たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

ハノイJGC修行記(5):ゴールデンサンパレスホテルに宿泊

さて、今回の旅行のある意味最難関とも言える、ノイバイ国際空港からの移動である。

この空港は公共交通機関が貧弱で、タクシーかエアポートミニバスしか手段がない。 タクシーはぼったくられるのが嫌なので、エアポートミニバスに乗ろうと思ったのだが、このバスは満員にならないと出発せず、エンジンのかかってないワゴン車でいつ出発するかもわからず佇んでいるのはこの猛烈な暑さの中ではやってられなかったので、覚悟を決めてタクシーで行くことにした。

ただホーチミンもそうだったが、ガイドブックに書いてあるオススメのタクシー会社でないタクシーが沢山並んでいて、乗り方はコツがいる。

結局、順番を無視して、ホーチミンでも見覚えのあったマイリンタクシーを選んで乗り込む。 ホテルのベトナム語名がわからなかったので、とりあえず旧市街まで行こうとガイドブックからハノイ大教会を指さしてここへ行ってもらう。 途中、パッシングはしまくるは縫いまくるは、荒い運転には慣れている(?)自分も恐怖を感じるほどの運転であったが、ぼったくられることもなく30分ちょっとでハノイ大教会に到着した。 値段は42万ドン強で大体ガイドブック通りであった。

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ここから、旧市街の中心に位置するホアンキエム湖を眺めながらホテルへ向かう。

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土曜の深夜ということでまだ街は賑やかではあったが、閉まっている店もそこそこあり、ホーチミンよりは田舎町なんだなという感じがした。

相変わらずのバイクの洪水なのは面食らうが、2年前のホーチミンの経験を活かしてのんびりと渡りつつ、10分弱歩けば、今回の宿泊先であるゴールデンサンパレスホテルに到着である。

ハノイはホテルが全般的に安く、外資系の著名なホテルでも1万円前後で泊まることができる。 さらに、旧市街などに点在するミニホテルはもっと安く、しかも結構サービスレベルが高いらしい。

なので今回は1泊しかしないこともあり、そのミニホテルの中でも口コミ人気が高いこのホテルにした。

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左側が今回宿泊するゴールデンサンパレスホテル、右側は系列のゴールデンサンスイーツホテルでファミリー向けの部屋が多いようだ。

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入口にはこじんまりとしたフロントがあり、英語が堪能な人が応対してくれる。 中2階には小さいながらもソファやPCもあった。

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今回は2階のバジェットルームで、窓がないのが欠点ではあるが広さは20平方メートルほどあり、一人旅の宿泊としては申し分ない広さだ。

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無料のペットボトルがあり、洗面所は必要最低限のアメニティがそろっており、十分なレベルが高い。

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バスタブはないが、シャワールームは完全に仕切れる形になっていて、トイレと仕切りがなくて床が水浸し、とかいうのではないのが大変ありがたい。 お湯もちゃんと出たし、疲れをゆったり癒すことができた。

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このホテルは標準で朝食がついている。 地下のレストランへ。

バイキングではなくオーダー形式であるが、洋食やベトナム料理など豊富な種類から選ぶことができる。

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南国らしいフルーツはどの料理でもついてくる。 せっかくのベトナムなのでフォーを頼んだが、とても美味しかった。 ベトナムはどこでもフォーが美味しいね。体に優しくて絶品だと思う。

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さて、これだけ十分なクオリティのサービスを受けて、今回の宿泊費はたった3300円だった! これにはびっくりである。

また、朝チェックアウトする客に対して、夜の空港への送迎、そしてTwitterでも書いたが、空港の送迎の前にシャワールームを貸してくれるという、至れり尽くせりの対応をしてくれた。

シャワールームといっても、レストランの左側に映っているトイレ兼シャワーを使わせてくれただけで、ここは自分のきらいな床がびしょぬれになるタイプではあるが、1日歩き疲れて汗びっしょりなまま深夜便に乗ることなく帰れるだけでもものすごく有り難かった。 空港の送迎はタクシーではなくハイヤーだったので、メーターもなく追加料金取られないか心配だったが、何もなく送り届けてくれたし。

このホテルは口コミのレベルの高さにたがわず、本当に素晴らしいホテルであった。 これだったらもっとのんびりホテルにいたかったな。 旧市街ど真ん中で交通の便もよく、次にハノイに来るときもリピートしたいくらいであった。

さて、滞在26時間の悲しい弾丸トラベラー故、朝からがんがん出かけるとしましょうか…。