2014年02月23日

トワイライトエクスプレス乗車記(1):発端

大晦日の旅行計画で予告した通り「トワイライトエクスプレス」に乗って来ました!

そもそもの発端は、竜飛海底駅に行くべく北斗星に乗ったときの予習用に図書館で借りた「今こそ乗りたい 寝台列車の旅」
この本はなかなか細かいところまで描かれていて、何より旅に出たい気持ちにさせてくれる本として秀逸でありオススメであるが、読んでいるうちに、北斗星以上に気になったのが「トワイライトエクスプレス」であった。
今や老朽化が進みボロボロになっている北斗星に比べ、同じ24系を使っているのにトワイライトは全くその古さを感じさせないばかりか、自分の眼には最新鋭のカシオペアよりも魅力的に見えた。
そんな中11月の寝台特急の去就に関する報道の中で、トワイライトの廃止を論じた報道もあり、正式報道が出て寝台券の確保が困難になる前に乗っておくことにした。

とはいえトワイライトエクスプレスは今でも人気が極めて高く、またツアーが結構席を抜いてしまうらしいので週末の大阪発はプラチナチケットであることに変わりはない。
なので、スイートやロイヤルはまず無理だろうし、ツアー利用が多いツインも激戦と聞くので、第一志望をツアーが使わないシングルツインと現実的に攻めることにして、最小は息子との2人旅、後は取れた部屋の人数見合いで出かけることにした。

1月から2月にかけては大きなイベントがあって忙しいので、終わった後の2月15日に出かけることにした。
ちょうどさっぽろ雪まつりが終わったばかりなので、まだ取りやすいのではと思うし、17日が電車好きの息子の3歳の誕生日なので前祝いとして名義も成り立つ(笑)し、16日までなら航空券はタダでなおお得である(爆)
懸念事項はこの時期は雪というより強風で羽越線などが止まってしまうことであり、統計では2月は場合によっては運休率2割に上るらしいのだが、こればっかりは運なので天に祈るしかないだろう。

ということであとは1月15日に10時打ちをするだけだが、ここに来て3月に廃止になるあけぼの号の寝台券確保がヒートアップしつつあったので、10時打ちをするには、万難を排してみどりの窓口に1番に並ばないといけない。1番でないとどうなるかは11月の北斗星の結果が実証している。なのでまずトワイライトを目指す連中だけでなく、あけぼの、ないしはカシオペアや北斗星などを目指す連中とも戦わないといけないのだ(苦笑)。

そういうわけで、後悔をしたくはないので始発で行って並ぶことにして、朝4時半に起き新宿線の始発電車で某S駅へ。5時半過ぎに着き、無事に1番を確保!
もっとも、この駅は7時からなので1時間半近く待ったが2番の客が来たのは6時54分であった(笑)。ちょっと気合いを入れ過ぎたらしい…。とにかく7時に窓口がオープンし、10時打ちの事前受付を依頼した。
何をお願いするかは悩んだが、シングルツインとツインを1枚ずつ、両方第一希望で出してみた。
次にA駅へ移動。ここは8時からであり1時間弱待つが、ここも2番の客は直前だった。うーん、気合いを入れ過ぎたか…。ここでは、ちょっと調子こいてロイヤル第一、ツイン第二を事前受付で依頼してみた。
ここで一旦会社へ行き、9時半に抜け出して近所のK駅へ。ここは事前受付をしていないので、9時50分過ぎに10時打ちを依頼した。ここではロイヤル第一、ツイン第二、シングルツイン第三にしてみた。
しかし!まだ時間が会ったのでメモ書きをもったいかにも時間かかりそうな老人の応対を受け付けてしまい、オイオイ大丈夫かよ!と心配になったが2分前に終わって、窓口氏も電話で時報を聞きながら10時を迎えた…。

その結果であるが、

・K駅:第三希望のシングルツインを1枚確保。
・A駅:第一、第二希望ともダメ。
・S駅:シングルツイン、ツインとも確保。

であった。K駅で第二希望がダメだったのでS駅のツインは無理だろうなと覚悟していたのだが、2枚とも確保とは素晴らしい。2台同時に叩いたのだろうか。逆にA駅が一番要求条件が高いとしても情けない結果であったが、まあともあれ3枚の個室寝台券を確保できたのだから上出来である。

