クアラルンプール空港の乗り継ぎカウンターで22:50発JL724便のチェックインを行う。 無事搭乗券も発券できて、まずは何より。
そのまま出国審査。
本当は出国審査時もプライオリティレーンが使えるのだが、乗り継ぎ出国の場合はレーン自体がない。ただ行列自体少なかったので10分ばかりで通過。
あと1時間半弱時間があるので、ラウンジに寄る時間はありそうだ。
マレーシア航空ゴールデンラウンジへ
クアラルンプール空港のJALの指定ラウンジはキャセイパシフィックのラウンジであるが、地元マレーシア航空がワンワールド加盟である以上、本拠地のラウンジに行くのが良いに決まっている。
そんなわけでラウンジインビは無視して、マレーシア航空のゴールデンラウンジへ向かう。
サテライトのアエロトレイン乗り場の上にラウンジはある。
ここは12年前に一度来たことがあるので行き方もバッチリ(逆にキャセイのラウンジってどこにあるのか知らない…)
12年前はシンガポール行のファーストクラスに乗ったのでファーストクラスラウンジであったので、ビジネスクラス用のラウンジは初めて。
ファーストクラスラウンジに比べれば食べ物がチャチかったり、全体的に騒々しかったりするが、かつて世界一のラウンジと呼ばれていたそのレベルの高さは今でも十分高く満足である。
ここで簡単に夕ご飯を食べる。
ヌードルバーはラクサかワンタン麺の二択。マレーシアに訪れたからにはラクサなのだろうが、個人的にラクサは苦手なのでワンタン麺にした。あっさりした味が美味しい。
まだ時間があったのでシャワーを借りる。順番待ちもなくすぐ借りることができた。 トイレと共用で、豪華な作りではなかったけれど、一日歩いた汗を流すことができたのはとてもありがたいことだ。
本当はもっとゆっくり滞在するはずだったのが1時間も滞在できなかったのは残念だが、最低限のくつろぎはできたので満足である。
JL724便ビジネスクラスで帰国の途に
クアラルンプール空港は、各ゲートごとに荷物検査があるので22時15分ごろにラウンジを出てゲートに向かう。
荷物検査後は待合室で待つしかないのでしばし待機。 ただこの待合室、搭乗ゲートの奥にあるので、搭乗時に荷物検査を終えてそのまま搭乗しようとする人と列がごちゃごちゃになっていた。もうちょっとスマートな動線にしたほうがいいような。
今日のJL724便の機材はB787-9・JA869J号機。往路と同じである。
22時半前に搭乗開始。
復路もビジネスクラス・SKY SUITE Ⅲである。 行きも帰りもほとんど同じ場所だったので、CAさんのお帰りなさい攻撃を受ける(苦笑)
行きは半分くらいしか乗っていなかったが、帰りは完全満席だそうだ。
定刻より若干遅れた22:54にプッシュバック。
またまたこの期間限定で成田便に飛んでいるマレーシア航空のA380を見ることができた。 そういえば、実はまだA380に乗ったことないんだよな…。
23:05に離陸。さらばマレーシア。
JL724便は離陸後右旋回するので、左側の席からはクアラルンプールの夜景が綺麗に見えた。 そして、写真ではちゃんと写ってないが、遠くにはペトロナスツインタワーの姿も! 今回も慌ただしい日程しか組めなかったが、次はもっとゆっくり滞在したい…。
離陸後、揺れるということでしばらくシートベルトサインが消えなかったので、機内サービスはパスしてとっとと寝ることにした。 ところが、このSKY SUITE Ⅲは、通路に面しているのでCAさんの足音が気になって仕方がない。 しかも、出発が22:50発と早いからか、やたら客とCAさんの会話も耳につく。昨年のハノイ便は、出発自体が0時過ぎていたので、そんなことなかったのだが…。
