2005年04月08日

東北へ行ってきます

明日から11日まで、東北へ旅行へ行くことになった。
今回は岩手がメインで、スケジュールは、

・9日:東京??盛岡??宮古??岩泉??宮古
・10日:宮古??久慈??八戸??仙台
・11日:仙台??平泉??東京

の予定である。
NH PLTメンバーのわたくしは当然飛行機での旅行を画策し、やっぱ秋田か大館能代から戻らなきゃでしょ??と考えていたが、嫁両親や親戚と仙台で合流することになったので、ツアーは利用不可。特割で秋田へ行くことも考えたが岩手の海岸まで行くには遠すぎ、やむなく往復新幹線にした。
最近は現地までは飛行機ばかりで(というかそういう場所へ旅行へ行ってたので…)まともに新幹線で旅行するのは2年ぶりくらいである。まあたまには列車の旅もいいだろう。岩手は花巻とかはひととおり観光したが海岸方面は未訪である。超ローカル線の山田線や岩泉線も強引に?組み入れたというのもポイントが高く、結構楽しみである。

今回の目的地はまさに「ふたりの北東北フリーきっぷ」がベストなのだが、仙台で途中下車しないといけないので使えない。またいつの間にかこのエリアの周遊きっぷは廃止されていた。ということで、仕方なく普通乗車券で行くことにした。そうすると乗車券だけで2万以上してしまうのがとても納得行かないところだ。ルートとしてはほとんど変わらないのに。
ということで、久慈??東京都区内を今日買ったのだが、指定券はえきねっと割引で券売機購入したので、原理原則からすると旅行センターへ行くべきである。ということで、今日の横浜詣での帰途、関内駅のびゅうプラザへ立ち寄ったのだが「みどりの窓口で買ってください」一辺倒であった。まあ気持ちはわからなくもないが、まさか発券拒否されるとは…。それじゃびゅうプラザの意味がないではないか!
まあ問題なくみどりの窓口で買えたのでいいけれど。ただこの原則も、ある意味空文なような気もする。厳格に運用するか廃止して買えない切符を例外にするようにすべきじゃないのかな。

ちなみに今日の横浜詣ではわざわざ秋葉原駅で下車して横浜フリーきっぷを買ったが、帰途新小岩までまっすぐ帰って精算機に突っ込んだら有人対応であった。やっぱ精算は有人じゃなきゃだめなのね。
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2005年04月11日

岩手紀行その1:はやてで出発

3日間の東北旅行から先ほど帰ってきた。
今回は岩手県がメインである。
時期的には冬と春の狭間であり春の息吹を感じるにはもう一息かな…という感じであったが、なかなか楽しい旅であった。ということで順次振り返っていくことにしたい。

4月9日、まずは東京7:56発のはやて3号で盛岡に向けて出発する。
新幹線で遠出するのは2年ぶりであるが、東京駅は近くて便利だし、ぎりぎりに来てもすぐ飛び乗れるのはやはり便利である。

hayate

今日のはやて号は八戸開業に伴い投入されたE2系1000番代である。E2系は何度か乗ったことがあるが1000番代ははじめてであるが、座席の作りはとてもチャチくてすわり心地はあまりよくない。ただ飛行機よりはるかに楽なのはたしかで、盛岡までうとうとしながらすごした。やっぱり新幹線は楽である。その代わり、料金は高いけれど…。

denen

広々とした田園風景と遠くに所々雪の残る山々を見ることができるようになると、盛岡は近い。10:22定刻に到着した。
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2005年04月12日