この結果息子を添い寝にすれば最大5人で出かけられるので、家族全員に加えて義母を誘って合計5人でトワイライトに乗ることにした。

もっとも、小学生の娘を休ませるわけにはいかないので、札幌に着いたらその日の夕方のヒコーキで東京に戻るので、ほとんど観光の時間はないのだが、まあ今回のメンバは北海道は体験済みだし、トワイライトがそもそもの目的だから良いだろう。

あとはロイヤルに変更できれば尚ラッキー!であったが何度もみどりの窓口に通ったもののとうとうキャンセルは出ませんでした。残念。

大阪へは新幹線で行った方が安いのだが、復路を考えるとクルマで羽田に行った方が楽なのでヒコーキで行くことにして、14日のイベントが終わったら支度をして出かけるか、と思ったら!

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都内が雪とは想定外だよ〜。
果たしてトワイライトに乗れるのか!?


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トワイライトエクスプレス乗車記(2):突然の前泊で関東脱出!

まさかの関東地方大雪で、トワイライトが運転するか以前に無事関東地方を脱出できるかが問題になってしまった。

2週間前の大雪に比べて雪質が重く、翌朝は雨という予報もあるが、強風が吹くためヒコーキとか厳しいかもしれない。何より一番危険なのは地上を走る総武線の翌朝における運休ないし大幅な遅れで、義母がちゃんと来れるかどうかがとても心配である。
なので近所のホテルにでも泊まってもらおうかと思ったがなんと満室。我が家の散らかり具合を考えると我が家に泊まってもらうという解はなく(泣)どうしたものかと思ったら嫁が大崎のホテルを一室確保したとのこと。大崎であれば羽田も品川も近いので、明日の行動を立てやすい。直前で値段は張ったが、都内のホテルが満室ばかりな中、よく確保できたものだと思う。

そんなわけで、大急ぎで自宅に戻り、支度をして雪の中出発し、最寄駅で義母と合流して大崎へ。
電車は遅れてはいたものの順調に動き、23時少し前になんとかホテルへ。

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大崎駅直結(と言いながら最後の20mほど屋根がなかったけど)の「ニューオータニイン東京」が今回の前泊先である。

11階のスーパーヒーリングルームへ。

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今回、トリプル1室が最後まで空いていて、なので取れたのであるが、トリプルだから多少広いかなと思ったらツインにエキストラベッドを入れただけで、23平方メートルしかないのにここに5人というのはかなり狭い。
ただまあ、今日ばかりは部屋があるだけでありがたいので良しとする。

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バストイレも正直狭いが、贅沢は言えません。
そんなわけでさっと体を洗って、おやすみなさい。
明日はどうなるかしら…。

翌朝。5時過ぎに起床。

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雪は雨になっているようだったが、かなり積もっている。
さっそくテレビをつけ、ANAのWebサイトをチェックすると、乗る予定だった8:00発の伊丹行NH15便は欠航になっていた。まあこれは想定の範囲内なので良い。
首都圏の鉄道は東急の事故を筆頭に無茶苦茶で、総武線も止まってはいなさそうだが遅延とのことで、前泊しておいて本当に良かった。嫁に感謝!である。
で、肝心の東海道新幹線は遅れてはいるものの動いているようだ。なので後は品川駅に行けばいいだけと思ったら山手線が止まっているとのこと!うーん、この雪じゃタクシー捕まらんぞ…と一瞬焦るが、5:55に運転再開とのことで、6時過ぎにチェックアウトし大崎駅へ向かった。
電車は問題なく動いており、無事品川駅へ。
品川駅は混んでいたが、券売機はそれほどでもなかったので、6:57発ののぞみ7号の指定券を無事購入できた。

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のぞみ7号は指定券は残りわずかで窓側が取れなかったのだが、乗ってみると結構空席が多く、窓側席は新大阪まで空いていた。電車の遅れで間に合わなかったのだろうか?

