たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

京都旅行記(4):二条城~南座舞台体験ツアー~平等院~ラバーダック(2020年8月)

8月20日(木)。今日は伊丹17時発のJL128便で帰るので、前日に引き続き14時過ぎまで京都観光と行こうと思う。

二条城

9時にアーバンホテル京都四条プレミアムを出発し、四条堀川から市バス9系統で二条城へ。

二条城は2年前に娘とも行ったし、京都の出張ついでにライトアップを何度か見ているので正直もう飽きたのだが、大政奉還が行われた二の丸御殿を見ないわけにはならないのでもう一回行くことにした。

ただ、びっくりしたのだが2019年4月から二の丸御殿の入城料が設定され大人の入城料が1,030円になっていた。

小学生が200円と据え置きなのが救いだが、正直1,000円越えはさすがに高すぎだなぁ。足元見過ぎだよ。

200820_005.JPG

200820_006.JPG

朝9時だというのにむちゃくちゃ暑く、二の丸御殿の中も風通しが良いとは言えず、しんどい…。

そして中は写真も撮れないし。1,000円撮るくらいならせめて大広間の写真撮影をOKにしてほしいものだ。

200820_007.JPG

二の丸庭園も暑くて巡るだけでぐったりしそうなので、適当に見て退散。

ただ、よく考えるといつも二の丸御殿周辺しか見て回らず、本丸御殿のほうまで真面目に行ったことがない気がする。 次に行くときはそっちだけ見に行こうかな。そしたら620円で済むし。

南座 夏の舞台体験ツアー

二条城から市バス12系統に乗る。

普段ならなかなか進みの悪い四条通だが、今日はサクサク動いていた。人が少なくて寂しすぎる京都ではあるが、渋滞がないことだけは本当にありがたい。

四条京阪で降りて向かった先は南座である。

200820_008.JPG

200820_009.JPG

南座は3月から公演休止が続いているのだが、この8月に舞台裏を見学できる「南座 夏の舞台体験ツアー」を行っていた。

南座 夏の舞台体験ツアー

松竹株式会社の公式サイトです。歌舞伎や演劇の公演情報をご紹介しています。

30分1200円と時間もお金も手ごろなので、今回の日程に合う11時の回を早々に予約しておいた。 結構人気があるようで完売したらしく、早めに手配しておいて良かった。

200820_010.JPG

コロナの影響で1回あたりの体験者数は40人ほどに絞っており、なかなか贅沢な体験。

館内は冷房が効いていて極楽。

200820_011.JPG

200820_012.JPG

「花道」を通って舞台へ。普段と逆の目線がすごく新鮮。南座の客席は1,082席というが、結構客の顔って近く見えるものなのね。

200820_013.JPG

200820_014.JPG

この後歌舞伎独特の舞台機構である「廻り舞台」「セリ」を体験。

中でもセリはかなり上下に動くもので、上がりセリで上に上がると照明の熱を間近に感じるほど。こんな舞台を縦横無尽に動き回る役者さんはすごいね。

200820_015.JPG

続いて過去の舞台ツアーでも見せていなかったという「搬入口」を見学。川端通に面した大きな扉が開放され、鴨川の反対側の東華菜館を望むことができる。

川端通から見れる景色ではあるのだが、舞台から見るというのは滅諦にない体験なので楽しい。

200820_016.JPG

200820_017.JPG

緞帳が下がると裏側には「火の用心」と書かれていた。これは火災で焼失した歴史故の記載なのだそうだ。

最後は場内を暗くして、拍子木に合わせて客席がぱっと明るくなる「ちょんぱ」という演出を体験でき、南座キャラクターのみなみーなが花道に現れると、あっという間の舞台体験ツアーは終了である。

200820_018.JPG

200820_029.JPG

ツアーの前後には自由に場内を見学できる。ロビーには顔見世公演のまねきや、NTTの技術展示などもあった。

3階席からパチリ。3階席は結構高いね。

200820_019.JPG

そんなわけで、時間も適度だし、涼しかったし、貴重な体験ができてとても満足度の高いイベントであった。 息子に歌舞伎を観劇をいきなりさせる前にこういう形で劇場体験をさせるということもできたのはとても良かったと思う。

公演ができないが故のイベントなのだろうけど、こういうイベントを定期的にやってくれると旅行客にはありがたいな。

廻り舞台やセリの様子は、動画でYouTubeに上げたのでぜひこちらもご覧ください。

平等院

京都市内の見学を終え、祇園四条駅から京阪に乗り宇治へ向かう。

次に向かうのは平等院である。

200820_020.JPG

200820_021.JPG

200820_022.JPG

3年前に来たときは夕方で内部拝観ができなかったので、今回初めて見学。

普段は多い時には50人くらいが一緒に見学するという内部拝観であるが、自分が見た回はたった4人であった。

雲中供養菩薩像や、鳳凰堂中堂壁扉画の復元画はミュージアム鳳翔館で3年前に見てはいるが、実際にどこにあるのかをこの目で確認することでより印象が深まり、短い時間ではあったが大変有意義であった…が、何はともあれ暑い。。。

ミュージアム鳳翔館の冷房が無茶苦茶心地よかったですわ…。

200820_023.JPG

200820_025.JPG

200820_024.JPG

帰りに表参道で昼食を食べようかと思ったのだが、あまり開いている店が多くない上に、お茶スイーツの店ばかりであった。

結局はんなりかふぇ・京の飴工房 憩和井でうどん・そばのランチを食べる。ここも本業は飴屋さんであるが、あっさりした味わいのうどんやそばのランチは宇治らしくて美味しかった。

200820_026.JPG

これで京都観光はおしまい。中書島から京阪の特急で大阪へ向かう。

2日目は何といっても南座の舞台体験ツアーが良かったです。二条城と平等院は…まあ、もういいかな。

宇治は源氏物語ミュージアムとかまだ見てない施設があるので、次はもう少し時間を確保してまた来たいところだ。

バーダック@天満橋

あとは伊丹空港に向かうだけであるが、天満橋で下車して、ちょっと寄り道を…。

2020年8月、大阪・天満橋八軒家浜にラバーダックが登場!

お知らせ 漂えど沈まず ラバー・ダック~Fluctuat nec mergitur~は終了しました。 水都大阪2009に初登場し、その大きな姿で話題をさらった巨大アヒル「ラバー・ダック」が実に11年ぶりに八軒家浜に帰ってきます。

大阪でちょこちょこ展示されているラバーダックがこの夏、天満橋で展示されている。

嫁がラバーダックが好きで、5年前に家族で見に行ったこともあるわけだが、今回嫁はいないのだが写真を撮りに(自慢しに?)やってきた。

200820_027.JPG

200820_028.JPG

天満橋駅からすぐ、八軒家浜に出るといました、ラバーダック。 今回は天満橋側からだとお尻が正面向きなのだが、それはそれでかわいい。

このファニーフェイスでコロナを吹き飛ばしてほしいものだ。

さて、あとは地下鉄~阪急~モノレールと乗り継ぎ空港へ向かうだけです。