岩手紀行その2:山田線をゆく

盛岡からは山田線に乗り継ぎ宮古へ向かった。
工事中のため何となく寒々とした駅構内を歩き、10:48発の快速リアス号に乗り込む。
昔ながらの国鉄色のキハ58系2両編成であった。10年くらい前までは結構あちこちで見ることのできたこの車両も、最近は急速に数を減らしており、久しぶりの乗車である。

kiha58

超ローカル線として有名な山田線であるが、土曜で時間帯が良かったからか、ボックスに1??2名埋まっておりまずまずといったところである。
定刻に発車。郊外の駅にいくつか止まり、15分ほどの上米内駅を過ぎると、一気に何もない自然豊かな北上山地を登っていく。と同時に残雪が目に入るようになってきた。4月上旬ということでさすがに岩手東部に雪はないだろうと思っていたのだが、結構多く残っていた。

kitakami

かなり雪が残る山の中をゆっくりと登り、分水嶺を越えて高原のごとく視界が開けたところが区界駅。とても静かな駅であった。

kuzakai

ここからは閉伊川の谷間に沿って宮古へと下っていくが、結構カーブや坂が多く、列車のスピードは上がらない。快速といってももともと駅間が長く、駅の周りにも何もないので、ただ停車していないという感じだ。次々と自動車に抜かれていくが、国道106号自体も地方の貧弱な道である。なんとも日本の原風景といった感じであった。
約100キロの道のりを2時間かけて進み、平地が増えて店も多く見えてきた頃、12:48に宮古へ到着。
何もない風景を2時間見た後では宮古が都会のように見えた。
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2005年04月13日

岩手紀行その3:龍泉洞

列車に乗ってばかりであるが、宮古からは三陸鉄道に乗り込み、小本経由で今日のメインである龍泉洞へ向かうことにする。
13:10発のサーモン号は、元横浜博で貨物線のイベント列車で使われた車両が使われていた。

salmon

15年以上経った車両のため、やや古さは否めない(2編成あったがすでに片方は引退している)が、シックで豪華な内装である。屋根には桜の木が飾られていた。

salmon2

適度に席が埋まったくらいで出発。まあまあの乗車率ではあるが、かつては第3セクターの優等生だった三陸鉄道も最近は乗客減が続き厳しいようである。すでに赤字のため基金は取り崩し底がつきつつあるそうだ。今後がちょっと心配である。
さて列車は陸中海岸国立公園を北上するが、ほとんどトンネルで海は見えない。防潮堤で囲まれているという田老の町も、ちらりと高架線から海が見えただけであった。その代わり線路規格がよいので、先ほどの山田線とは全く異なり快速で走ってくれる。
13:43に小本駅に到着。接続はよく13:48発の町営バスに乗る。数人が乗り継いだが、皆次のバス停で降りてしまい、そこから龍泉洞までは貸しきり状態であった。こんなんで大丈夫なのかな…?
14:12に龍泉洞に到着。

ryusendo

さすが有名観光地だけあって施設が整っていたが、端境期だからか人はまばらであった。途中食事をしていなかったので食事でもしようと思い、何軒かみやげ物屋があったので見てみるが、食堂はのぼりがありながら皆休業。おみやげもなんかしょぼくて、やる気のなさ爆発である。一昔前の観光地を見ているようでちょっと心配だ。
結局ここでは食事を取れず。

さて気を取り直して中に入ることにする。中は結構深くて、地底湖は未だたどりつけない想定のところもあるそうだ。ぱっと見た感じどこにでもある山であるが、内部がこのようになっているとは、自然は何と不思議なものなのだろう…。

danmen

内部は水路に観光客用の通路を通したもので、足下に轟音をたてて水が流れている。その色は見事なコバルトブルーで、美しかった。

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幅が狭まったり広がったり、かがんだり、滴る水をよけながら地底湖へたどり着いた。見ることのできる湖の最深は98m。コバルトブルーがどこまでも下に広がっていた。その眺めは神秘的であった。

lake

ただ、ライトアップが暗くて、どんなにがんばっても写真が撮れない…。かすかにライトがあたっている部分が青く光るのみであった。じっくりと瞼に焼付け、帰途に着く。帰りは三原峠というピークを経由するのだが、かなりの急勾配でくたびれた。山の中にこのような広大な空間が広がるとは信じがたい思いである。
なかなか遠かったが、来てよかったと思った場所であった。
posted by たま at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東北旅行 2005.04.08-10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