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今回の乗車券。大崎駅のみどりの窓口はもちろん空いてないのだが、指定券券売機で東京⇒(のぞみ)⇒京都⇒(トワイライト)⇒札幌と指定するだけで「東京都内⇒札幌市内」の切符を発券できた。MVは相当優秀だな。

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既に雪は峠を越えていたが、三島までは徐行、かつ小田原で一旦停車し雪を落とす作業をするということで20分弱の遅れが発生していた。が、今日ばかりは走ってくれるだけでありがたい。この日は北へ向かう新幹線が壊滅的な状態だった中で、遅延はあったものの普段通り走ってくれた東海道新幹線は実に素晴らしい。
普段は利用しないけどwww、こういう時には力強い存在である。
ホテルでテレビを見ていた時、品川駅で長崎に行こうとしてヒコーキが欠航になったのだがとりあえずタクシーで羽田に向かいます、とかいう中継がNHKで流れていたが、どう考えても品川から新幹線と特急で乗り継いだ方が確実にかつ速く長崎に行けたんじゃ…。

熱海を過ぎると天気は回復し、雪は所々残るものの晴れ間も見えてきて、新幹線は270km/hですっ飛ばす。

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浜名湖のあたりでは実に見事な虹を見ることが出来た。こんなにくっきり見える虹は初めてかも。

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外の景色に釘づけの息子。おかしいなぁ、こんな電車好きに育てたつもりはないんだけど…(謎)

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けっきょく20分弱れの遅れのまま9:45過ぎに新大阪駅へ到着。まずは第一関門はパスである。
JR京都線に1駅乗り、大阪駅へ。
さて、残るはトワイライトが運休してないかどうかである。今日は湖西線が強風のため、昼前までの便は米原経由になっており、更に強風の影響が拡大していないかが気になるが…

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「トワイライトエクスプレス 札幌」の文字がっっ!
結構感動しましたよ〜。ここに出ても運休の可能性はなくはないが、まず運転する予定ということがわかったので安堵でした。何しろ朝は大雪で大阪に着けるかもわからない状況だったので…。

そういうわけで、まさかの関東地方大雪にもかかわらず、無事大阪駅までたどり着き、トワイライトにも乗れそうです。さすが、日ごろの行いがいいだけありますな(自画自賛)
結果的にこの日は北斗星が運休になってしまい(札幌行カシオペアは運転日ではない)、トワイライトの客だけが北海道へ夜行で行けたことになる。こういうこともあるんですね…。

さて、いよいよトワイライトです!

ラベル:宿泊記 新幹線
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2014年03月08日

トワイライトエクスプレス乗車記(3):車内散策

トワイライトエクスプレスの最初の見どころは何と言っても入線シーンのクルーの挨拶。
11時少し前にホームへ行くと、早くもカメラ待機列が出来ていた。

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定刻の11:11に入線!

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テレビや雑誌などで何度も見た光景であるが、実際の眼で見るとやっぱり感動しますね〜。
本日のクルーの中にはこの前のリアルスコープで出てきたコックさんなどもいて、思わず挨拶。よろしくお願いします。

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札幌行の方向幕、トワイライトのエンブレムが高揚感をさらに高めてくれる。
入線が発車時刻の約40分前と早いので、写真を撮ったり買い物したりする時間が十分あるのが嬉しい。
最近の列車は東京駅の新幹線を筆頭に慌しく入線し発車する場合がほとんどだが、長距離列車は本来こうあるべきで、JR西日本の心遣いが嬉しい。
さっそく車内に入りましょうか。

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デッキにはトワイライトのエンブレムが入ったカーペットが敷かれている。
北斗星と同じ24系だがこれだけでも全く雰囲気が変わるのはさすが。

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まず一部屋だけ取れたツイン。
それほど広くはないが、天井まで届かんばかりの大きな窓が開放感がある。
残念ながら今回は義母と娘の部屋なのでほとんど滞在できず…この部屋を中心拠点にしようかと思ったが、さすがにツインの部屋に5人全員集まるのは無理があった。