なので、フルフラットで横にはなったものの、なかなか寝ることができなかった。 これがもともとのSKY SUITEだったらば、窓側席は完全に通路から隔離されるので気にならなかったはず。 うーん、この機材は夜に熟睡できないという時点で結構外れだなぁ…。 ちょっと残念な感じがしつつ、とはいえ気がついたら寝ていた。
寝覚めの食事を楽しみ、成田空港へ
目が覚めると、喜界島の上空であった。
時刻は5時になろうとする時間。3時間くらいは寝れたのかな。
ほどなく朝食の時間である。
自分にしては珍しく和食にした。
・果物盛り合わせ
・香の物
・蛸、胡瓜とわかめの酢の物
・切干大根、煮豆
・鶏の照焼き
・鶏肉の味噌焼き 野菜の煮物と玉子焼き添え
・ご飯
・味噌汁
和食にしては珍しく肉がメインであったが、全体的にあっさりした味でボリュームもあって美味しかった。 最近自分も和食が好みになってきたのかな…。
朝食を食べていると、日が昇ってきた。機内から望む朝は眠いけれど、本当に美しい。
昨晩、CAさんにそばですかいを頼んでいたのだが寝てしまったので、せっかくなので注文。 ミニサイズなので美味しくいただいた。
あとは成田到着までのんびり過ごす。
左窓に富士山が見えてきた。 遠くからでもはっきりわかるこのシルエットは本当に日本の誇り。日本人で良かったと思う瞬間だ。
房総半島をぐるっと周回する感じで成田空港への最終アプローチに入っていく。
鴨川市を左に見ながら、左旋回して九十九里浜を眼下に見下ろしファイナルアプローチ。 今日は雲が低く、このあたりでも下に雲が見えた。
定刻7:05よりもだいぶ早い6:33にB滑走路に着陸。6:43にスポットイン。 復路はあっという間のビジネスクラスの旅でした。
が、今日はサテライトなのでここからが長い。先ほど降りたJA869J号機を右に見ながら本館へ、何もない連絡通路をひたすら歩く。
本当に2タミはシャトルを廃止したのが良いことなのか、個人的には非常に疑問だ。
入国審査は誰も並んでおらず超速で通過。預け荷物もないので税関もすぐ通過し、10分ほどで外に出ることができた。ただいま!
東成田駅から帰宅
さてここからは家に帰るだけであるが、この時間の京成電車は普通電車しか走っておらず、途中で乗り換える必要がある。
ちょうど東成田駅まで行けば7:11発の快速特急に乗れるので、それに乗るべく東成田まで歩くことにした。 東成田駅には行ったことはあるが、連絡通路を使ったことはないので、良い機会でもある。
東成田駅までは連絡通路を使うのだが、かつてのセキュリティチェックの手前、出発客の動線上に連絡通路の入口があるので、空港到着客からすると動線になく、出発客の動線を逆走する形になるので場所がわからずちょっと迷う。
今はセキュリティチェックが廃止されたからいいけど、廃止前はどうしてたんだろう。
何もない連絡通路をひたすら500m歩く。500mなので大した距離ではなかったが、何もないと威圧感があり、かなりじめじめしていたので汗が吹き出してしまう。
なんとか時間前に東成田駅に到着。
使われていないホームには、今でも「成田空港」の駅名表示が…。 東成田駅になってからはや26年。今でも昔のままなのは感慨深いね…。
ホームは誰もいなかったが、それでも芝山千代田行電車が来ると、通勤客がそこそこ降りてきた。
そして、芝山千代田からの快速特急が到着。
次の成田から通勤客が乗ってくるが、お盆休み中だけあって全体的にすいていた。 快速特急は成田を出ると佐倉まで通過なので気分が良い。
八幡で降りて都営新宿線に乗り自宅へ。今日は休みなので家の仕事をしたり仮眠したりして過ごしました。
いつもの弾丸旅ながら往復ビジネスクラスに一日街歩きと盛り沢山な夏休みの旅行もこれでおしまいであるが、この夏はこの1回しか海外に行ってないので若干欲求不満である(苦笑)
来年は娘が受験シーズンなので親がひょこひょこと出かけるわけにもいかない(泣)ので、それまでにあと1回くらいどこか行きたいところだなぁ…。
(おしまい)