岩手紀行その4:岩泉線探訪

龍泉洞から今日の宿泊地である宮古へは、JR岩泉線に乗る。

岩泉線は元々廃止対象路線であったが、並行道路未整備ということで現在まで残されている。しかしその本数は限りなく少なく、全線を走る列車は1日に3往復しかない。ただ乗るだけなら3往復もあれば十分といえば十分だが、朝夕に偏り日中の運行がなく、しかも龍泉洞という観光地があるばかりに、今回のようにこれらを組み合わせて旅行するのは非常に難易度の高いところである(といっても、3往復しかないので答えは限られているが…)

ということで、龍泉洞の帰り、岩泉17:20発の列車に乗るべく駅へ向かう。町営バスは行きに乗ったのが龍泉洞を通る最終である。岩泉駅までは4kmくらいのはずで歩いても十分間に合う距離だが、龍泉洞見学で思いのほかくたびれたのでタクシーを呼ぶ。

iwaizumi_sta

町の中心部を抜け、小本川にかかる橋を渡ると正面に駅が見えてきた。駅前広場は広く、駅舎は堂々として大きいが、あたりは閑散としていた。まあ1日3本では仕方ない。
しかし今日は結局昼を食べてないので、空腹であるが、あたりに何もない。仕方なく橋を渡って一旦中心部へ戻るが、国道沿いは何も店がない。ここはゴーストタウンか?と思うが、1本脇に入った商店街にはそれなりの店があって、何とかパンなどを購入しほっと一息つくことができた。

timetable

JR東様式の時刻表が駅に掲げられていたが、これがこの駅の全てである。
駅内の広い待合室には、DQN学生がたむろしていたので、早々にホームへ行く。17:20発の列車は16:28着の折り返しである。折り返しがここまでのんびりしているあたり、この路線の放置プレイぶりが出ていると言えよう。

iwaizumi

17:20発の列車はキハ52の単行である。非常に重い半自動ドアを開けて中に入る。
ぱらぱらと人が集まり、定刻に発車した。
岩泉線は、元々昼に通った小本まで延びる予定であり、岩泉は茂市からサミットを超えた先に位置している。そのため、列車は上り勾配をゆっくりと登っていく。このような中途半端な形態になっているため、当然ながら旅客流動自体少ないのである。

あたりは一面木々に包まれている。徐々に夕闇が迫ってきた。

iwaizumi2

ときどき駅に停車し、人を下ろしていく。乗ってくる人はいなかった。

岩手大川を過ぎるといよいよ何も見えなくなった。並行する国道340号線はセンターラインすらない。これでは当時のレベルでは代行バスも走れないと考えるのもやむをえないだろう。

やがて列車は長いトンネルに入った。

木をつないだだけの押角駅に停車。秘境駅としても有名だ。あたりには人家もほとんど見えない。

oshikado

18:12に茂市駅に到着。山田線との接続駅だが駅前には何もなかった。
降りたのはわれわれ2名だけであった。
土曜とはいえ、さすがにこの状態では、公共交通機関としての役目を考え直さざるをえないだろう。
道が狭いとはいえ道路が通じているのだから、現代はミニバスも多数開発されているし、これでいいような気もする。

18:32発の山田線に乗るころには日はとっぷりと暮れていた。
宮古には18:53に到着。
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岩手紀行その5:浄土が浜

今日の宿泊地は浄土が浜パークホテルである。

バスは最終が行ってしまったので宮古駅からタクシーに乗って向かった。
結構有名なホテルらしいが、思いのほか対応はしっかりしていて、良い気分である。

到着が遅かったので、さっそく食事をとることにした。今回は春の特別宿泊プラン「宮古産花見牡蠣ステーキと岩手短角牛しゃぶしゃぶ」というのをWebから予約しているので、非常に楽しみである。

dinner1

運ばれてきた料理はものすごい量である。中には天ぷらとか、いかにも和風ホテルっぽいなあ…というものもあったが、目玉である牡蠣ステーキは全く臭みもなく、牡蠣のあまり好きではない私も満足であり、牛しゃぶしゃぶは量こそ少ないが、とてもやわらかくておいしかった。

dinner2

これで終わりかと思ったらさらにそば(なぜかいくらが入っていたが…)とうにご飯、デザートまで出てきた。昼まともに食べなかったのは正解で、最後には満腹で動けなくなった。