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ということで車両を移動。
今回、ツイン1部屋とシングルツイン1部屋は5号車だが、残りのシングルツイン1部屋は6号車なのである。5号車は禁煙車なので嫁と息子が使うことにして、自分は6号車の部屋を使うことにした。
シングルツインは両側に部屋があるので、通路は中心にある。シックな色遣いの廊下はまるでホテルの廊下のようだ。

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さてシングルツインの部屋であるが、畳1畳分くらいしかないので正直狭い。
2人分のソファはあるが、大人2人だと正直息苦しいかなぁと思う。
ただ1人旅であれば、ソロよりははるかに気楽だし、窓の景色を見ながら移動できるのもよい。
何より木目調の落ち着いた内装が本当に素晴らしい。

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B個室なのでテレビなどの設備はなく、音楽が聞けるだけ。ただし、コンセントがついているので22時間の長丁場でも電源を気にする必要がないのが有り難い。

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シングルツインなので予め上段は用意されている。
窓がないので圧迫感があるが、屋根裏部屋のような上段で寝るのも楽しそうだ。

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B寝台は昔ながらの設備ではあるが、内装は綺麗になっているのでそれほど古臭さは感じなかった。
2両連結しているが、禁煙車の8号車はそこそこ乗っていたが9号車はガラガラであった。

続いて外を見てみよう。

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最後尾の展望スイート。
果たしてどんな人が乗っているんでしょうかねぇ。

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牽引機はEF81 44。今日の編成は第1編成のようだ。
ツイン、そしてサロンカー「サロン・デュノール」と大きな窓が目を引く。
感心したのは、濃緑色の上品さ。登場時にこの塗装を見た時「常磐線かよ!」と真面目に思ったのだが、ブルートレインの青色とはまた違った深みのある落ち着いた色合いがとても気に行った。
そして、北斗星とは全く違い、外板は年季こそ感じたがベコベコしたり塗装がはげたりすることは一切なく、如何にJR西日本がこの客車を大事に扱っているかがよくわかる。
北斗星ももうちょっとちゃんとメンテナンスしてくれればいいのに。

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そんなわけで40分はあっという間に過ぎ時間が足らないくらい…。

定刻11:50。長距離列車にふさわしく、札幌に向けてゆっくりと動き出した。

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サロンカーの大きな窓から、過ぎ去っていく大阪の街並みを味わう。
そして「いい日旅立ち」が流れます。
「皆さまの夢を乗せて、トワイライトエクスプレス、大阪駅を出発いたしました」
皆さまの夢ってのはベタな気がするが、確かにこの1ヵ月間夢見てたなぁ。
特に今日はこの列車に乗るまでが大変だった分、余計に嬉しい。
最高だね!

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2014年03月09日

トワイライトエクスプレス乗車記(4):食堂車でランチ

今日のトワイライトエクスプレスは湖西線強風のため、京都から米原経由で向かうため20-30分程度の遅れが発生するという。琵琶湖の雄大な眺めを見れないのは残念だが、走ってくれるだけ有り難い。

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京都から琵琶湖線に入る。
自分が陣取る5号車のシングルツインは山側なので、日本海は見れないが対向列車が見れるという点ではこっちのほうが楽しい。息子を呼んで電車を楽しむが「あれ何の電車?」「これ何の電車?」とうるさい(苦笑)
「あれは223系」「これは321系」とかちゃんと答えてあげたけど(鬼)わかったかな??

さてトワイライトエクスプレスの下り列車の楽しみは、何と言っても13時からの食堂車のランチ営業である。
食堂車自身が絶滅寸前の中、今や昼に食事を楽しめるのはこの列車だけである。
自分はかろうじて東海道新幹線の食堂車で昼食を食べたことがある世代だが、日本の列車で昼食を楽しむのは今回が最後かもしれないと思うと絶対に外せないポイントである。
車掌の検札が遅く、13時ギリギリになってしまい、案の定食堂車は順番待ち状態だったので焦るが、先に検札が終わった5号車組が席を取ってくれたので無事13時からの最初の組に座ることができた。
検札は1号車と9号車からスタートするので、真ん中の6号車あたりが一番割を食うのはちょっと不公平な気がする。

