たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

12月の京都(1):建仁寺潮音庭・正伝永源院の紅葉(2021年12月)

私用があり、京都に行くことにした。 9月末まで出張で通ってから2か月ちょっとしか経ってないが、京都はまだまだ見どころが沢山あり、楽しみだ。

ツアーズポイント"2倍・3倍"キャンペーンでお得に京都へ

今回は出張ではないので、できるだけ安くいきたいところなので、値段が落ち着きそうな12月中旬にJR東海ツアーズのツアーで出かけようかと思ってサイトにログインしたところ…

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「ツアーズポイント"2倍・3倍"キャンペーン 当選分」なるポイントが付与されていた。 調べたところ、昨年11月から1月にツアー利用した人の中で抽選で30人に1万ポイントが付与されるキャンペーンがあったらしいのだ。 (↓公式サイトは掲載なかったので、キャンペーンを紹介している個人サイトを紹介)

【JR東海ツアーズ】旅行商品購入でポイント2・3倍キャンペーン実施 抽選で1万ポイントプレゼントも

JR東海ツアーズは対象の旅行商品を購入することでポイント2倍または3倍キャンペーンを実施します。 今回ポイントが2倍・3倍となるのはJR東海ツアーズで使える「ツアーズポイント」となります。

何の通知も来てなかったので気づかなかったら捨てちゃうところだったよ…。 そういうわけで、思いがけず10000ポイントも割引になったので、紅葉が残ってそうな12月初旬に繰り上げ、なおかつ片道1600円プラスして往復グリーン車にしても、往復23000円ほどと単純にエクスプレス予約で往復するよりも安く済んだ。思いがけず紅葉も楽しめそうでラッキーである。

さて12月4日(土)、早起きして東京駅へ。

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東京7:00発のぞみ203号に乗車。グリーン車は満席ではないものの、富士山が見えるA/B席は観光客と思しき人たちで東京駅の時点で結構埋まってて、荷棚も荷物が並んでいた。8月~9月の出張中はガラガラの極みだったので、ちょっとびっくり。

快適なグリーン車で爆睡しているうちに京都には9:15に到着。 グリーン車に乗ってた人のほとんどが京都で降りた。

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2か月ちょっとぶりの京都駅は、あの頃とは比べ物にならないほど多くの人で大混雑。 賑わっているのは大変喜ばしいことだが、混んでいたらいたであの頃のガラガラな京都が懐かしくなる。

久々に大混雑の市バスに乗って早速観光と行きましょう。

建仁寺潮音庭の紅葉

最初に行ったのは昨年もこの時期に訪れた建仁寺である。

www.tamazo-diary.net

 

建仁寺は紅葉が遅いので、12月に紅葉を見るには絶好の場所である。京都の寺にしては珍しく写真撮影し放題なのもありがたい。

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ちょうど10時の拝観開始前で本坊前はちょっとした行列になっていた。 早速、紅葉の見どころである潮音庭へ行きましょうか。

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まだちょっと青葉が残り、見どころはもうちょっと後かなぁというところであったが、それでも凛とした空気の中、朝の日差しに輝く赤い紅葉は見事だった。まっすぐ潮音庭に行ったので、誰もいない写真も撮れたのも良かった。

ここはのんびりと過ごすには絶好な場所なのでとても気に入っているが、360度どこからでも楽しめる場所であるが故にどうしても人が入ってしまうのが難点。今年は昨年よりは人も多く、賑わうのは嬉しいのだが写真撮影をするなら朝一番が良いと思う。

正伝永源院

建仁寺に満足して外に出たところ、正伝永源院という塔頭で今週末まで特別拝観をやっているという掲示が目についた。

建仁寺塔頭 正伝永源院:織田有楽斎ゆかりのお寺(京都祇園)

正伝永源院は、臨済宗大本山建仁寺塔頭です。鎌倉時代、開山時は「正伝院」と「永源庵」の二ヶ寺でありましたが、明治時代において「正伝永源院」となりました。

正伝永源院は行ったことがないので、これは行ってみるかと立ち寄ることにした。 IMG_6315.JPG

正伝永源院は建仁寺を出て、ウインズの前を左に曲がって少し行ったところにあり、ちょうど場外馬券を買いに来ていると思わしき輩も歩いている正直ガラは良いとは言えない場所にあった。

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が、境内に入ると、こじんまりとした庭園は俗世界からは全く別のゆったりとした時間が流れ、心休まる。 真っ赤な紅葉も綺麗であった。

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ここは「正伝院」と「永源庵」という2つの塔頭が明治時代に統合された場所とのことで、建物もあちこちに移ってしまったらしいが、庭園の端には国宝「如庵」の復元された建物、そして大阪に長らく置かれていた供養塔がついこの間戻ってきたとのことで、往時の面影も戻りつつあるようだ。

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ここは細川家と縁のある寺院だそうで、この襖絵は細川元総理の作なんだそうだ。 この界隈は何度となく行き来したところにも関わらず、こんな普段非公開の塔頭があるなど知らなかった。 周囲は賑わっているのにここを訪れる観光客はわずかで、実に優雅なひと時を過ごすことができ、満足です。