宮古は本州最東端の町であり、この時期で朝5時には日が昇る。
ということで、翌朝は早起きしたのだが、残念ながら曇りであった。しかしせっかく早起きしたので、すぐ近くの浄土が浜まで散歩することにした。

松林の中を通る遊歩道を降りると、10分ほどで浄土が浜に着く。

jodogahama

入り組んだ地形の関係か、波はほとんどなく、とても静かである。水は透き通っていて綺麗だ。白い岩肌の岬が特に美しく、日本画の景色のようであった。曇りがちだったので、もう少し晴れていればコントラストが際立ってよかったのかもしれないが、落ち着いた色合いは水墨画のようでまたよく、むしろ朝の穏やかな景色が心地よかった。

ということで満足して宿へ戻る。

このホテルには温泉はないが、大浴場と海水露天風呂というのがある。海水を温めたお湯はぬめりが独特で、温度が低いので長居も問題ない。昨夜も入ったが、再度入ってのんびりとした朝のひと時を過ごした。

bath

今回は海側の部屋を取ったので、松林の向こうに宮古湾を臨むことができた。高台にあるのでよい眺めである。

room

しかし残念ながら出発の時間である。8:50発のシャトルバスに乗り、ホテルを後にした。
短い滞在ではあったが満足のいくホテルであった。
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2005年04月19日

岩手紀行その6:海のアルプス早回り

2日目の今日は陸中海岸北部を北上する。

この区間は昨日も乗った三陸鉄道が走っているが、観光地は駅から非常に遠くしかも連絡する村営バスは土日運休だったりする。なのでレンタカーも検討したが意外に距離があり時間がたらなそうだった。そこで、三鉄ツーリストの「タクシープラン」というのを活用してタクシーで見てまわることにした。
今回選んだプランは2日乗車券+タクシーで北山崎と鵜の巣断崖を見る「海のアルプス早回り」プラン。一人4800円である。
昨日の宮古??小本間もこの切符を使っているので、トータルで見るとかなりお得ではないかと思う。

さて宮古9:18発の列車に乗り、まず田野畑駅へ向かう。
相変わらずトンネルが多く、海は駅付近でちらちら見えるだけである。
9:58に田野畑駅着。待っていたタクシーに乗り込み、まずは陸中海岸北部随一の景勝地、北山崎へ向かった。
が、なぜかこのタクシー、プランのはずなのにメーターを倒した。メーターが上がっていくのを見るのが私は大嫌いなのだが…。均一とはわかっていても精神衛生上気分が悪いなあ。

駅近くの入り江を過ぎて左折すると、一気に高度を上げていく。結構走ったところでレストハウスなどが集まる北山崎の入り口に着いた。思いのほか開けている(しかし、開いている店は少ないが…)広場を進んで、展望台へ向かった。
展望台からははるか先までさまざまな形をした断崖が続いているのが見えた。目の前は見渡す限りの大海原である。今日は風が強く、海は結構荒れているようであった。

kitayamazaki

眼下には波打ち際を望むことができる。高さは200m近くあるという。実は下まで755段もある階段を降りて行くこともできるのだが、さすがにそこまでの時間も体力ないので断念した。

kitayamazaki2

断崖の荒々しい姿は感動的であったが、同時に風も立ってられないくらい強く、時間もなかったことから早々に立ち去った。

さて続いては鵜の巣断崖へ向かう。一旦田野畑駅まで戻り、国道へ出る。ここ島越駅まではわずか2kmちょっとなのであるが、国道は内陸部を走っているので山を登って大回りをして行く。トータルで30分以上かかった。
リアス式として名高い陸中海岸であるが、南部と北部では様相が違う。
北部海岸は隆起海岸のため、先ほどの北山崎や次に行く鵜の巣断崖のように山地からストンと大海原に落ちていく景観が見ることができる。

