年1回の京都の僻地へ行く出張。 昨年から日帰りになってしまったが、今年も泊まるほどの用ではないので日帰りで行く。
往路はJL101便で
6月1日(金)。いつものJL101便に乗るべく、一之江から高速バスで羽田空港へ。
この高速バス、特に朝はダイヤ通り走ったためしがなく、このブログでも何度か苦言を呈したことがあるが、4月1日にダイヤ改正を行い、所要時間の見直しが行われたようだ。 従来のダイヤでは、一之江~葛西間が6分と自家用車でも相当飛ばさないと達成できない設定であったりして、そもそも無理があったのだが、ダイヤ改正後は同区間が9分となり、まだまともな設定になった。
到着時間に変わりがあるわけではないが、精神衛生上はこのほうがよい。
搭乗までは少し時間があったので、PowerLoungeへ行く。
が…こんな朝早いのに順番待ちが…。 5分と待たずに入れて中もすいていたので、無事クロワッサンにありつくことができたが、いつからPowerLoungeはこんなに人気の場所になったのか…?
羽田6:30発JL101便の機材はB777-200・JA772J号機。 クラスJを取っておいたのだが、混んでいたので写真は撮らず。
定刻より若干早い6:29にプッシュバック。
延々D滑走路へ向かう途中、政府専用機がいたので思わずパチリ。
今となっては貴重品のB747-400であるが、いよいよ来年B777-300ERにリプレースされる。 同時に整備委託がJALからANAに変わるので、JAL派としては残念なところ。
今日は天気も良く、大阪市街地もクリアに臨むことができた。
定刻よりも5分ちょい遅れて伊丹空港に到着。
伊丹空港は4月に中央エリアがリニューアルされてからは初利用。
まず目に入るのがサクララウンジ工事に伴い5月22日から暫定設置されたリフレッシュラウンジである。
が…予想を上回る暫定感(苦笑)。観葉植物のパーティションからラウンジ内が覗き見放題。もっとちゃんと隠すのと思ったよ…。
帰りにここを利用する予定であるが、ちょっと利用する気が失せるなぁ。
一方で、到着口が中央エリアに集約されたので、途中から到着したヒコーキを綺麗に撮影することができる。
これまで特に羽田ー伊丹線がよく使う17番搭乗口はヒコーキが撮影しづらい場所だったので、これは嬉しい。
手荷物引き取り所はてっきり1階にあるのかと思ったら、2階にあり、到着口も2階であった。
距離的にはそんなに変わらないものの、従来は一度1階に降りて外を歩いて2階に上って…と結構遠回りしたモノレールへの乗り継ぎが上下方向が便利になったのは心理的にはありがたい話だ。
モノレール~阪急~地下鉄と乗り継ぎ、京都の僻地へ向かいましょう…。
西本願寺を見学
午前中いっぱい京都の僻地に滞在し、もう一つの用をこなしに京都市内へ移動する。
14時半過ぎに京都駅に到着。京都タワーを見ると「ああ、京都だ」と思うね。
次の用までは少し時間があるので、西本願寺へ行くことにした。 |龍谷山 本願寺【お西さん(西本願寺)】-本願寺への参拝(参る・知る・観る)
西本願寺は京都駅のすぐ近くにあるとはいえ、堀川通沿いなので実際歩くと15分近くかかる。
そんなに時間があるわけでもないので速足で歩いたら、早くも夏の雰囲気な京都、汗だくになってしまった。
境内は昨年訪れた東本願寺とそっくりである。 建物の創建年数がこちらの方が古いこともあり、西本願寺は国宝、そして世界遺産に認定されているが、素人目にはそんなに違いがわからなかった。
まあ、今となってはお家騒動でむちゃくちゃな真宗大谷派の家系図を見てしまうと、建物がどうのこうのだけではない気もするが、これだから歴史は面白い。
実は行った時には気づかなかったのだが、御影堂と阿弥陀堂の位置関係が東本願寺と西本願寺で逆だそうだ。
ちょうど今日6月1日から改修工事に入る唐門であるが、今日いきなり工事をしているわけでもなく見学することができた。
豪華絢爛な唐破風の建物は実に見応えがある。 改修後はきっと鮮やかな色合いを取り戻すのだろうけど、この年季の入ったくすんだ色もそれはそれで歴史を感じて良かった。
