2014年11月09日

親子北斗星弾丸旅行記(1):発端

昨年11月に竜飛海底駅へ向かう際に北斗星に乗って以来、我が家(自分だけか?)は寝台特急ブームである。

その後、2月にトワイライトエクスプレスに乗り8月にカシオペアに乗り、後はサンライズエクスプレスに乗れば満足か…と思っていたのですが!

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我が家に置いてあった寝台特急の本を眺めていた息子が、「ほくとてー乗ってないよ!乗りたい〜!」と…orz

うーむ、こんなことを言うなら去年竜飛海底駅まで連れて行けば良かったと思うが、今更仕方ない。
これが普通の親なら「この前カシオペアにも乗ったでしょ!贅沢ばかり言ってるんじゃありません!」と怒るものであるが、北斗星は下手をすると来春の改正で廃止となる可能性すらあり、仮にそうなると11月頃には廃止報道が出てそれ以降はチケットの入手が絶望的になることが予想されるので、今乗らないと2度と乗れないかもしれない。北斗星はまさに最後のブルートレインであり、21世紀産まれの息子に昔懐かしい旅をさせるのも良い思い出になるだろう(3歳児なのでどこまで覚えてくれるかは怪しいが)

ということで、8月に北海道行ったばかりなのであるが再び北斗星に乗りに北海道へ行くことにしました(苦笑)

今回は夏に旅行で散財したこともあり、自分と息子の2人旅とし、単純に北斗星に乗ることだけを目的に、函館までの往復にした。
前回チケットをゲットしたJR北海道のネットサービスで空席を見ると、B寝台であれば結構取れそうであったが、息子は寝相が悪いし甲高い声で周囲に迷惑をかける可能性もあるので、B個室を第1希望とすることにした。
しかし同じB個室でも、2人用のデュエットは直前にツアーのリリースと思われる空席が出てきたり比較的取りやすそうに感じた一方、1人用のソロは個人客が多いからか直前でもなかなか空きが出なそうであった。
ということは10時打ちにかけるしかないが、さすがに始発で並ぶのも面倒だったので、9月24日の朝、会社をちょっと抜け出して(笑)東京駅へ向かった。
狙うは10月24日の下り北斗星である。

東京駅の八重洲口にあるJR東日本のみどりの窓口は、1か月前予約専用の受付があり、10時に窓口にいなければならないという制約を除けば、他のどうでもよい予約で並ぶ客を気にしながら10時打ちを狙うことなく10時打ちを確実にしてもらえるので便利である。
が、10分前に行ったところ既に先客がおり、4番目であった。
周りはトワイライト狙いの客ばかりである。ホント、2月に乗っておいてよかった。
9時57分になると窓口の半分以上が閉まり、時報の音が流れ緊張感が漂う。
やがて10時になり、結果発表の時間であるが…残念ながら結果は×。
まあ、金曜の下りはさすがに厳しいよね…。

ということで、翌9月25日の朝、再び会社をちょっと抜け出して(爆)東京駅へ。
今度は函館発の上り北斗星を狙うことにする。

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昨日より少し早めに行ったので、3番目であった。
どうも10時打ちは窓口は3つか4つ使っているようなので、3番目なら確実に10時に打ってくれるだろう。

昨日と同じく時報を聞き、結果発表。
ほかの客は「申し訳ありませんが…」と返されたが、3番目の自分は「少々お待ちください」と言われた。
これは…?

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ハイ、無事ソロが取れましたよ!
6号車5番ということで、立つことの出来るJR北海道車ではあるが1階かつ進行方向逆向き席と最上級の席ではなかったものの、ヤフオクなどに頼ることなく取れたのはラッキーであった。
ロイヤルあたりは別格だろうが、ソロなら10時打ちをすればまだ普通に取れそうであるので、北斗星に乗りたい人は今すぐ狙った方が絶対に良いと思う。

復路なのがちょっと残念な気がするが、往路の函館着は6:35と早く、よく考えたら息子が起きるとは思えない時間であり、それを考えると復路でゆっくり朝を過ごす方が良いだろう。

