京都2日目は、仕事場へ向かった後、一度京都駅に戻り今日日帰りの人と合流して再び仕事場へ向かうことになっている。
なのだが、それぞれ微妙に時間が空いてるので、仕事場と京都駅の往復の間にちょこちょこ寄り道することにした(笑)
いけばな発祥の地「六角堂」
ホテルを出る前にネットで朝観光できるスポットを検索してみると…
https://co-trip.jp/article/58257/
に書いてあった「六角堂」というところが、目的地にも近く行ったことがないので目についた。
聖徳太子が創建し、かつ、いけばな発祥の地というのも面白い。
ホテルをチェックアウトした後に地下鉄で四条駅に向かい、徒歩で六角堂へ。
このあたりは烏丸御池のオフィス街で周りはビルだらけであるが、一歩脇に入っただけでこんな落ち着いた風情のお寺があるとは驚きである。さすが京都。
朝の静かな空気に包まれた境内を散策し、六角形の特徴的な形をした本堂を参拝。
境内には京の中心地点とされる「へそ石」があったり、今やビルに面した池になってしまっているが、「聖徳太子沐浴の地」があったりして、こじんまりとした境内ながらも見どころが多かった。
京都はまだまだ知らないところがたくさんあるなぁ。
名庭「渉成園」
六角堂を出て一度仕事場へ向かったあと、市バスで京都駅へ向かう。
京都駅には予定の時間よりも早く着くので、どこか途中で降りるか…と思案した結果、東本願寺の別邸「渉成園」へ行くことにした。
ここは京都駅からも近く、京都から帰る前の観光スポットとしても有名であるが、自分はまだ未訪であった。
入り口で寄付協力金500円を払う。 寄付協力金というよりも入場料であるが、結構しっかりしたガイドブックを渡されるのでお得である。
庭園に入ると、周囲の喧騒が嘘のよう。緑豊かな庭園の景色を楽しむ。 とはいえ、ガイドの写真のように、なかなか背後のビルや京都タワーを避けながら写真を撮るのは難しいのだが、まあ京都タワーをバックにするのも京都らしくてよいね。
たださすがに10月末では紅葉はまだまだであったけど、これが11月になったらきれいなんだろうな。
のんびりと庭園の木々と茶室の美を味わい、徒歩で観光客でごった返す京都駅へ。
今日は土曜日。10月でこんなんだったら11月の京都なんかはとんでもない混雑なんだろうな…。
京都駅で京都らしいカレーを食べる
京都駅で日帰りで来る人と合流。 仕事場へ向かう前に京都駅で食事をとることにした。
が、「カレー」を食べたいとのこと…。 新幹線改札口にカレー屋さんはあるのだが、それじゃあなあと思って、なんか京都らしいカレー屋はないかなぁとネットで調べた結果、八条口のこの店に行くことにした。
「原了郭」という、自分は全く知らなかったのだが伝統ある薬味の店であり、京都土産としても有名な店だそうだが、なぜかこの京都駅の店ではカレーが食べられるという。 まだ昼前だったので店はガラガラですぐ入れた。
1年半ほど前にSmaSTATION!!で取り上げられたらしいが、ここの名物のとり天カレーを食べる。 九条ネギにとり天がたっぷり添えられ、カレーはさすが薬味の店でありそれなりに辛かったが、意外にフルーティで味わいはあっさりしている。 ちょっと違った味わいに京都らしさを感じ、満足のいく昼食となった。
京都で昼食といえば手軽さ重視だとどうしてもラーメンとかになってしまうが、こういうカレーもまた良いね。
この後再び仕事場へ向かい、午後の仕事を済ませて無事出張の用件は終了。 現地で解散になったので、あとは帰るだけです。