那覇での自由時間は2時間弱。
昨年は瀬長島へ行ったが、今回はビーチに行きたかったので波の上ビーチへ行くことにした。 車で通りがかりに見たことはあるが、現地に行くのは初めてである。
波の上ビーチは市内に最も近いビーチとして知られていて、ゆいレールの県庁前駅から歩いても行けるのだが、那覇西道路を通っていく方が速いので、行きはタクシーに乗る。 わずか10分ちょっと、1200円くらいで到着。
那覇西道路に波之上臨港道路の橋がかかっており、いかにも殺風景なビーチではあるが、もうすぐ18時だというのに、それなりに多くの人たちで賑わっていた。さすが沖縄。
何とかビーチ感を出せる写真でも撮れないか試行錯誤したのだが、如何せん遊泳区域も狭く、どうやっても橋が映り込んでしまい、断念。
ただ、足元に目を向ければ、この水の綺麗さは紛れもなく沖縄のビーチ! 思わず足をつけて、束の間のリゾート気分を楽しむ。 ここは足洗い場など設備も充実していて、気軽に水遊びを楽しめるのは非常にありがたい存在だ。
夕方の散歩がてら来ているような地元の人も多く、飾りっ気のない雰囲気もまた良い。 しかしながら、日本人は半分くらいで、外国人のほうが多かったような…。 外国人恐るべしだな。日本人ですら行かない場所にも最近は本当に多く見かけるようになった。
30分ほどビーチで佇んだ後、隣の高台の上に位置する波上宮へ。 ここも一度訪れたかった場所だ。
波の上ビーチや眼下の道路の喧騒から離れ、静かな神社で道中の安全を祈願。
復路はゆいレールの県庁前駅まで歩く。 徒歩20分から30分とのことであったが、20分かからなかった。これなら十分徒歩圏内だね。 夕方とはいえさすがに暑かったけど。
県庁前駅からゆいレールに乗る。強めの冷房にほっと一息。
ゆいレールで沖縄民謡のチャイムとともに好きなのは、壺川から奥武山公園にかかる国場川の大カーブである。 沖縄の広々とした空が一望できるこの区間が大好きで、ゆいレールはどんなに遠回りでも那覇に来たら一度は乗ってしまう。 今日は特に夕方のちょっと寂し気な空がとても幻想的だった。
那覇空港駅に戻り、いつもの通り空港食堂でソーキそばを食す。
寄り道も無事終わったので、家に帰ることにしますか(笑)