しかしトワイライトはホントに取れませんね。最近窓口にはよく行くが取れたという声を聞いたことがないですわ。

これで寝台券は取れたので、往路をどうするかである。
函館くらいの距離だと普通は飛行機であろうが、飛行機だと息子は金がかかるので、鉄道で行くことにした。
ただ新青森までまっすぐ行くはやぶさは全車指定であり、息子を指定席に座らせると小児料金がかかる。
なので自由席で行くことにした。時間はかかるが、逆に乗り継ぎながらいろんな新幹線に乗せれば息子も満足するだろう。

しかしこの行程には難問が1つある。
盛岡から新青森の間は自由席のある列車がなく、代わりに立席特急券が売られていて、空いている席に座るという運用をしている。なので「東京から新青森までの自由席特急券」は買うことができない。
この場合、「自由席と立席の通し特急券」を買うことで、東京から新青森までの指定券特急券料金から520円引かれた自由席特急券に相当するものを購入することが出来るのだが、問題はこの特急券を窓口氏がちゃんと発券してくれるかである。
このあたりのやり方はこの方のサイトに詳しいが、「盛岡支社では盛岡打ちきり(=料金が高くなる)の誤案内がされる」だの「首都圏ではこの手の発券方法をまとめた冊子を見て発券する」だの、いかにも面倒くさそうな感じが…。

ということでなかなか窓口に行く気が起きなかったのだが、一念発起して窓口へ行った。
向かった先は北斗星のチケットをゲットした東京駅八重洲口のみどりの窓口である。ここなら経験も豊富だろうし何とかしてくれるだろう。
窓口は混んでいて、面倒くさい注文をするのはちと気が引けたが、自分の番になった。
窓口氏は若い女性であった。最近東京駅の窓口は女性の方が圧倒的に多い。
窓口嬢はマルス端末をタッチし始めた。何も見てないので自由席で新青森まで指示してエラー返すとかそんな初心者行為しないよな、と心配したのだが…。

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先ほどのサイトと全く同じ2枚の特急券が出てきましたよ!
いやあ、窓口据え付けと言われる冊子を見ることなく、この面倒くさい特急券を発券した窓口嬢にプロの貫禄を感じましたわ。さすが東京駅の窓口はレベルが高い。感心しました。

そんなわけで、無事このチケットも取れたので、最大限活用することにしたのがこのプランである。

東京8:28→郡山10:03 なすの253号 E3系こまち型車両
郡山10:07→盛岡12:07 やまびこ43号 E6系
盛岡12:37→新青森13:29 はやて13号 E5系
新青森14:51→函館17:02 白鳥17号
函館21:49→上野9:38 北斗星

絶滅危惧種となったE3系こまち型車両、そして現こまちというよりスーパーこまちと言う方がしっくりくるE6系と、息子が未乗の新幹線車両に乗せることにした。
函館は4時間くらいしか入れないが、3歳児にとって函館は楽しい街ではないし、夜景でも見れればちょうどよいくらいだろう。

という、たった26時間の弾丸旅行プランが組みあがりました。
まさに息子にテツな教育をするためだけの贅沢旅行ですな(笑)
自分としても、昨年乗れなかった北斗星の個室に再び乗れるとあって楽しみである。

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まあ、どう考えても自分の道楽だよな〜(苦笑)

(つづく)
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親子北斗星弾丸旅行記(2):新幹線を乗り継ぎ新青森へ

10月25日(土)。
普段朝寝坊な息子もしゃきっと起きて7時過ぎに家を出発し、東京駅へ。

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東京8:28発なすの253号でまずは郡山へ向かいます。
なすの253号はE5系+E3系0番代の16両編成。
E3系0番代はこの3月でこまちから引退したものの、E5系の増結用として引き続き東北新幹線の運行を細々と続けている。
しかしいついなくなるかわからない絶滅危惧種であることから、今回この列車を指名した次第である。
息子は「ふつーのこまち!(=とE3系を呼んでる)」と大喜び。

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今日は絶好の秋晴れで、東北新幹線もやまびこやはやぶさは指定券が満席の列車も多かったようだが、なすのしかも増結車両のE3系はすいていて、大宮でちょっと乗ってきたが3割くらいとガラガラであった。
こんな乗車率でも車内販売は回ってきたが、E3系のみの担当じゃ商売あがったりだろうな。
E3系は新幹線とはいえ在来線規格の車両なので、横4列、シートピッチも980mmとN700系やE5系より狭く、新幹線区間だけで乗車すると狭さが目に付くね。

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長丁場の旅行に備えて絵本やiPadを用意したが、早くも絵本はここで出してしまった…この先大丈夫かな?