慌ただしく30分ほどで見学を切り上げ、市バスに乗って次の目的地へ向かう。
打合せを終え、少し時間があったので鴨川沿いへ。
夕方になり、ちょっと風も涼しくなった気がしたが、日差しは結構厳しかった。今年の夏は暑くなりそうだ。
そんな中、久しぶりに八坂神社まで歩いてみたが、ホント京都は観光客、特に外国人ばかりだね…。
JL138便で帰京
用事を済ませ、あとは帰るだけであるが、今日は帰りもヒコーキである。
今月は、"お好きな1カ月間いつでも"JALグループ国内線FLY ON ポイント2倍キャンペーン適用月にしたので、できる限りJAL便に乗る必要がある。 というか、この出張は昨日でも良かったのだが、6月になるまで1日待った(苦笑)のである。
祇園から伊丹に行くのは河原町から阪急に乗るのが便利だが、大阪駅前で所用があったのと、京都駅でお土産を買う必要があったので、市バスで京都駅へ行き、買い物を済ませてJRで大阪へ行く。
ホームに着くと、湖西線の113系、奈良線の103系がいたので思わずパチリ。
特に113系は見るに堪えない抹茶色になってしまい残念だが、もはや残っているだけでも貴重な存在である。 今日は乗る時間はないが、特に湖西線の113系は久しく乗ってないので、できたらあと1回くらいは乗りたいところだ。
その後やってきた京都18:15発の新快速は、混んでて座れなかった。 京都大阪間29分というのは確かに速いのだが、座れなかったら意味ないよな…。 特に今日はわざわざ河原町から移動したのにこれでは、だったら阪急で座って行けばよかったかも。
出発口はまだリニューアルしておらず、おなじみの眺めだが、ここも近いうちに変わるのかな…。
少し時間があったので、中央エリアのお土産店を覗いてみるが、予想よりも品揃えがしょぼい。というか一般的すぎる。 新大阪駅とか京阪神エリアの掘り出し物のお土産があったりして、京都や神戸の帰りでもそれっぽいお土産を揃えることができたのだが、伊丹ではそれは無理そうだ。ここでのお土産を当てにしていたので、ちと困る(泣)
次回からはやっぱりお土産は京都で全部買い込んでおかないと…。
さて、朝見たリフレッシュラウンジに入る。 入ってしまえば、すぐそこの通路を歩く到着客はそこまで気にならず、絶対電源ないだろうと思っていたサクララウンジから移動させたっぽいソファにも通電されているようで、思ったよりは快適。
また、飲み物がペットボトルで提供されたり、おつまみが小袋に分けられたりしているので、持ち帰りの使い勝手は逆に良かったりする。
もっとも、このご時世、大体ペットボトルは1本は持ち歩いているので、飲みきれない場合は1本増えてしまうのでもろ手を挙げて歓迎というわけでもないかな。
搭乗時刻が近づいてきたのでゲートに向かうことにする。
20:20発JL138便の機材はB777-200・JA772J号機。行きのJL101便と同じ機材である。
が、ラウンジ前まで伸びようとする優先搭乗の列にげんなり。 果たしてこの便にノンステータスの人はどれだけ乗っているのだろう…。
今日のJL138便はクラスJはおろか窓側席すら取れなかった。 今朝JL101便が着いたときにキャンセル待ちは申し込んでおいたものの、こんな状況では取れるわけもなく、おとなしく指定された場所に座る。
ただ真ん中席には奇跡的に人が来なかった。ラッキー。
JL138便は定刻よりも早い21:28に羽田空港に到着したものの、後方席だったこともあり降機に時間がかかり、21:40発のリムジンバスにギリギリで結構焦った。乗り場前の券売機で買ったので乗れたけど、ロビー側だったら見捨てられてたな…。
窓口に並ぶことなくリムジンバスの券売機でクレカやSuicaで買えるようになったのはありがたいのだけど、あの券売機処理に異様に時間がかかる。もっとキビキビ動いてほしい…。
というわけで、18時に京都を出てから延々3時間半かけて帰京したのでかなり疲れた。 やっぱ京都は新幹線だよな…(当たり前か)