国道を進み、左折する。あたりは一面の畑であり、そこらへんの農道のようだ。この先に断崖があるとは信じがたい眺めである。やがて小さな広場にたどりついた。鵜の巣断崖は北山崎ほど開けてはいない。
ここからは松林を歩いて進む。整備された歩道を進むが、九十九里浜の防砂林とそう変わりない景色だ。

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松林が切れると、突然景色が開け、青い海が見えてきた。先ほどよりも晴れてきたので、青い海と断崖、そして崖の上の松林とのコントラストが鮮明で美しかった。

unosu2

全般的に、鵜の巣断崖のほうが北山崎よりもたどり着くまでの落差が大きく、また柵が低く眼下をより簡単に見下ろせたこともあり、より印象深かったように思う。

満足してタクシーに戻り、島越駅へ向かう。トータルで約2時間。結構慌しかったが(観光時間はそれぞれ15分??20分程度)とても密度が濃いものであった。
さて気になるメーターは、最終的には11000円を越えていた。
ということで、料金的にもお得であった。

島越駅は遊覧船の最寄り駅である。
宮沢賢治にちなんで「カルボナード島越」という名称がつく、洋館風の駅であった。

shimanokoshi

併設の物産店で海産物を見つつ、11:56発の久慈行で久慈へ向かった。
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2005年04月23日

岩手紀行その7:八戸線へ

今日の目的地、仙台へは最初宮古から釜石線経由で行こうと考えていたが、調べてみると久慈??八戸経由の方が速かったので、北上することにした。八戸線も東北新幹線盛岡以北も未乗であるため、楽しみである。

ずっとトンネルばかり進んできた三陸鉄道であるが、普代を過ぎて旧久慈線区間に入ると、開業が古かっただけあってところどころ海が見えるようになった。その中でよく写真で紹介される堀内のアーチ橋付近では列車も徐行運転し、乗客へサービスしてくれる。入り江から見える海は穏やかであった。

horinai

12:44に久慈着。接続は良く、12:54発の八戸線に乗り換える。キハ48の2両編成であるが、「うみねこ号」と称して車内はリクライニングシートに取り替えられており快適だ。

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八戸線に入ると一転してのんびりした走りとなる。特に陸中夏井??侍浜間は、25パーミルの上り勾配が続いていて、列車は30キロそこそこであえぎながら走る。時刻表を見てみると上下で所要時間が全然違っていた。だがいくらキハ40系が非力だといっても、この現代にこんな走り方ではさすがにまずいだろう、と思う。

この区間を過ぎると、列車は海岸沿いを北上する。相変わらずスピードは上がらないが、先ほどの三陸鉄道と違って海は良く見えるので、景色としてはこちらの方が楽しい。
断崖はすっかり成りをひそめ、この区間は穏やかな海岸線が続く。サーファーの姿も見ることができた。

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13:30に陸中八木着。交換待ちのため4分停車するため一旦ホームへ降りた。すると、昔懐かしいタブレット、手動ポイント操作機を発見した。

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前方を見ると、信号機も腕木式であった。こんな旧式の設備がまだ残っているとは知らず、結構感動した。ただ調べてみると八戸線の自動閉塞化も近々予定されているようで、こういった設備が見られるのもあとわずかのようで、貴重なものを見ることができた。

海岸線を眺めながら1時間半、列車は八戸の市街に入っていく。その直前、小さな蕪島の脇を通る。

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ちょうどウミネコの産卵期であり、島は白く覆われていた。ウミネコの集まるところとして有名な島であるが、すぐ近くは八戸の工業地帯であり、もっと環境のいいところはいっぱいあると思うのでは?と感じる景色であった。なぜウミネコはこの場所を選び続けているのか、ちょっと不思議だ。