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那須の山々を左に見ながら、定刻10:03に郡山到着。
東北新幹線を各駅で北上するのは初めてでなすのだけでうんざりするかと思ったが、さすが新幹線だけあって走行中は速いことから、そんなに退屈することはなかった。

次の列車は10:07発のやまびこ43号。わずか4分乗り継ぎだが同一ホームなので問題なし。

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さあ、E6系がやってきましたよ!
E6系のフォルムは格好良いかは別にして目を引くよね。

やまびこ43号は東京駅で見た時は指定席は満席であり、座れるか心配であったが、途中駅での下車が多かったのか自由席は空席がちらほらあり無事に席を確保。

10:21着の福島で後続のはやぶさ9号・こまち9号の通過待ちがあるので息子と記念写真。

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やまびこやなすのに乗ると頻繁に通過待ちを受けるが、ホームに降りて気分転換したり、320km/hでぶっ飛ばすはやぶさ・こまちを眺めることが出来たりとそれはそれで楽しい。

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広瀬川を渡り、10:47仙台着。仙台からは福島で抜かされたはやぶさ乗り継ぎの乗客でも乗ってくるかと思いきやそうでもなく、車内は閑散となってきた。3歳児との旅行なのですいているのはありがたいところだ。

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古川を出ると一面の田園風景が広がる。さすが米どころ宮城だね。

一ノ関で東京9:36発のはやぶさ11号の通過待ちを受け、各駅に停車し乗客を降ろしながら盛岡へ向かう。
最後の駅、新花巻を11:55に出発してふと後ろを向くと、先頭の17号車は自分たちだけになっていた。

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岩手山を臨み、定刻12:07に盛岡駅に到着。

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郡山から2時間、東京からでは3時間半かかったが、全然退屈しなかった。
新幹線ののんびり旅もいいものだね。

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次の列車は12:37発のはやぶさ13号で、30分待ち時間があるが、今回新青森までの特急券を買っているので途中下車はできない。
なのでホームや改札内の待合室で時間を潰すことになるのだが、息子はE5系とE6系の連結部分に興味津々(笑)で、30分なんかあっという間に過ぎそうであった。
ちなみにやまびこ43号のうち、E5系10両は13:07発のやまびこ48号として折り返すのだが、車掌さんに聞いたところ切り離し時刻は12:50頃とのことで見れず。残念。

さて12:37発のはやぶさ13号であるが、白石蔵王駅付近で上り列車の窓ガラス破損の影響で停車したらしく、15分遅れるとのこと。
この先、新青森の中途半端な乗り継ぎ時間を利用して青森まで往復しようかと思ったのだが、ちと難しいかな…。

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15分遅れてはやぶさ13号・こまち13号が到着。
こまち13号が切り離され先に発車するところを見学する。
が、発車した途端に発車ベルが鳴り始め、10号車グランクラス、9号車グリーン車に乗るわけにはいかないので盛岡駅を息子を抱っこして50m走…疲れたわ(苦笑)

はやぶさ13号も東京駅の時点で指定席は満席であったが、盛岡を過ぎた段階では半分以下の乗車率で、3人掛けを独占できた。
ミニ新幹線規格のE3系・E6系を乗り継いだ後のE5系は普通車であっても広々として快適だ。

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盛岡駅で買った駅弁でちょっと遅い昼食。
ただ息子は全体的に駅弁を食べなかった。駅弁の味付けは子供向けではないので仕方がないが、子連れの食事はちょっと考えないといけないな…。

