たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

沖縄旅行記(4):首里城観光

滞在2日目にて最終日。

この日はまず朝5時半に起きてホテルを抜けだすが、辺りはもちろん真っ暗で、とにかく眠い…。

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ゆいレール美栄橋駅に向かう途中、ちょっと脇道を寄り道。 この景色、アジアだなぁ。日本より、台湾や香港の路地を歩いてる気がする。

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美栄橋6:01発のゆいレールの始発電車で、まず那覇空港駅へ向かう。 始発電車は噂には聞いてたが大混雑だった。

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こんな時間に空港に来たのはクラスJの当日アップグレードのためである。

JGCカウンターでJL918便のアップグレードを手配。あと12時間後に出発する便なので、難なく窓側の並び席を確保でき、サクララウンジ改修期間中の喫茶券も無事ゲットできた。

搭乗直前だと種別Sじゃないと手配できないのは明白だったので、早起きした甲斐があったというものであるが、とにかく眠い…。

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那覇空港の広大なお土産屋さんも、オープンは6時半らしい。

ゆいレールで再びホテルに戻り、朝食を取ってちょっとだらだらした後、9時過ぎにチェックアウトする。 今日の午前は首里城に行こうと思う。

調べてみたら、沖縄バスの7番系統がホテル目の前の泊高橋バス停から首里城前まで直通で運行しており、こりゃ便利だとバスで行くことにした。 しかも今日は祝日なので、小学生の娘は無料!至れり尽くせりだね。

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9:33発のバスに乗る。そんな便利なはずのバスだったがガラガラで、首里城観光客は我々だけだった。

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おもろまち新都心を通過し、都ホテルあたりから急な坂をぐんぐん登り、那覇の街並みを一望できる。

25分ほど乗って首里城前に到着。目の前は守礼門である。とても便利だ。 自分も何度も沖縄に来てバス使うのは初めてなのだが、首里城首里駅からは距離もあり上り坂で結構面倒くさいなので、このバスはもっと使われていい存在だと思うんだけどな。

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首里城に来るのは2003年以来13年半ぶりだ。

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国王が安全を祈願した森が背後に広がる世界遺産園比屋武御嶽石門を通り、歓会門を通って内廓に入る。

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瑞泉門からは内廓の門となり、造りや色合いが変わる。このあたりは中国様式に近い。 瑞泉門の下に水をたたえる龍樋は、ブラタモリにも取り上げられていた湧き水。首里の地形を巧みに生かし、現在に続く湧き水に、長い歴史と地理に思いを馳せる。

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そして首里城正殿。前回見たときは豪華絢爛というより、ずいぶん綺麗すぎだなぁという印象だったのだが、さすがに再建されてから四半世紀が経ったからか、ちょっと色合いが落ち着いてきた気がする。

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前回訪れたときは写真撮影ができなかった気がしたのだが、今回は正殿内はできるようになっていた。

2階の王座、御差床の見事な装飾を眺める。なんで2階なのかと思っていたのだが…。

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北殿の模型を見て納得。2階から見下ろしてたのね。

琉球王国の歴史は自分にもよくわからないところが多い。果たして日本なのかそうでないのか、今回も事前にいろいろ調べたのだが、今ひとつ理解しがたいところがある。

ただここに琉球文化が花開いた時代があったことは確かで、復元されたものばかりであっても、その息吹を感じ取れたのは良かったと思う。

もっとも、娘が十分理解できたかは怪しいが、沖縄が東南アジアと日本の真ん中にあって貿易拠点として栄えた、くらいは覚えてくれたかな…?

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首里城を後に、少し寄り道をして西のアザナと呼ばれる展望台に向かう。

今日は風が強く、ハイビスカスも少し寒そうであったが、高台から東シナ海を一望できるその光景は絶景の一言!なぜこの高台に首里城があるのかがよく理解できる。

わずか1時間ちょいで瞥見しただけの首里城ではあるが、久々ということもあってなかなか楽しかった。

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次の時間が迫っていたのでタクシーで首里駅に向かい、ゆいレールに乗る。

沖縄のタクシーは短距離でも文句を言わず乗せてくれるのでありがたい。

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ゆいレール儀保、市立病院前と急坂を一気に下り、目の前には東シナ海を眺めることができる。 この展望の良さはゆいレールの魅力の一つで、どんなに最初からレンタカーを借りたほうが便利であってもゆいレールは沖縄旅行にははずせないね。

というわけで、ゆいレールおもろまち駅で降り、そのレンタカーで後半戦です。