入りお好み焼きにしたが、ぷりぷりした牡蠣と濃厚なお好みソース、そしてボリュームのあるそばがマッチしてとても美味しかった。


翌朝。今日は朝から天気が良い。
朝食は6階のレストラン「ブリッジ」へ。

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The Bridgeは横に細長い構造でそんなに広くはなく、ちょっと待たされた。
メニューは和洋食ともあるが、どちらかというと洋食の方がバリエーションが豊富で、特にパンが美味しかった。

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窓から見える景色には、住宅街に迫る山々を望むことが出来る。
このあたりは8月に土砂災害が起きたエリアだ。
自分たちが訪れた広島市内はごく普通で、わずかな距離の先に未だ災害の爪痕が残る場所があるとは信じがたいが、早期の復興を祈念したい。

ということで、わずか1泊の滞在ではあったが、ゆったり宿泊できた。
何より3連休なのにリーズナブルに滞在できたのは大変有り難かった。
部屋は広いし、バスは洗い場付きだし、このくらいの好条件の部屋は市内には他にはないので、特に家族連れにはオススメのホテルだと思う。

さて、後は帰るだけですよ。

ラベル:宿泊記

サンライズ&広島旅行記(7・終):NH678便で帰京

11/3、最終日は広島空港12:55発のNH678便で帰京である。
本当はもうちょっと後の便が良かったのだが、これより後の便だと運賃がかなり値上がるので仕方がない。
この点どの便でも値段が同じ新幹線は得だよね…。

市内から広島空港までのメインルートはリムジンバスであろう。
であるが…

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今日もコンサートに参戦して帰る嫁と別れ、JRのホームへ行きまして…。

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10:52発の白市行に乗ります。車両は勿論115系(爆)
広島空港へは白市駅からバスでも行けるので、だとしたら115系に乗らないわけにはいかないでしょう(笑)
下り方面なのでガラガラだった上に、転換クロスシートの3000番代だったので快適。
しかし広島エリアも来年から新鋭227系の投入が予定されており、115系の活躍もあとわずかになった。
これまで115系で安泰だったエリアがここ数年で続々と陥落しており、MT54のモーター音が聴けるのもあとわずかなのかもしれない。

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勾配の難所、通称セノハチを通る。このあたりは建物も少なくちょっとした旅行気分である。
しかし広島空港がこんな僻地にあるのはどう考えてもおかしいよな…。
115系に長時間乗れるのは嬉しいけどね。

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結局47分も乗車して11:39に田舎の小駅といった感じの白市駅着。
11:58発の連絡バスに乗り、空港には12:12に到着した。

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広島空港を利用するのは前回広島に旅行に行って以来かれこれ9年ぶりである。
そういや9年前も往復バス〜白市乗り継ぎ115系だったな(苦笑)

あまり時間もないので昼食を買って搭乗口へ向かう。

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今日のNH678便の機材はB787・JA816A号機。
B787国内線機材で、個人的には安全面で心配な上に詰め込み機材で何一つとして良い面がなく、他の便にできないものかと思っていたのだが、冒頭に申した通り値段を考えるとこの便にせざるを得なかった。
安全運航でお願いしますよ〜。

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連休最終日だけあってNH678便を待つ乗客は多かったので、優先搭乗で乗ろうかと思ったら、11月より全空港でDIA最優先のシステムが始まったらしく、しばし待つ(無念…)
最近のANAのDIA偏重もここまで来たかと言う気がするが、DIAの人はSFCと違っていつまでもDIAになり続けるのは至難の業だと思うので、彼らが陥落した時に引き続きANAを使い続けるとは思えないんだよね。
SFCを持っていればラウンジは入れるけど、DIAに慣れちゃうとSFCじゃ不満だろうしね。

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とはいえ一応SFC持ちなのでその次に優先搭乗で入る。
国内線機材なので座席がずらーっと並ぶ。うーん、激狭ではないが、やっぱり狭いな。

結局ほぼ満席で出発。

さて8月以来の久々の国内線で何と言っても体験したかったのは、9月より解禁された離着陸時のデジカメ撮影である。
この解禁が羽田カーブがあった頃にしてくれればと思うのだが、せっかくの機会、まずは写真を撮ってみることにしよう。

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まずは西に向かってテイクオフ!

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すぐに右旋回。右上に広島空港が見えるが、いやしかし何でこんな不便な場所に…(以下略)

水平飛行をすぎ、いよいよ着陸態勢です。

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新島、神津島を右側に臨む。
今までだとこのあたりから撮影できないのだが、今日はまだまだ撮れますよ!

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内房線の南三原駅付近から千葉県上空に入る。
これまでこのあたりは写真が撮れなかったので、とても面白いね。

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富津岬上空をすぎ、アクアラインを右手に見ながら高度を下げていく。
このルートだと千葉市や湾岸エリアは見ることが出来ないのが残念だが、それでも今まで撮れなかった景色をパシャパシャできるのは素晴らしい。

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D滑走路を見ながら着陸!

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いやはや、なかなか新鮮で面白かったです。これはしばらく病みつきになりそう。
次は伊丹便で大阪の市内を激写してみたいものだ。

ヒコーキの中では子どもたちには本を読ませたので、比較的静かに過ごせた。
何よりなんだかんだ言って飛んでしまえば80分で羽田なのはやっぱり楽だね。
これでもうちょっと安ければ良いのだけど…。

ということで、サンライズ瀬戸と広島をメインの目的にした2泊3日の旅はおしまい。
今回、かつて行ったことのあり、子連れで見るべきところが少ないエリアだったので、あんまり観光はしなかったけど、いろんな乗り物に乗り、綺麗なホテルにも泊ったので、そこそこ充実した旅行になったかなと思う。

さて、次はどこへ行こうかな。

(おしまい)
ラベル:ANA