七戸十和田駅を通過し、もう少しで新青森というところで「う○ち…」と言って慌ててトイレに向かうアクシデント?もあったが、何とか間に合って定刻より10分ちょっと遅れて新青森駅に到着。
息子は3歳ではあるがちゃんとトイレを言ってくれるのがありがたいし、この先の白鳥は古い485系なので、綺麗なE5系でトイレを済ましたのでそれはそれで良かった。

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最速2時間59分で着く新青森駅に5時間ちょっとかかったわけだが、自分がぐるり北海道フリーきっぷで列車で行った頃は盛岡乗り継ぎで青森まで5時間近くかかっていたわけで、そんなに遅いわけでもないかなと思う。
むしろその頃を思い出してちょっと懐かしくなったし、適度な気分転換が出来て昨年新青森から最速のはやぶさで帰った時よりも楽しかった。

ただ今回はあえていろんな車種を乗り継いだのだが、全体的に見るといつの間にか東北新幹線はE5系・E6系が最大勢力になっていて、あれほど沢山いたE2系がすっかり影が薄くなっていた。
息子なんかはE2系=はやて、E5系=はやぶさ、E6系=スーパーこまちと覚えているので、その通り運用してほしいものだ(!?)

さて次はいよいよ北海道ですよ。

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親子北斗星弾丸旅行記(3):白鳥17号で函館へ

次の列車は新青森14:51発の白鳥17号で、約1時間ほど時間がある。

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しかし新青森駅は見るべきところが何もない。
このため青森駅まで行って駅前の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」でも見ようかと思ったのであるが、新幹線が10分ちょっと遅れたので、新青森駅まで戻ってくるのはちょっと厳しい。
青森駅から白鳥に乗ってもいいのだが、青森から函館までは絶対に海側に座りたいところ、自由席だと万が一にも席が取れなかったら困るので、大人しく新青森駅で時間を潰すことにした。

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ということでコンコースの模型で我慢する。
息子が在来線のホームへ行きたいというので、ホームで列車見物。

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ちょうど14:23着のスーパー白鳥24号が入ってきたので、絵本を見ながら現物のチェック(笑)
息子は連結部分を見て、片方に運転台がないことにご立腹であったが…(苦笑)

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14:34頃白鳥17号が入線。485系の6両編成である。
外観は大改造されているが、かつて全国で活躍した485系も、現在特急の定期運用はこの白鳥と北越しかなく、もはや貴重な存在である。
14:43着のはやぶさ17号の接続を受け、上り列車の到着をまって出発。
青森までは6割以上席が埋まっていたが、青森で半数以上が降り、乗りこむ客も少なく自由席は3割くらいの乗車率であった。これだったら青森まで行っても問題なかったかな。

進行方向が変わり、15:06に青森駅を出発。
ここから青函トンネルまでの区間は昨年11月に通った時はもう真っ暗だったので、日のあるうちに通るのは2002年以来12年ぶりだ。

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左側の田畑の向こうには、北海道新幹線の高架橋を望むことができた。
2016年3月の開業まであと1年半。いよいよですなぁ。

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一方、さっきまで元気だった息子は疲れが出たのか夢の世界へ…。
まあこの区間は景色を見たかったので好都合?である。

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青森湾が見えてきた。遠くには下北半島も見える。
ほどなく15:29に蟹田着。ところが…

「この先の津軽今別駅で電気系統の故障がありしばらく停車します」

とのアナウンスが…orz
少し停車し、とりあえず津軽今別までは行くということだが、原因や復旧見込みは不明ということで、おいどうしてくれるんだJR北海道は!と思いましたわ。
幸い津軽今別駅に着いたところで、復旧したということで、10分ほどの遅れで済んだので良かったのですが。

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津軽今別駅は新幹線駅の工事が進み、すっかり面目を一新していた。
しかしこんなところに駅作って誰が降りるんだろうなぁ。

ほどなく青函トンネルへ入る。



どうも、竜飛側で徐行運転をしているようで、前半はそこまで速くなかったが、吉岡側は140km/hで全力疾走。1年ぶりのMT54のモーター音を堪能する。

結局遅れは15分ほどに拡大してしまったが、無事道内に上陸し、木古内駅に到着。

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木古内は1年前に来たばかりであるが、次の駅であった知内、そして竜飛海底はすでになく、隣駅は津軽今別になっていた。

