インドネシア旅行記(9):ジャカルタ鉄道乗り歩き(前半)

2019年08月18日

インドネシア旅行記(9):ジャカルタ鉄道乗り歩き(前半)

さて、今日の後半はジャカルタの鉄道を乗り歩くことにしよう。

ジャカルタ空港鉄道で市内へ


まずは空港駅から2017年に開業したスカルノハッタ空港鉄道に乗る。

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市内のBNI CITY駅(Sudirman Baru駅)までの間を30分毎に46分で結んでいる。
本数も多くなく、SKYTRAINの乗り換えも入れると早くもないので、まだまだ閑散としているが、ジャカルタは渋滞で有名な街、鉄道だけで移動できるようになるというのは気が楽でありがたい話だ。

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日本から来た通勤電車が主力となっているジャカルタの鉄道であるが、空港鉄道はPT.INKA製。
6両編成なので1両あたり数人しか乗っていない寂しい乗車率である。
集団見合い式クロスシートで、今時の車両らしくUSB経由でスマホの充電ができるのがありがたい。

14:50に空港駅を出発し、しばらくは新線区間を走る。最高速度は80kmほどとそんなに早くはない。

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まず目を見張るのが架線柱。思いっきり日本様式で、日本に帰って来たかのような錯覚を覚える。
こんな赤道直下の国でこの架線柱が見れるとは…実に感慨深い。

Batu CaperからはTangerang線に入る。すると、東急8500系の通勤電車とすれ違った。おおっ、日本の電車だよー。
30分でDuri駅に到着。ここでスイッチバックするため少々停車する。すると…。

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おお、205系に6000系だーっ!一気にテンション上がりましたわ。
降りたい衝動に駆られつつ(笑)とはいえまずは終点まで移動。

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Duri付近の線路沿いにはバラック街をかすめて走る。ここは一昔前は線路沿いに市場が広がり、線路を歩く人が多数いたらしい。今でも線路を歩く人はいるが、格段に近代化されたよね。
とはいえ、まだまだ東南アジア特有の熱気は存分に楽しめそうで、これは楽しい乗り歩きになりそうだ。

定刻通り、BNI CITY駅に到着。

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ジャカルタの目抜き通り、スディルマン通りに面しており、つい先日開通したばかりのMRTの駅もあって交通至便な場所にあるが、この駅はKCI(KAI Commuter Jabodetabek)の電車は停車しない。列車ごとに改札を分離するためと思われるが、なんで駅ごと分けるんだろう。

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とはいえ、300mくらい先にKCIのSudirman駅があり、線路沿いに連絡通路(とても空港利用者向きな造りではなかったが…)があったので、そこまで不便でもなかった。
さて、いよいよジャカルタを走る日本製電車の乗り歩きである。

JR205系にメトロ6000系、そしてメトロ05系!日本製通勤電車だらけ!


Sudirman駅は駅の佇まいもどこかの私鉄の駅みたいな感じで日本そっくり。ホント日本に帰って来たみたいだ。

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さて、やってきたのは元東京メトロ6000系。外を走るので常磐緩行線に乗るかのような感じだ(苦笑)
が、乗ろうとした電車が大混雑!朝夕はかなりの混雑と聞いていたのだが、ジャカルタの帰宅ラッシュは日本より早いのかな。
ここは東京で培った電車経験にかけても乗らねばならぬ、と思い(笑)ドアから押し込んで中に入る。
Manggarai駅まで一駅、なんとかこの大混雑に耐えて下車。

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Manggarai駅はKCIの交通の要衝だけあって、乗り換え客でごった返していた。
構内踏切がある駅なので人がすごい!息苦しいが、これぞ東南アジアと嬉しくなる。

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隣のホームには元東京メトロ05系。05系は今でも東西線を走っているが、分巻式チョッパの初期型はもう走っていない。
久々のモーター音との再会が嬉しい。

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6000系と低床式ホームとのミスマッチが面白い。

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そして最近大増殖してKCIの主力電車となった元JR205系が到着。

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気づけば首都圏で走っている路線は武蔵野線や鶴見線くらいになってしまってすっかり影の薄くなった205系であるが、ついこの間まであちこちで走っていたこともあった身近な存在だったので、それがここジャカルタで見ることができるとは今一つ信じがたい光景だが、今やジャカルタではなくてはならない存在のようで実に嬉しく思う。

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6扉車は混雑の激しいジャカルタでは実に有効に活用されているようだ。

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カオスなジャンクションであるManggarai駅は何分いても飽きることがないが、現在高架化工事が行われており、近い将来大きく変わっていくことになると思う。
今の光景を見ることができたのはとてもよかった。来てよかったな。
ただ願わくば、もうちょっと前、都営6000系やJR103系がやってきた頃、非冷房の電車の屋根の上に人が連なっていた時代に無理してでも来たらもっとカオスな体験ができて面白かったかも。

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このままManggarai駅にいると日が暮れてしまう(笑)ので、中央線に乗ってJakarta Kota駅に向かう。
やってきたのはまた6000系。ちょっとがっかりだが、今後武蔵野線の205系が大量にやってきたらこの6000系もどうなるかわからないので、今のうちに乗っておくのも良いだろう。

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中央線は1993年に日本の円借款で高架化された区間であり、たまたま鉄道ピクトリアルでこの区間完成時の記事を読んだことがあって一度行ってみたいなと思っていた。それから四半世紀が過ぎ、やっと念願かなって嬉しい。
高架線はホント日本の都心を走っている感じがするが、外を見ればモナスやモスクが連なり、ジャカルタそのものだ。

高架区間を降りると、頭端式ホームが連なるJakarta Kota駅に到着である。

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Jakarta Kota駅で205系5000番代に再会


旧市街に面するJakarta Kota駅は多くの乗客でごった返していた。ここもKCIの通勤電車が次から次へとやってくるので見ていて楽しい。

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すると、今回一番見たかった元武蔵野線の205系5000番代がやってきた!
他の電車と異なり、205系5000番代は今でも武蔵野線の主力であり、先週も幕張に行くとき乗ってたりする。同じ電車に東京とジャカルタで乗れるなんてデジャブ感は今だからこその醍醐味だ。



出発のシーンを動画で撮影。うーん、この東洋ICBTモーター音をジャカルタで聞けるとは…。

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ここでも元東西線05系と再会。ここは西船橋駅かっ?(笑)

ジャカルタコタの旧市街を散策


ジャカルタコタは、オランダ統治時代の建物が残る観光地としても有名。
ちょっと駅を出て、市内を歩いてみた。

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今日はメーデーで休日ということもあり、ファタヒラ広場は人々でごった返していた。
観光スポットに乏しいジャカルタであるが、こういった植民地時代の建物を巡るのも楽しい。
露店の熱気を冷やかしながらしばし散策。

さて、通勤電車乗り歩き後半戦と行きましょうかね。


posted by たま at 23:36 | Comment(0) | インドネシア旅行 2019.04.29-05.02 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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