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食堂車・ダイナープレヤデス。落ち着いた内装が高級感を漂わせている。
リアルスコープでも流れていたが、この食堂車のランチはなかなかの本格派。5人いたので合計4種類頼んでそれぞれ堪能しました。

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海老マカロニグラタン(900円)。トロトロクリームソースが美味しそう。

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ビーフカレー(1050円)。フルーティーでちょっと辛めの独特なカレールーが味わい深かったです。

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一番人気のオムライス(950円)。オムライスは2巡目の途中で終わっていたので、確実に食べるには最初の組に入る必要がある。オムライス大好きな娘に頼めるか心配だったのだが良かったよかった。

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自分が頼んだビーフシチューセット(1880円)。ビーフシチューは食堂車の定番ですね。
じっくり煮込んだ牛肉が柔らかくて美味しかった。

みんな少食なので自分は全種類ちょっとずつ頂きました!満足です。

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食堂車のランチを楽しんでいるうちに、列車は米原駅に運転停車。
ある意味貴重な光景なので思わずパチリ。

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長浜駅付近で、ほんの少し琵琶湖を見ることが出来ます。

さて、旅はまだ始まったばかり。

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トワイライトエクスプレス乗車記(5):北陸本線を北上

食堂車のランチを楽しんだ後はまったりタイム。
久々の北陸本線の車窓をゆったりと楽しむ。これぞ最高の贅沢だね。

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近江塩津で本来のルートに合流し、敦賀へ。20分ちょっと遅れているようだ。
車窓は雪が積もったりなくなったりの繰り返しだが、昨日首都圏で雪を飽きるほど見たので北陸地方に雪がないほうが逆に意外な感じがする。

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遠くには加賀温泉郷。

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金沢が近づくと、白山車両基地から北陸新幹線の線路が並走する。
リアルスコープの少年ばりに高架橋を撮影してみました(笑)
いよいよ開業まであと1年となった北陸新幹線であるが、開業後は金沢以東は第3セクターになる。第3セクターを通過する寝台特急自体はカシオペアや北斗星で前例はあるのだが、その翌年に北海道新幹線の開業があることを考えると来年春の新幹線開業を機にトワイライトの廃止、というのも実は現実的な気がしていて、新幹線の開業もそういう意味ではあまり喜べなかったりする。

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16時少し前に金沢駅に到着。
隣のホームには国鉄急行色の475系が停車中であり、思わず写真を撮りに行きたい衝動にかられるが、通常であれば3分停車だが遅れにより停車時間が何分だかわからないので車内からの撮影で我慢…。
下りのトワイライトで残念なのは長時間停車が全くないこと。どこか1駅でもいいから10分くらい停車してくれれば、それだけでも十分気分転換になるのだが…。

そんなわけで、列車密度も少なくなると息子も退屈になってくるので、サロンカーへ移動してみた。

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サロンカーにはトワイライトのスタッフお手製スタンプがあり、良いヒマつぶし&記念になる。
雑誌も何冊かあり、ビデオ上映もあるので大人にはそれなりに退屈しないつくりになっているが、子どもはさすがに飽きてしまう。もともと子ども向けな列車ではないが、もう一工夫あると助かるのだが。

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そんなわけで文明の利器iPadが活躍。娘がお絵かきソフトで描いた息子の絵(らしい)。上手だね!

さて、そろそろ夕方が近づいてきましたが、外はあいにくの曇り空…。

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晴れていればこちらの方角に立山連峰が見えるはずなのだが…。

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富山県と新潟県の県境に近づくと、日本海が姿を現すが、今日は夕日は望むべくもなく、荒々しい白波が目立つ。
しかしこれが冬本来の日本海であり、厳粛な気分になる。
今日はこんな感じなので普段は満席になるであろうサロンカーも空席が多く、逆にのんびりと過ごすことが出来た。

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新潟県に入り、往年の難所、親不知を通り抜けていくと、もうすぐ夜です。

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トワイライトエクスプレス乗車記(6):夕食

糸魚川駅の手前、姫川を渡る頃にはすっかり夜も更けてきた。

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そろそろ夕食としよう。
子連れなので、1人12000円の食堂車のディナーは頼まず、この2つをシェアすることに。