木古内の先、釜谷の手前からは函館山が見えてくる。自分の最も好きな車窓の一つだ。
既に夕暮れ迫っているが、ぎりぎり函館山の雄大な眺めを楽しむことが出来た。
昨年11年ぶりにこの区間を通ってかららはからずしも2月、8月、そして今回と3回も通ることになったが、もう今後通る予定はなく、今度こそ最後かもしれない。

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やがてすっかり日は暮れ、定刻17:02より15分ほど遅れたまま函館駅へ到着。
今日は比較的穏やかな天気であったが、函館まで来るとさすがにちょっと寒かった。
東京駅を8:28に出発してから9時間弱、まさに「はるばる来たぜ函館〜」な気分である。

さて、北斗星の出発時刻21:49まではあと4時間ちょっとあるので、観光でもしましょうかね。

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2014年11月10日

親子北斗星弾丸旅行記(4):函館ミニ観光

函館駅のお土産屋で先にお土産を買い、駅前から発着する18時発の函館山行登山バスに乗る。

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切符を買ってから気づいたのだが、今回あいにく10月16日〜11月6日までの函館山ロープウェイ定期運休期間に重なってしまっていた。
駅前はバスを待つ乗客が既に列を作っており、残念ながら座れなかったが、台湾人の観光客が息子の席を譲ってくれた。多謝!である。
函館駅前で既に満員だったバスは、途中の停留所からもどんどん乗ってきて、超満員状態。
ロープウェイの輸送力に比して明らかに不足しているよなぁ。もうちょっと増発してくれよと小一時間。
途中、中国からの留学生による日・英・中の観光案内を兼ねたアナウンスがあるのは感心したが、そんなことよりもこの混雑がとにかくしんどい…。

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バスで函館山に向かう場合、登山口から先は車内灯が消え、真っ暗になる。
そしてヘアピンカーブを曲がるときに一瞬見える夜景は実に綺麗で、バスで登山する際の見どころの一つなのだが、今回ばかりは早く着いてくれと…。
自分は函館に10回以上来ているので、登山バスには当然乗ったことがある(今は亡き函館市営バス時代!)のだが、ロープウェイも動いていた夏休み中でそんなに混んでいた記憶がなかったので、今回は残念だ。

ただ今年は全面マイカー規制が入っているだけまだマシらしく、2年前までは定期運休中マイカー規制がないために大渋滞で1時間以上かかることもあったらしい。こんな混雑で渋滞なんかあろうものなら発狂ものだな。
幸い、30分ちょっとで無事山頂に到着した。

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バスを降りると、予想はしていたが寒い!風が吹いていて結構しんどかったので、屋内へ避難する。

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ロープウェイが運行している時は混んでいる1階だが、今日はガラガラだった。
ここは屋内で寒さを気にすることなく夜景を満喫できるのに、勿体ない。

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2年ぶりの夜景というか、もう10数回目の夜景なのであるが、何回見ても函館の夜景は素晴らしいね。

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息子は2年前にも来ているのだが完全に寝てた(笑)ので事実上初訪問である。
綺麗だねーと言っていたので、満足。

復路はロープウェイ山麓駅駐車場行のバスに乗る。
1本見逃したので座れたが、なかなか発車せず結局超満員になっていた。
どうも時刻表通りにしか運転していないらしい。結局15分ほど待たされたので出発が19時を過ぎてしまった。予定では18時半には下山かなと思っていたのだが。
ある程度人が集まったら適宜運行にすればいいのに、融通が利かないものだな。
こんなんじゃこの時期函館に来た人の評判落ちちゃいますよ。

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復路は下りかつ途中の山麓駅止まりなので20分ちょっとで到着。
キツかった登山バスによる函館山往復もおしまいである。
今年はロープウェイの更新があるようで例年より運休期間が長く、文化の日の3連休も運休だったのだが、無事さばけたんだろうか?