列車は高架になり、14:35に中心部の本八戸に到着。しかしいつしか地上に戻り、一面の田園風景になった。八戸駅はルートの関係で市の中心部から大きく外れていることは承知していたが、本八戸との間でここまで落差があるとは思わず、ちょっと驚く。
14:44に八戸着。新幹線受入れのため大幅に改築されていて、昔の面影はまるでなかった。

ここで駅弁を購入し、14:55発のはやて20号に乗り込む。

hayate2

新幹線はすぐにトンネルに入り、抜けると駅、という繰り返しであっという間に盛岡着。最近の新幹線はこんな繰り返しで新規開業しても面白みはあまりない。
盛岡から仙台は40分ちょっと。一眠りしている間に16:22定刻に到着。やっぱり新幹線は便利である。
posted by たま at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東北旅行 2005.04.08-10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月14日

岩手紀行番外編:三林精肉店(仙台)

旅行記サイトに今回の旅行記をアップして以来、すっかりこちらの旅行記を放置していたのだが、なんとなくしまりが悪いので、あちらに書いてないことを中心に再開することにする。
ちなみに、あちらのサイトは次の通りである。

東北旅行記2005(1)陸中海岸紀行
東北旅行記2005(2)平泉・猊鼻渓へ

八戸から新幹線で向かった仙台が今日の宿泊先である。
仙台という街は、緑は多く、適度に大都市だし新幹線に乗れば東京まではあっという間であり、結構住みやすそうな街だなあと思いながらホテルへ向かう。
ホテルでは嫁の両親と伯父伯母、祖父母と合流し8人団体行動になる。

仙台は、嫁の両親が大学時代を過ごした場所であり、伯父さんが以前転勤で過ごしたゆかりのある場所なのである。
そんなわけで今日は土地勘のある皆様に連れられ、三林精肉店というところへ行くことになった。

精肉店であるが、焼肉屋である。
何だかんだ言って楽天イーグルス一色の一番町アーケードから、文化横丁と呼ばれる路地に入ったところにあった。赤い壁が目立つ建物である。

mitsubayashi

2階へ案内され、さっそく焼肉である。
ホルモンで有名な店ということであるが、なんといっても肉がおいしい。まずは「特上カルビ」をいただく。非常にジューシーな味がグット。さらに続いて出てきたのが「厚切リブロース」。これは素晴らしい。とろけるような柔らかい肉。まるで刺身を食べているかのよう。それでいて脂ののった味が最高であった。

yakiniku

もちろん仙台名物牛タンもいただき、いやーとにかく食べまくり大満足であった。
また行きたいところだけど、まあ個人じゃ行けないな…(笑)
ごちそうさまでした…♪
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2005年05月15日

岩手紀行その8:車で移動

仙台で1泊した翌日、8人で平泉、猊鼻渓と回った。
我々夫婦以外は車で来ているので、便乗させてもらう。
やってきた車は、RX-8とジャガーである…。

car

駐車場で並ぶ様は壮観で、どこかのショールームのようであった。いやあ、素晴らしい。
さて出発だ。
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2005年05月16日

岩手紀行その9:猊鼻渓の不思議

平泉を見学した後、猊鼻渓へと向かった。

猊鼻渓とは、北上川の支流である砂鉄川が刻む、高さ100mもの断崖が2kmも続く渓谷である。
大船渡線が近くを走っているので、名前くらいは知っているが、どんなものか楽しみである。

シーズンオフということで、人影はまばらであったが、我々8人のほかに2組ほど集まって、15人ほどで出発。
今日の船頭さん、千葉船頭は猊鼻渓初の女性船頭さんだそうだ。

chiba

後で調べてみたら、何と2児のママさんだそうで。正直そんなふうにはちっとも見えなかった。
元々事務をやられていたということだが、一念発起して船頭さんになられたとか。
そういう方の便に乗れたというのはラッキーであった。

