今日の宿泊先は、登別温泉 ホテルまほろばである。
登別は、13年前に登別クマ牧場に来たことはあるが、宿泊するのは初めて。
登別温泉と言えば個人的には第一滝本館のほうが有名な気がするが、今日泊まるホテルまほろばもそれに負けじと人気があり、特にバイキング形式の食事が豊富ということで、楽しみだ。
ザ・温泉ホテルといった広々としたロビーには、今日がこどもの日ということでこいのぼりが泳いでいた。
部屋もよくある普通の和室で格別のものはなかったが、必要十分なつくり。 WiFiが飛んでいるのは非常にありがたく、ヒマつぶしになる。
あいにくGW中で夕食の開始が19時半でお願いしますということだったので、ほかの人たちは温泉に向かうが、自分は地獄谷を見物することにした。
GW中ということで温泉街もそれなりに賑やか。 しかし、どこもかしこも外国人だらけ。日本人は半分もいなかった。 特に北海道は、外国人なしではもう経営成り立たないだろうね。
歩いて10分ほどで登別地獄谷に到着。もう日が暮れようとしていたが、多くの観光客で賑わっていた。
広い爆裂火口の跡に、漂う硫黄の匂いやあちこちから上がる蒸気、そして温泉の川と、まさに地獄谷という名前にふさわしく、定番観光地とはいえ、地球のダイナミズムには改めて目を見張る。
地獄谷の奥はトレッキングルートになっていて、一番奥地と思われる大湯沼川天然足湯まで行く時間はなさそうだったが、大湯沼までは行けそうだったので足を伸ばしてみた。
賑やかな地獄谷から一歩進むだけでぐっと観光客も減り、自然豊かな散策路を10分ほど登ると、大湯沼を一望できる展望台に突き当たる。 広い沼からぐつぐつと湯気が上がる様子はまさに地獄の釜。地獄谷とはまた違った不気味さと神秘さであった。
散策に満足してホテルに戻ると、ようやく夕食の時間です。おなかすいた…。
レストランは2階と3階の2か所あるようだが、2階の「グリーンテラス」に案内された。 ここは3階よりは多少高級そうで、見る限り日本人だけだったので外国人は3階に集めているのかも。
広い館内に、和・洋・中、実に様々な品々が並んでいる。 中でも特筆すべきは北海道ならではの海産物。カニそして海鮮丼であろう。 今日、時間がなくて回転寿司に行けなかったので、楽しみだ。
5月に入ってからちょっと体調が芳しくなかったこともあり、さすがに往時のようななんでもかんでも食べれるほど若くも無くなったので、ちょっとずつつまむ(写真見た感じ、いっぱいな気がするがこれでもだいぶ減ったし、お代わりする気力もなくなりましたね…)
所詮バイキングではあるので極上というわけではなかったが、ステーキを筆頭に、それなりに工夫を凝らしたメニューはどれもこれも美味しかったが、ちょっと残念だったのはイクラが硬かったこと。まさか人口イクラってことはないだろうが…。
満足でした~。
そして温泉名も堪能。 まほろばは温泉の種類が豊富なほか、すべり台もあったりして子ども連れにはちょうど良い。 さすがに大人は体験できなかった(苦笑)けど…。
ただ、ちょっと意外だったのは、その沢山あった温泉の一部は井戸水で、檜風呂に至っては水道水と書いてあったこと。まあ、気持ちよかったから良いけどね。
それでも、加水ではあるものの天然温泉に夜と朝の2回浸かったら、翌日は体が硫黄臭かったです(笑)
翌朝も2階のグリーンテラスで朝食ブッフェ。
温泉旅館ですが、朝食はいつも通り洋食で揃えました(苦笑)
この日は朝からあいにくの雨だったので、ちょっとダラダラするもチェックアウトが10時なので、最後は慌ただしく出発。この手のホテルはチェックアウトが早く、なかなか朝ゆっくりできないのが残念。
わずか1泊ではあったが、良くある温泉ホテルではあったものの、食事は概ね美味しかったし、サービスも特に悪いところもなく、満足のいく滞在であった。
さて、今回の旅行は1泊2日なので、帰りますか(泣)