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日本海懐石御膳。6000円もする高級料理である(笑)が、話のネタに頼んでみた。

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そしてルームセット(1500円)。生姜焼き弁当で手軽に食べられる。数量限定なのでゲットできるか心配であったが無事注文出来た。
どちらも食堂車で準備してくれるものだが、名前の通りのルームセットは当たり前として、日本海懐石御膳も食堂車では食べることが出来ず、部屋に配達となる。ただしサロンカーで食べることが出来るので、ここで5人集まって食べることにした。

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サロンカーがすいていたのが何よりである。
で、結論としては、当たり前であるが特に子ども達にはルームセットの方が好評で、懐石御膳はまあ今回は良いけど…って感じであった。ディナーの準備があるから仕方がないのだが、16時台に配達なのでこの時間(18時半)だと冷めてしまうのが残念なところである。

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25分ほど遅れて直江津に到着。このあたりは雪が深い。

定刻から20分ちょっとの遅れのまま、20時頃新津へ。ここが本州最後の停車駅で、新津を過ぎると明日の朝の洞爺までドアは開かない。

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雪に加え、風もそこそこ吹いていた。この先も無事運行されることを願うばかりだ。

新津を発車し、子どもたちを寝かしつける。
無事寝てくれたので、大人たちは21時から営業のパブタイムへ…。

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北斗星だと大混雑のパブタイムも、トワイライトだと年齢層が高いからか、メニューが軽食主体だからか、満席にはなったが北斗星ほどの殺伐感はなかった。
夜の食堂車の雰囲気はバーという感じがして、まさに大人の空間。3人とも飲めないけどね…。

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懐石御膳やルームセットでそこそこ満足したので、軽めに済ますことにしてポテトフライ(700円)と唐揚げ(850円)を注文。
きっと返しのついた鍋で揚げているんだろうなぁと思いながら、アツアツの料理を堪能した。
こんな楽しい空間が、近い将来楽しめなくなると思うと、本当に残念だ。

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定刻よりも20分近く遅れたまま、22時半ごろ酒田に到着。
このあたりは海に近く、風の影響を受けやすい区間だが、問題なく走っているようだ。

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深夜のサロンカーは誰もいなかった。
照明の柔らかい光と、大きな窓の外の闇のコントラストが絶妙で本当に素晴らしい。
今や半室ロビーに成り下がった北斗星とは天と地との差がある。せめて北斗星はロビーカーを残してくれればまだ良かったのだが。

さて、23時になったので、予約していたシャワーを浴びることにしよう。

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シャワー室は4号車のサロンカーに2部屋ある。中は機能的で狭さは感じない。
お湯が出るのはわずか6分ではあるが、実際は6分あれば十分頭も洗えるレベルで、暖かいお湯を浴びてリフレッシュした。列車内でシャワーが使えるというのは素晴らしいね。

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少し遅れを回復し、0:10頃秋田に到着。
そろそろ寝ることにしよう。

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結局上段に寝ることにした。シングルツインはベッドが固定なので、上段は高さがなく圧迫感があるが、横になってしまえばむしろその屋根裏部屋感が楽しい。
今日は早起きで疲れたので早く寝ることにしましょう。
おやすみなさい…Zzz。


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トワイライトエクスプレス乗車記(7):いい日旅立ち

できれば青函トンネルに入る前に起きたかったのだが、4時ごろ目を覚めた。
ちょうど、中小国を通過し海峡線に入ったところで、結局20分ちょっとの遅れのまま時間どおり北上しているようである。

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以前は車掌が解説をしていたというが、サロンカーは今日は数人がいるだけであった。

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青函トンネルに突入。コーっという乾いた音が続き、列車はスピードを上げた。
やがて蛍光灯が連なるようになると…。

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11月10日で営業を休止し、今度の14日限りで廃止となる竜飛海底駅を通過した。
わざわざ早起きしたのは竜飛海底駅を見たかったからである。
ここで降りたんだよなぁと思うと感慨深い。