せっかく山麓駅で降りたので、ちょっと教会群を眺めながらベイエリアへ向かいましょうか。
息子は暗くてコワイとか言ってたけど…弱虫だな。。。

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聖ヨハネ教会、カトリック元町教会と、もう何度も見た光景であるが、何度見ても落ち着く。
新幹線開業で函館もまた変わっていくだろうが、これからも訪れて行きたいものだ。

夕食は2年前と同じラッキーピエロにした。ま、息子は2年前はここでも寝てたけど…。

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2年前にも食べた王道のチャイニーズチキンバーガーを注文。
美味しかったけど、ボリュームあるね!息子と2人でハンバーガー2個は多すぎた。
足らなかったら隣のハセストでやきとり弁当でも買おうかと思ったがそんな必要は全然なかった。

毎度毎度ラキピではハンバーガーを食べているのだが、周りを見ていると実はハンバーガーは多数派ではなく、カレーとかハンバーガー以外のものを食べている人が意外と多かった。
今回は息子も食べられるハンバーガーにしたけど、次回は違うものにチャレンジしてみよう。

ラッキーピエロからは市電で函館駅まで戻る。
長く乗った方が良いかな?と思って十字街ではなく末広町に向かったら、侘しい街並みに急に寂しくなったのか息子が泣きだすアクシデントもあったが、ママに電話して無事?解決に、市電に乗車。
まあこのあたりは所詮3歳児よのぉ。

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この時間は本数が意外に少なかったが、幸い5分ほど待つだけで20:54発の電車に乗り込み、函館駅へ。
本当は谷地頭温泉に行ってひと風呂浴びたかったのだが、バスの往復が予想より時間がかかってしまったので行けなかった。
それが残念であるものの、充実した4時間はあっという間に過ぎ、いよいよ北斗星ですよ。

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親子北斗星弾丸旅行記(5):北斗星に乗車(前編)

さて、いよいよ息子念願の北斗星の旅ですよ。

北斗星は函館21:38着予定であるが、案内表示によると今日は4分ほど遅れているとのこと。
まあ札幌から4時間半かけて4分なら上出来だと思う。

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函館駅では札幌からのDD51が切り離され、反対側にED79が連結される。
3歳児連れだと両方を狙うのは無理なので、2か月前のカシオペアはED79の連結を見たこともあり、今回は先頭でDD51を出迎えることにした。

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定刻より数分遅れて、北斗星がやってきましたよ〜!

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早速切り離し作業が行われるので、息子も見学(笑)

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国鉄フォントの「上野行」方向幕にどことなく安心感を感じますね。
何枚か記念写真を撮り、いざ6号車へ向かいましょうか。

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6号車は半室ロビーとソロ8室の合造車である。
今日の車両、スハネ25 502は元をたどれば1974年製のオハネ25 31を1988年の北斗星運行開始に際し改造したもので、製造から40年、改造からも四半世紀を過ぎており、まさに耐用年数ギリギリである。

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5番の部屋は1階である。青森までは進行方向なのだが、青森からは逆向きである。

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5号車のオールソロが1991年に車体新製で改造されたのに比べると、客室の構造は同じながら至る所に昭和の面影が色濃く残る。
ソロは全車両喫煙可能なため灰皿もあるが、特段空気が悪いという感じはしなかった。
オーディオは4チャンネルあるが、クラシックやジャズなど変わり映えのしない音楽が流れていた。
でもこの音楽こそが北斗星のオーディオである。

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5号車は足元前に大きめの荷物棚があるのだが、6号車は荷物棚は通路上にしかなく、背の低い人は使いづらいのではないかと思う。

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そして6号車の一番の特徴はシリンダキーである。
北斗星のカギは会社や改造年月の差によりカードキー、テンキー、そしてこのシリンダキーの3種類がある。
シリンダキーは物理的にしっかりしたカギなので絶対確実という安心感はあるが、車掌から渡される関係上車掌が来るまで外に出れないという欠点がある。
ただ今回函館から6号車に乗車したのは我々だけだったのですぐに検札が来て、結果的にはすぐにカギを入手することが出来た。
ちなみに、今回の切符は函館から東京を通り越して宮島口まで買ってますが…これはおいおい明らかにしていきましょう(ってTwitter見ればばれちゃいますが(笑))

