帰りのJL920便まで残り2時間半ほど。 JL919便が少し早く着いてくれたので、那覇空港駅まで走って17:30発のゆいレールに無事間に合った。
一駅乗って赤嶺駅で下車し、17:35発の瀬長島行送迎バスに何とか間に合う。
乗る人は多かったが、補助椅子を使って何とか全員乗り込み出発。 この送迎バスに乗れるか心配だったのだが、まずはやれやれである。
那覇空港の離着陸ルートの直下にある瀬長島は、ヒコーキを手軽に見れるスポットとして従来から有名であったが、2012年に温泉付きの瀬長島ホテルができ、昨年には商業施設の瀬長島ウミカジテラスができ、リゾート地としても整備されつつあり、まさに修行の合間の観光スポットとしては最適な場所なのである。
送迎バスは10分ほどで瀬長島と沖縄本島を結ぶ海中大橋を通って島へ入る…が、反対車線は大渋滞。 これ、来たはいいが帰り抜けるのにどのくらいかかるんだろう…とちょっと心配になる。
ほどなく高台のホテル前に到着。
とりあえず来てしまったものは仕方がないので島を楽しむことにして、まずはウミカジテラスへ向かおう。
まず目に入ったのは、東シナ海に沈もうとする夕日の美しさ! リゾート地に来たなぁ…と嬉しくなる。
ウミカジテラスは、傾斜地に建てられた白い建物群が女性好みな感じでとても印象的。
海岸は砂浜ではなく、海の色もエメラルドグリーンという感じではなかったものの、ゆったりとした水の音が日頃の忙しさをふっと忘れてくれさせてくれる。
まだまだ夏の気配の濃い沖縄ではあったが、夕暮れ時になり、心地よい風が吹いてきた。
うーん、最高だね~。 あと2時間弱で帰るなんてもったいなさすぎる(苦笑)
瀬長島ホテルには「龍神の湯」という温泉があり、日帰り入浴も可能なのだが、さすがにこのスケジュールでは入る時間がない。
ただ、このウミカジテラスには同じ温泉の足湯が引かれている。 さっそく足をつけてみるが…うーん、気持ちいいね。足の疲れがほっこり取れた気分だ。 あー極楽極楽。
せっかくなので、サーターアンダーギーの専門店「KAME ANDAGI」でテイクアウト。1個130円と安かった。
店は沢山あるが、滞在観光エリアじゃないので、客の入りはばらつきがありそうで、今後、ショップの出入りは結構ありそう。とても綺麗な場所なので、シャッターばかりにはならないでほしいな。
ホテル前の高台に戻り、那覇空港から離陸するヒコーキを見物。 ちょうどANA便が離陸していった。
iPhoneじゃなかなか迫力ある写真が取れなかったのが残念だったけど、那覇空港は離着陸も多いので、ずっといても飽きなそう。
空港よりの野球場周辺には、水遊びができそうなビーチもあり、こちらで過ごすのもいいかもしれない。
瀬長島はわずか1時間の滞在ではもったいないくらいで、修行であってもせめて2時間は滞在できるような日程を組めるとなお楽しいかもしれないし、せっかくなのでホテルに宿泊してのんびり滞在するのも良いかも。
18時半発のバスで島を離れる。 渋滞は往路の頃がピークだったようで、渋滞こそしていたが行きほどは激しくなく、赤嶺駅を経由して那覇空港には19時少し前に到着。
あとは帰るだけです。
(つづく)