夏であればトンネルを出たら既に夜が明けており、函館山を眺めることもできるのだが、この時期はまだ真っ暗なので部屋に戻りもうひと眠りする。

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起きたらちょうど森駅を通過するところであった。
無事北海道に来ることが出来ました。
内浦湾は冬の海であったが、そこまで荒々しい波ではなかった。

さて朝食である。自分は6:45の部を予約していたので、早速向かおう。

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3度目の食堂車である。1回の乗車で3回も食事をとるなんて経験、実に貴重だ。

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朝食は昨年春にリニューアルされ、和洋食というオーソドックスな区分とは異なるメニューになった。
賛否両論あるこのメニューだが、結論としては非常に美味しかった。
ただ上品すぎて個人的には従来の方が良いなぁと思う。何より子どもたちが食べられないのが問題。
このメニューにするならキッズメニューがほしい。
なので、今回は大人だけ食堂車にして、子どもたちは大阪駅で買ったパンを食べさせました。

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海と雪の光景は、冬の北海道ならではであるのだが、今回は東京からずっと雪景色だったので、さすがに少し飽きてきた(苦笑)

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北海道最初の停車駅、洞爺に到着。

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牧場の馬や樽前山方面を眺めているうちに、苫小牧に到着。ここまで来れば、あと1時間である。
長い22時間の列車の旅も終りが近づいてきた。

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感慨にふけっている一方で、気楽な我が娘…寝台特急に乗ることなどそんなにないのだから、良い思い出になってくれればいいけどね。

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南千歳を過ぎると、すっかり札幌近郊の雰囲気。
最後はこのサロンカーの大きな窓で、景色を楽しむことにした。
本当にこのサロンカーは落ち着く。

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豊平川を渡ると、再び「いい日旅立ち」が流れる。
22時間は長かったけど、全く退屈しなかった。あっという間だった。
良い記念になりました。
トワイライトがクルーズトレインと決定的に異なるのは、時刻表に載る列車であること。
時刻表に載り、行き先があるから旅はドラマがある。クルーズトレインのような、詰め込まれて移動するだけの旅は、移動を楽しんでいるようで自由がなくてつまらない。
ななつ星がもてはやされ、東も西もクルーズトレイン構想を立てているようだが、列車はあくまで移動の手段であることを忘れてないだろうか。
その前提で楽しめるからこそ、トワイライトは楽しいだが。
なので、たまに走るトワイライト団臨などには自分には全く興味を感じない。
大阪〜札幌を結ぶ列車たるトワイライトエクスプレスが、いつまでも走り続き、「いい日旅立ち」が流れ続けることを祈るばかりだ。

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定刻より26分遅れの10:18、札幌駅に無事到着。
結局、湖西線迂回の遅れ以外はほぼ定時運転という、この時期にしては極めて優秀な運転でした。
もっと乗ってたいくらいだったけどね…。

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客車は雪まみれ。こんな大変な思いをして走ってきたのね…。

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DD51付近は雪の中多くの乗客が記念撮影をしていた。お疲れ様!

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10分ほど停車し、トワイライトエクスプレスは札幌運転所に引き上げていきました。

いやあ、トワイライトは実に素晴らしかった。思い切って乗って良かったです。

さて…あとは札幌をちょっと観光したら家に帰りますよ(泣)

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2014年03月16日

トワイライトエクスプレス乗車記(8・終):帰京

札幌では気合いがあれば円山動物園にでも行こうかと思ったが、さすが北海道だけあって無茶苦茶寒く、ここで子どもたちが風邪をひかれたりするのも困るので、JRタワーの展望台「タワー・スリー・エイト」へ行くことにした。

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雪模様で視界はクリアというわけではなかったが、札幌市街を一望する。
息子は眼下の函館本線に興味津々。あの電車何?とうるさい(苦笑)

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お約束のトイレも体験(笑)

昼ごはんも近いところでということで、エスタの「札幌ら〜めん共和国」で済ますことにした。

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昼時とあってどの店も混んでいたが、比較的すいていた「きちりん」という店に入る。
ほしみにある店のようで、「素ラーメン」をコンセプトとしており、札幌には珍しく塩がメインのようだったので塩ラーメンを注文。
ちょっと独特なスープの味であったが、濃くなく逆に子ども向きかも。なかなか満足でした。