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息子も満足の様子で、父親としてはやれやれであります。

そんなわけで、北斗星のソロはトワイライトやカシオペアに比べれば正直設備的には見劣りはする。
ただ、その適度な狭さ、最低限の設備が逆に落ち着きさを感じさせ、一国一城の主感を満喫できるのもソロならではである。
特に自分にとっては、若かりし頃北海道へ毎年出かけ、何度となくぐるり北海道フリーきっぷの帰途利用したソロの記憶が蘇り、とても懐かしかった。
あの頃はお金がない中でソロに乗るのが自分にとっては贅沢だった。
年とった発言だが、あの頃の汽車旅は楽しかった。

遅れを取り戻して定刻21:49、北斗星号は函館駅を出発。
一息ついたので、隣のロビー室へ行ってみた。

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上りとはいえ週末の列車であり、ロビー室や食堂車はもっと慌しい感じかと思っていたのだが意外にも落ち着いていて、函館駅停車中にパブタイムへぜひお越しくださいという放送が流れていたくらいであった。
その後も多少待つ程度で続々と案内されていた。ラッキーピエロでおなかいっぱい食べてしまったので今回も行けないが、こんな感じだったら夕食抜いたほうが良かったかな。
もはやパブタイムは30分前から行列必至、一巡目で入れなければアウトかと思っていたのだが、まだまだピーク時を避ければ週末の北斗星でもこんなゆったり旅が出来るのね。
パブタイムこそ体験できなかったものの、良いタイミングで旅が出来たのはラッキーである。

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ところで息子の靴下は、函館駅の土産物屋で買わされた北斗星の鉄下である(笑)
ただEF81なのが気に入らない(爆)。息子は満足なみたいだが、北斗星の牽引車から外れて4年が過ぎているので、いくら引退が近いとはいえちゃんとEF510の鉄下を作ってほしいものだ。

さて北斗星は函館駅を定時で出発したものの、いきなり五稜郭駅で下り列車の行き違いのため8分停車し、再び遅れ始めた。
まあ、今回は東京に帰るだけなので、むしろ遅れてくれた方が有り難いね。

夕方通ったばかりの海峡線の景色をしばしロビー室で眺めていたが、時刻は22時を過ぎているので息子を寝かすことにした。

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すぐ寝てくれるか心配であったが、暗くすると早々に寝てくれた。
しかしそんな真ん中で寝られると自分が添い寝できませんよ…orz

寝てしばらくすると青函トンネルに入ったので、最後尾の1号車に向かう。
今日のB寝台は個室は完全満席のようであったが、開放寝台は所々空きがあった。
今の時期、特に開放ならまだすぐにでも寝台券を確保しでかけられそうである。

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最後尾のオハネフ25は通路から景色を見ることが出来る。
他に客がいるかと思ったが自分だけだったので、この特等席から青函トンネルを眺める。
ちょうど昨年降りた竜飛海底駅を通過するところだった。



この区間があと1年半もすれば新幹線が走るとは信じがたいなぁ。

ほどなく北斗星は青函トンネルを抜け、本州に入る。

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この時間になるとロビー室も閑散となり、開放的な空間を独り占めする。
ただ北斗星4号に慣れた自分はどうしてもこの半室ロビーじゃ物足りないんだよね…。

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日付が変わる頃、青森駅へ到着。
昨日の午後来たばっかりだが、もう戻ってくるとは我ながら勿体ない。
っていうか、2か月前にカシオペアでこの区間通ってきたばかりで、車両こそ違うもののデジャブ感たっぷりだったりしますが(苦笑)
ここでED79からEF510に機関車が変わり、逆向きになって出発。
あまり夜更かししていると明日に響くので、このあたりで寝ることにしましょう。
おやすみなさい…Zzz

(つづく)
posted by たま at 01:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北斗星 2014.10.25-26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月15日

親子北斗星弾丸旅行記(6・終):北斗星に乗車(後編)

翌朝。朝6時少し前に目が覚めた。

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定刻通りであればそろそろ福島駅であるが、車窓は大河原の桜並木。
どうやら遅れているようだ。

