福島2回目の宿泊はグランパークホテル エクセル福島恵比寿というホテルにした。
福島駅前はチェーンのビジネスホテルがたくさんあるのだが、街の中心部側の東口ではなく、新幹線口のある西口が多く、東口は駅前にJR東日本直営のホテルメッツはあるものの、大浴場がないのが今一つであった。
そんななか、大浴場付きで、デザイナーズホテルというこのホテルに惹かれ、値段もものすごく安かったのでここにした次第。
デザイナーズホテル!?
このホテルは東口とはいえ、徒歩8分、実際にはもうちょっとかかるほど離れている。 むしろ福島交通で一駅乗った曽根田駅のほうが近い。まあ、そのために一駅乗る必要もないのだけど。
さて、福島駅東口から北に歩くとホテルが見えてきたが…ん?なんかイメージと違う建物が。。。
1階のエントランスは、確かにホテルのホームページで見たスタイリッシュな感じであったのだが…。
このホテル、いつできたのかは知らないけど、昔ながらのビジネスホテルをがんばってデザイナーズホテルに仕立てようとしたホテルらしい。 うーむ、見事に騙されて?しまった。
まあ、リノベーションされたのならいいやと思ってチェックインする。
部屋に入ってびっくり。狭いのである。 うーむ、これだったら西口のアパホテルのほうがよかったかも。アパの狭さは嫌だったので違うところにしたら同じ狭さだったでござる。
バストイレも狭いのだが、ここは大浴場があるので気にはならない。
それよりも一番困ったのがWi-Fiの電波が弱かったこと。電波が弱すぎて接続もままならなかったので、やむなくテザリングするハメに…。 これはビジネスホテルとしては失格だなぁ…。
朝食はまずまず
このホテルの特色として、朝食メニューが豊富というのがあるらしい。 翌朝、ちょっと楽しみに1階レストランへ向かった。
レストランはなんとかスタイリッシュにしてみましたという内装であったが、何より客層がスタイリッシュじゃなかったかな(苦笑)
メニューは洋食中心で、和食は福島名産もあったようだが、まあ特筆すべきところはなかった。 まあ自分はいつも似たようなメニューなので何でもよいのだけど。
ただサラダにミニトマトがあったのはポイント高かった。 ミニトマトがあるかないかというのは朝食に力が入っているかないかの一種のバロメータになるのではないかと個人的には思う。
そんなわけで、地方のホテルががんばってデザイナーズホテルにしてみました感全開であったが、まあ、WiFi以外は悪くない滞在であった。
毎回東横インだアパだ、だと地方滞在色がなくて面白くないし、こういうところに泊まるのはそれはそれで楽しいものだ。
福島名物を堪能
今回、一日だけ福島名物を夜食べに出かけた。
飯坂温泉で食べられなかった円盤餃子を食べようと思ったのだが、福島の店は22時を過ぎるとどこもやってない。
居酒屋でやってそうな店はないものか…ということで、やっと見つけたのが蘂(はなしべ)という店。
ここで、円盤餃子のほか、いかにんじん(これもよくわからない料理だけど…)や、会津名物の馬刺しなどを堪能。
どれもこれも、パッと見うーん、って感じな料理ばかりだけど、今思うと味わいがあるものばかりだったかな。
福島は仙台はおろか、同じ県内の郡山と比較してもパッとしない(失礼!)ところで、正直出張先としては今一つだなぁという感じをしていたのだが、何度も通ううちに、それは東北の気難しい気質にあるところにあるのかなと感じ、人々は実は親切な人も多く、最後はなんとなく愛着を感じるようにもなった。
福島は近いので、今回訪れなかった場所にもまた訪問したい。