9:20発のEL2103便はすでに搭乗開始していた。
今回自分はエコノミーでの移動を考えていたのだが、手配が遅かったこともあって台北行エコノミー特典はなかなか期待通りの席が取れなかった。
そのため嫁のマイルをご利用券に変えて、エコ割14での手配である。
何だかんだいってボーナスマイルもついたりすると、2割引で手配するのと実質変わらず(エコ割からご利用券支払いを除いた差額分を払う必要はあるが)しかもマイルは消失の可能性が高い嫁ではなく自分につく(実質ロンダリングですな…)ので意外にメリットも大きかった。
ただ有償だし、昨日の中華航空機事故の振替とかあって…と思って期待していた(不謹慎)ゲートピンポンは残念ながら鳴らず(笑)予定通りエコノミー席へ向かう。
ま、今回はバルクヘッド席なのでまあよしとする(767はバルクヘッドでも狭いのだけど…)
機材はB767-300ER・JA604A号機である。シートTVがつくClub ANA Asia仕様の新しい機材である。
といつもの通り書いているが、これは今回の行先選定にあたっては非常に重要な項目(笑)であった。
台北は親の希望の行先であり、自分も過去2度行って雰囲気もつかんでいるし、北アジアの中ではもっとも旅行しやすいところではあるのだが、いかんせんシートTVもないおんぼろB767は非常に許しがたく、もし当該機材であったら行先が上海か北京になっているところであった(苦笑)
最近関西~中国線がダウンサイジングされたからか、シンガポール線が増便されB767が使われるようになってからしばらく入らくなった台北線にもClub ANA Asia仕様が多く入るようになっており、喜ばしい限りである。
もっとも以前どんでん返しを経験した当方は毎日コンフィグ変更がないかチェックしていたことは言うまでもないが…。
夏休みだからかエコノミーはほぼ満席で、ビジネスクラスも半分くらい埋まっていたようである。
そんなわけで、これまで行われていた平SFC向けの挨拶もなし(食事提供時に実施)。しかし隣の人は行われていた。ふつうのおっさんのように見えたけど、PLT?それともDIA??
スタアラ10周年のナプキンと共に飲み物とおつまみが提供される…ってこれ、エアーニッポンなんですが…。
とまあ、ここまでは良かったのですが…。
食事が出ないんですよ…。
名古屋上空を過ぎ、大阪上空を過ぎ、淡路島を眼下にしても、まだ出てこない…。と、離陸後1時間近く経ったとき、ようやく出てきました。
■前菜
ポークハム
ナポリ風スパゲッティサラダ
■メインディッシュ
季節の彩り弁当
■四季の麺
■プティフール
■コーヒー または 紅茶
新容器になってから初めてエコノミーの食事を見たのだが、ますますホカ弁化してきているという気がするのは自分だけでしょうか…。
しかもですね、さて食事をしようと思ったら…
ないんですよ。
めんつゆが(怒)
なんでそれだけ忘れられるかと小一時間。
思わずコメントカードに書いてやろうかと思いましたよ。ANAラウンジでそば食べてなければ…。
ということでラウンジで食べてしまったため機内食を完食できる自信もなかったので、上記は不問とすることにした。
ところがですよ、今度は…。
トレーを下げてくれないのですよ。
四国を過ぎ、九州に入り、九州を抜け、奄美大島沖に入っても…。
もう着陸態勢まで取りに来ないのかと。こっちはPCやりたいのに…。
仕方ないので、狭いテーブルの上にトレーとPCを並べて、遣り残した仕事をちょっとやっていると…。
「コーヒーはいかがですか…」
をい、遅すぎだよ。
このヒコーキは欧州行ですかと。短距離便はとっとと片付けろと。
てなわけで思わず言ってしまいました。「いつになったら片付けるんですか?早く片付けてください」と。
「失礼しました…」ということで、自分の分は下げられますた。
しかしその他の乗客はさらにしばらくそのまんま…。自分の意図はそうじゃなかったのに。
やっぱコメントカード書こうかな。。。
てか、やっぱエコノミーは所詮こんな仕打ちですよね。挨拶もされないし、座席は狭いし、やっぱビジネスがいいなあ(贅沢)
そんなこんなもあったが、EL2103便は予定よりかなり早く、11:20過ぎ台北桃園空港に着陸した。