さてこの船は船頭さんの竿一本で、2km先までまず川を遡っていく。
結構重労働なはずであるが、千葉船頭は見事な竿さばきでこなし、なおかつ周辺のポイントを説明していく。並大抵の努力ではできないはずである。少なくとも私じゃできんなあ。

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周囲は断崖が続く。まだ春に成り立ての頃だったので、色合いはまだまだであったが、素晴らしい景観であった。きっと今頃は美しい新緑が目を楽しませてくれていることだろう。

ただひとつ気になったのは、こんな断崖が続いているのに、この船が進むところだけは、流れがおだやかなのである。前後の川の流れや浸食作用を考えるに、このような水の流れが自然に出来るとは考えづらい。船の終着点にしたって、あの断崖の下に緩やかな砂地ができるとは思いがたい。
きっと観光開発のために流れを調整したんだろうなあと思うのだが、ぱっとネットで見た限りではその記述は見つからなかった。不思議である。

まあ、仮に人工のものだったとしても、この船に乗っている間は、水の流れと船頭さんの解説以外はほとんど音のしない、静かなひと時であり、それは普段の忙しさを忘れさせるには十分であった。
思ったよりもずっと良い場所であったと思う。

上流まで遡り、名前の由来となった大猊鼻岩を見て、やっと川下りに入る。
船頭さんの歌う、「げいび追分」が、辺りに響き渡る。断崖で歌がこだまとなって跳ね返るのがとても印象的だ。
美しい音色にうっとりするが、竿さばきをしながら歌うというのは大変だろうなあと思う。

ただ、すでに訪問8度目というベテラン?の伯母さんいわく、息継ぎの部分とか男性船頭の方がうまい、とのことであった。まあそれは仕方ないところだろうけど、そう言われてみると、男性船頭さんの力強いだろう「げいび追分」というのも聞いてみたいなあ、と思った。

心身ともにリフレッシュした90分間の船旅であった。
posted by たま at 15:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東北旅行 2005.04.08-10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月20日

岩手紀行その10:宴の後は…

ということで、楽しい岩手旅行は終わったわけであるが、最後にやらないといけないことがある。
クレジットカードの精算が…。

Viewカードより、6月支払い分の明細が出来たというメールをもらったので、Viewカードのサイトにアクセスしてみた。すると…目の玉飛びでましたぜ??_| ̄|○

まあ旅行だけではなくて、10万以上散在したベッド+机代とかも入っているのであるが、とにかくかなりかかった。
仙台で合流してから、分かれるまでの間は車で移動していたので、交通費もかかってないはずなのに…。
ということで、明細を足してみると、

・東京??盛岡間の乗車券+新幹線特急券:26,880円
・いわてホリデーパス:4,400円
・八戸-仙台間の新幹線特急券:7,160円
・久慈??東京間の乗車券:19,740円
・仙台-東京間の新幹線特急券:9,020円

とここまでで2人分で67,200円もかかっている。ふたりの北東北フリーだと44,000円のはずだから、仙台で途中下車したがために2万円以上払った、というのは納得がいかないなあ。

これ以外に、
・浄土が浜パークホテル:26,000円
・タクシープラン(これは現金だけど):9,600円
・その他もろもろ…

入れたら、軽く10万越えである。。。ひょえー。
これなら北海道とか沖縄に超割とか、スケルトンツアーで行ったほうがまず間違いなく安いぞ。

東北は新幹線があるので便利だけど、費用面とかはもうちょっと何とかならないものかなあ。

ただ、Viewカード支払い+えきねっと利用なので、えきねっと割引で多少は安く買えたし、何よりポイントは猛烈に加算された(JR券購入はポイント3倍である)ので、もうびゅう商品券5000円くらいは引き換えられそうだ。せいぜいこれで還元しなければ…。
posted by たま at 16:12 | Comment(7) | TrackBack(0) | 東北旅行 2005.04.08-10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする