沖縄2往復の1レグ目は、この前の那覇~台北往復の最終区間である。
羽田7:55発のJL903便を予約してあるのだが、これだと1回目の(苦笑)那覇の滞在時間が1時間ちょいしかなく、また同一機材での戻りになってしまう。 そこで、国際線乗り継ぎ割引運賃は当日の前倒しが可能なことを利用し、早起きして1本早い6:25発のJL901便で那覇に向かうことにした。
ただし、羽田6:25発だと家を5時前に出ないと間に合わない。 朝4時半に起きて都営新宿線の始発に乗り、一之江から高速バスに乗り羽田空港に向かう。
朝早いというのに補助椅子をすべて使っても葛西駅で乗り切れないほどの混雑で、おかげで10分ほど遅延し、1タミに到着したのは6時少し前であった。
夏休み中の金曜ということもあり、朝6時前というのに羽田空港は賑わっていた。
有人カウンターへ行き、最終区間をJL901便へ変更する。 本当はJMBクリスタルのクラスJeクーポンを使ってクラスJに変更したかったが、昨晩は30席以上空いていたのに、空港到着直前に空席検索したら残り数席だったので真ん中席しか空いてないだろうと思って断念した。
その代わり、ファーストクラスにまだ空席があったので、FOP的には不要だったのだが良い機会だと思って有償でアップグレードした。
JL901便は修行僧の当日アップグレードで激戦と聞いたいたが、夏休みは修行僧も少ないのかしら。
もうすぐ搭乗開始時間なのだが、せっかくなのでファーストクラスエントランスからダイヤモンドプレミアラウンジに行き、メゾンカイザーのクロワッサンとおにぎりで朝食を取る。 メゾンカイザーのパンは美味しいなぁ。
慌ただしくラウンジを後にして、搭乗口へ。
JL901便の機材はB777-200・JA007D号機。
直前で確保したファーストクラスの席は1Aとまたすごい席であった。窓側なのが嬉しい。 ファーストクラスは結局1席空席のままであった。
定刻6:25に出発。C滑走路から那覇に向かってテイクオフ!
今日は空気が澄んでいて、東京都心の背後の山々や、三浦半島そして房総半島や伊豆大島も朝の日差しを浴びてくっきりと見え、とても清々しかった。
ほどなく機内食の時間である。
小鉢: 黒豆がんもの炊き合わせ オクラとひじきの和え物 台の物: 鰆西京焼 俵御飯(ふっくりんこ) 味噌汁 香の物 胡瓜浅漬 フレッシュフルーツ
伊丹線だと慌ただしい食事の時間も、那覇線だとゆったりと食べることができ、純和風の朝食を存分に味わった。
JL901便はちょうど浜名湖あたりを飛行中。ここからは本州を離れて太平洋上を那覇に向かう。
早起きで眠かったので、食事の後はシートを倒してうとうとと…。 ファーストクラスの座席はまるでゆりかごのようにゆったりと体を包むフィット感が最高で、気持ちよく寝ることができた。本当にこの座席は素晴らしいと思う。
1時間ちょっと寝て、もうすぐ着陸態勢というアナウンスで目が覚めた。 もう沖縄本島上空を飛んでいて、東海岸の石油基地のあたりであった。
せっかくのファーストクラス、もっと堪能したかったところでもったいない気もするが、のんびり過ごせたという点では、価値あるアップグレードだったと思う。
サンゴ礁の上に映る機材の影を眺めながら、瀬長島をかすめて那覇空港に着陸!
定刻よりも若干早い8:42、JL901便は那覇空港にスポットイン。 あっという間の空の旅だった。
さて、せっかく早い時間に那覇に来たので、しばし市内散策といきましょうか。
その前に、「めんそーれ」には挨拶しないとね(苦笑)
(つづく)