たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

台北旅行記10:ちょっとバテ気味2日目(2)-基隆へ-

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の続き。

14:30 台北車站

これから電車に乗って基隆へ行く。

14:36発の区間車基隆行はEMU500系8両編成であった。 普通のロングシートの電車なのであまり旅に出る気分ではないのがちょっと残念。

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幸い雨による遅れはひどくなく、数分遅れで出発。

八堵で東部幹線と別れると、ごちゃごちゃした建物が並んできて、列車はゆっくりと基隆駅へ進入。 終着駅という気分が高まる瞬間である。 台北からわずか45分で基隆駅へ到着した。

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15:20 基隆

基隆駅前は港町らしく広々としていて、車が行き交い賑わっていた。 すぐ眼の前は基隆の港である。

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さてさっそくタクシーに乗り、港の東に広がる中正公園へ行く。 中正公園は丘の上にあり、眼下に広がる基隆の街並みが美しいところである。

観音像の前でタクシーを降り、面白い形の大佛禅寺の鐘を見ながら観音像のある広場へ向かう。 ゴーカート乗り場もあってちょっとした遊園地のようなところであったが、今日は平日なので、なんとなく気だるい感じであった。

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基隆に着いたときは雨はやんでいたのだが、残念ながらまた降り出してきた。

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高さ22.5mの立派な観音様と、両脇を固める大きな獅子。 非常にチャーミングなのが面白い。 ただ観音様は今日は中に入れなかった。残念。

ただここからの景色は素晴らしかった。

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港町らしいごちゃごちゃした街並みと、大きなクレーン、背後の山々が見事なコントラストを形作っていた。 三方を山に囲まれた天然の良港であることがよくわかる。

満足してタクシーで市内へ降りる。 次に向かったのは基隆夜市(廟口小吃)である。

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ちょっと早いかな?という時間ではあったがすでに賑わっていた。 港町らしく海の幸が豊富そうで見ているだけで楽しい。 ただ残念ながらおなかいっぱいなのと、ものすごい湿気で止まるのもつらい状況だったので、見て通るだけ…無念。 次回はここで食事をしたい…。

基隆で最も印象深かったのは、非常にカラフルな廟であった。 意外にもこれらの寺院は基隆の港が開放された19世紀後半のものが多いそうだ。

夜市の真ん中にあった、夜市のシンボル、尊済宮

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そして媽祖神を祭っている慶安宮。 ここは私が今まで見てきた寺院の中で最もカラフル! 原色でケバケバしい景色はとても荘厳であった。

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どこへ行っても台湾の人は熱心に祈りを捧げているのには感心…。

さらに、李鵠餅店で、基隆が本場のパイナップルケーキを購入。

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ここのパイナップルケーキは餡がぎっしりで非常に濃厚かつしっとりしていてなかなか食べ応えのあるケーキであった。

最後に、メインストリートから港を望む。

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基隆というと小さな港町というイメージを持っていたのだが、確かに街の規模は大きくないけれど、台北と全然違い、港町らしさと人情味あふれる街並みが大変気に入った。 何で基隆が行きたいとこリストに入っているんだろう?と思っていたのだが、来て良かったと思う。

ただ…ちょっと湿気高すぎですねここは。ちとつらかったです。 ま、元々雨の多い地域なのでこればっかりは仕方ないですね…。

17:00 基隆車站

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まさにフラフラしただけという感じではあったが、意外に充実した散策を終え、17:07発の区間車に乗り台北へ戻る。 帰りもEMU500系の8両編成であった。クーラーが涼しくて生き返る思いだ。

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大雨だった台北も雨はやみ、夕日が差していた。今日もいい1日でした。

18時前に台北駅へ戻る。

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さて、夕食でも食べに行きましょうかね。

(つづく)

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