たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

熊本2往復出張(6):熊本滞在あれこれ

熊本滞在中、日中は当たり前だが仕事で忙しかったものの、合間合間で食べたり出かけたりした。 今回、我々に課せられたもう一つの使命は創造的復興を目指す熊本に少しでもお金を落とすこと。地震があったからといって何もかも自粛してしまっては地元経済も立ち上がらないのだ。

定番の熊本ラーメンは、今回深夜まで仕事をすることが多かったので何度か食べに行った。

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意外だと思ったのは、熊本ラーメンは決してこってりとんこつ味ばかりではなかったこと。 店によって味付けが多様で、毎日食べても飽きなかった。 ここ「マルイチ食堂」は、天草の塩ラーメン。あっさりした味付けが疲れた胃に優しかった。

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「黒龍紅」のラーメンはこれぞ熊本という感じのラーメンであったが、コクがある一方で脂ぎった感じはなく、これも美味しかった。

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「にぼらや」のラーメンは、その名の通り煮干しのダシに、たっぷりのかつおぶしをかけて食べ、そして最後はごはんを入れて〆。うーん、夜メシには最高でした。

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馬刺しも一度食べた。とろけるような味わいなトロ馬刺しから、濃厚でありながらすっきりした後味の脂身まで、とにかく美味しかった!

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滞在中に懇親会のあった場所から。熊本は賑やかな中心地が程よくまとまり、実に過ごしやすい。 コンパクトシティが最近叫ばれているが、日本でもっとも進んでいる場所ではないかと思うくらい。

ここで仕事ができたというのは、たまたまの縁がきっかけではあったのだが、地方創生を考えていくうえで、マーケティング面でも貴重な体験ができたと思う。

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滞在中の3月12日は、九州新幹線の全線開通5周年、そしてくまモンの誕生日であった。 今や世界的なキャラクターに成長したくまモンであるが、街中で誕生日イベントが開かれ、中でも中心となる辛島公園では、朝7時過ぎだというのに多くの人が集まっていた。 くまモンというキャラクターの元で、熊本県民がひとつになれるというのは素晴らしいと思う。

そして忘れてはいけないのが熊本の人たちの素朴さ。熊本の人たちには本当にお世話になった。 どの人たちもとても協力的で、楽しく仕事をすることができた。

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いよいよイベント本番となった当日、ちょっと足を伸ばして藤崎八幡宮に安全祈願に訪れた。

藤崎八旛宮|御由緒

それほど広い境内ではなかったが、藤崎宮前から一直線に伸びる参道の先に鎮座する、朝の日差しを存分に浴びた本殿は堂々たるものであった。 そして境内の奥にゆったりと流れる白川の流れも素晴らしかった。都心部を流れるのに水がとても綺麗。 ブラタモリでもやっていたが、熊本は「水の国」であることを実感する。

神のご加護もあり、無事イベントは終了。準備期間を含めて半年以上かかったイベントもこれで終了。 いよいよ熊本から帰京である。