今日の帰りは18時発のAirDo便を取ってあるのでまだ時間はたっぷりあるのだが、札幌市内ではすることもないので早めに空港へ行くことにした。
14:10発の快速エアポートに乗るつもりでホームへ行くと…。

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隣のホームに14:05発の大阪行きトワイライトエクスプレスが止まってました!
嫁に「狙ってたんでしょ?」と言われたけど、完全にたまたまだったのでこれは嬉しい!
再び22時間かけて大阪へ向かう客車たちを見送るが、なんと食堂車のクルーも列車とともに戻っていくのだ。
さっき札幌に来たばかりなのに、あっという間に戻るとはハードだよなぁ。お疲れ様です。

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快速エアポートに乗り、新千歳空港には15時に到着。
出発まではまだ3時間もあるので買い物と食事タイムと行きましょうかね。

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まずは「カルビープラス」でできたてのポテトチップスとポテチュロを堪能。

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続いて「お寿司が食べた〜い!」とダダをこねる娘に付き合って「根室花まる」へ。
時間帯のせいか場所のせいか、並んだものの札幌駅のような大混雑はなく10分たたずに入れた。
ニシン(回転寿司では初めて食べました)やサーモン、サンマなどの北の味を堪能。
さすが根室だけサンマが一番おいしかったな。

まだ時間があったのでラウンジに行く。

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新千歳のANAラウンジは需要に対してキャパが狭かったが、改装でようやくまともな広さになった。
幸いいちばん奥が空いていたので子どもたちと時間つぶしするが、子どもたちがすぐ喧嘩するのでこっちは全然気が休まらん…。

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(クリックで拡大)

ところが案内を見ると18時発のHD32/NH4732便は出発が30分遅れるとのこと…。
前日の雪の影響か羽田便は全体的に遅れ気味であったが、AirDo便は機材運用がタイトなのか一番遅れていた。
今回、万が一トワイライトが運休となって北海道へ行けなかった場合を考慮して、嫁と義母は払い戻しの安いAirDo便にしたのだが、結果的に嫁と義母は買い物が終わって時間が余ったのだがラウンジに入れなかったし、こんなに遅れるならもうちょっと早いANA便にして全員でラウンジ行った方が良かったかなぁとちょっと選択ミスを後悔した。
でもフルサービスキャリアのくせに旅割28のキャンセル料50%よりAirDoのDOバリュー7のキャンセル料3000円のほうが安いってのは納得行かんなぁ。それでいて運賃が高いし。

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(クリックで拡大)

ゲートはAirDo御用達の端っこで、しかもゲートに来たらさらに出発が10分遅れるとのこと…。
隣のゲートがピーチだったので大混雑。やっぱり金に目が眩んでAirDoにしたのは失敗だったか…。

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今日が最後の事前改札でようやく搭乗。運賃種別はおろか会社までバラバラであったが、5人全員で乗せてくれた。
今日の機材はB767-300・JA01HD号機。

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搭乗率はほぼ満席であるが、このJA01HD号機はAirDo生え抜きであり、古い座席であったので、ANAの新シートに慣れてしまうと狭い。新シートも別に広いとは思わないが古い座席に乗ってみると全然違うんだと実感。
そんなわけで、ますますAirDoを選んだことを後悔…。

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ただ嫁が機内販売で買ったタンブラーは、2000円とお手軽プライスであったがシンプルでかわいく、会社でも好評だったとのこと。こういう心意気はやっぱANAでは味わえないね。

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結局羽田には20:24着。後続の18:30発のANA便よりも遅かった。
クルマで羽田に来れなかったので、高速バスで帰宅。雪の影響もなく、何とか22時に家に帰りました。

ということで、本当に乗りに行っただけの旅行でしたが、まず乗れて良かった。
そして、他の人たちはどうだか知らないが自分はとっても楽しかったです。
残された時間は少ないけど、もう1回くらい乗ってみたいな。

あと、嫁から言われている次の目標であるカシオペアに向けて、スケジューリングと10時打ちがんばりますか…。

(おわり)

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