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息子はまだ夢の中。
幅70cmのB寝台は添い寝はかなりキツかったが、何とか寝ましたよ(苦笑)

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朝日が昇って来た。幻想的ですねぇ。
ここでおはよう放送が流れる。
青函トンネルの工事による徐行、岩手県内での濃霧による徐行などで30分ほど遅れているとのこと。
まあ、30分くらいの遅れなら全く問題なく、それだけ北斗星の旅が楽しめるのは有り難いくらいだ。

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定刻5:53着の福島には32分遅れて6:25到着。
そろそろ6時半。食堂車オープンの時間であるが、息子が起きないのでもっと後に行くことにしよう。

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息子は7時過ぎに起きました。

郡山を発車し、7時半前に食堂車グランシャリオへ向かう。
あいにく満席であったのでロビー室で待つが、10分も待たずに呼ばれて席に着くことが出来た。
カシオペアと違い、席に座って待つことが出来るのはホントありがたい。

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食堂車は朝日を浴び、すがすがしい。
この時期カシオペアが運休のため、スタッフの人数が1名多い5名のようだ。
昨日のパブタイム、そして今朝と食堂車の回転が早いのはそのせいかもしれない。
食堂車の男性アテンダントは昨年の北斗星で見たし、車内販売を担当していた若い女性は夏のカシオペアでお見かけした。自分も段々常連化してきたか?(笑)

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メニューはいつもの洋食を注文。息子は自分の分を取りわけることにした。
子ども用メニューこそないが、子ども用の食器はちゃんと用意されている。
あと北斗星はカシオペアと違い、ソフトドリンクを別注文できるので、息子用にオレンジジュースを注文。
単品のソフトドリンクに付くコースターは持ち帰れるので、子連れは北斗星の方が良いかもね。

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このメニューは昨年の北斗星、夏のカシオペアと全く同じであるが、美味しく頂きました〜。

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今まで朝の食堂車は6時半一番乗りばかりで、7時半に行ったのは初めてであったが、今日は全体的に混んでなかったこともあってゆったりと食事を楽しむことが出来て良かった。
この時期に北斗星に乗ったのは正解だった。

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定刻8:10より25分遅れた8:35、宇都宮駅に到着。少し遅れを取り戻したようだ。
2か月前に宇都宮の駅名票見た気がするが(苦笑)あとちょっとだ。あっという間だね。

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個室のドアを開けたり、狭い通路を歩いたり、部屋の中で家から持ってきたトワイライトとカシオペアのプラレールで遊んだり…良い思い出になってくれると良いな。

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更に遅れを取り戻し、定刻9:10着の大宮に9:33到着。あと30分で上野である。
昨日の朝東京を出発したのに、もう旅行はおしまいである。
旅程を立てた時は全く思わなかったのだが、函館まで往復するだけなど、さすがにちと勿体ない旅行だったなと、このくらいで気づきましたわ(爆)

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荒川を渡って東京駅に入り、いよいよ上野である。
国鉄型客車の定番、ハイケンスのセレナーデが流れ、到着放送が流れる。これがまた旅情を感じて良いね。

上野の手前で少し徐行した影響で、約25分遅れて10時少し過ぎ、上野駅到着。
遅れが拡大することなく到着したのは上出来だと思う。
っていうかもっと乗ってたかったかなぁ…。

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連結部で記念撮影(笑)
今日の機関車はEF510-510・カシオペア塗装であった。
青い北斗星用が良かったのだけどな。でもよく見るとこれはこれで似合ってるかも。

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10分ちょっと停車したのち、推進運転で尾久へ去って行きました。

いやあ、楽しい旅でした。北斗星は実に良かった。
もう1回乗りたいな(爆)幸い、今のところ去就については何の報道もないので、もう1回くらい10時打ちして乗れるかも(爆)

息子も、ほくとてー乗ったね楽しかったね、ということで満足したようだ。

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が、これを見た息子、「ばけもの(=あけぼの)乗ってないよ!」だって…orz

(おしまい)
posted by たま at 18:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 北斗星 2014.10.25-26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする