毎年2月は仕事が忙しく、3月から4月にかけても忙しいのでどこか出かけないとやってられないとここ2年ほどこの時期に出かけていたわけであるが、今年は香港・マカオに行くことにした。
本当は、土曜の朝に出て、ハノイやマラッカなど、まだ行ったことのない場所に行きたかったのだが、2月から娘の塾の日程が変わり、土曜の午前に子守りをしなければならなくなったため、土曜の夕方出発しかできなくなった。
そうすると、羽田発朝便しかないハノイは無理だし、成田発夕方のクアラルンプール便があるマラッカは不可能ではないものの、バスで片道4-5時間かかるのでかなり日程がキツキツになりそうなので今回は断念した。 そこで、あと行けそうなところはあるか…ということで選んだのが香港である。
というわけで、行ける範囲で場所を決めるというこれまでになくモチベーションの低い海外旅行なわけであるが、せっかくなのでマカオにも足を延ばして、前回行けていない世界遺産を見に行くことにした。
マカオは気が付けば7年ぶりの訪問である。
久しぶりでちょっと楽しみだ。
さて、2月27日(土)。午後の習い事まで家にいて、16時少し前に出発。 京成電車で成田空港へ向かう。
9月のシンガポール旅行以来半年ぶりの成田空港である。
この風景は何度見ても海外に行くんだ!という気分が高まる場所であるが、今日はシーズンオフということもあって閑散としていた。米国線も羽田に移ったらさらに閑散としそうで心配だな。
閑散としている割には出国審査はなぜか混んでいたので自動化ゲートでさくっと通過し、ANAラウンジへ向かう。
半年前は4サテであったが、今回は5サテである。 こちらのほうが窓があって開放的で気分が良い。
前回はかなり混んでいたが、今回はラウンジもガラガラで、ガラガラ過ぎてちょっと居心地が悪いくらいだ。
小腹がすいたので、カレーライスをメインに軽めの夕ご飯を食べる。 羽田ほどではないが、それなりの食事が食べられるようになったのはありがたい。
ちょうど眼下には、これから搭乗する18:30発NH811便香港行のB767-300ER・JA613A号機が駐機していた。
羽田の朝便は、何故かB777-300ERが使われており、あちらならプレミアムエコノミー席で快適に移動できそうなものだが、残念ながら旧式の機材である。このあたりも成田は冷遇されてるよなぁ。
15分前にラウンジを出てゲートへ行き、搭乗。
今回はオンラインチェックインで窓側バルク席が取れず、真ん中3席の端っこを確保した。
ただ、B767-300ERのバルク席は壁があってあまり足を伸ばせず、ビジネスクラスの通路が目の前にあるこの席の方がはるかに足が伸ばせるので何気に当たり席だったようだ。 もっとも思いっきり足を伸ばすとCAさんがつまづいてしまうのでほどほどにしなければならないけど。
NH811便は、定刻よりも早くゲートを出発したものの、成田空港の離陸渋滞に巻き込まれ、離陸したのは18:55であった。
強烈な偏西風のため、時速600kmそこそこしか出なかった。 到着は定刻より遅れ22:50ごろになるとのこと。バルク席とはいえ、香港まで5時間超は遠いな…。
機内食は「鶏ももとつくねの焼きとり丼」「クリーミーシーフードドリア」からの選択。
ドリアは台湾に行く時に食べたので、焼きとり丼にしてみたのだが、正直あんまりそそらなかったかな。 ドリアのほうが美味しかったかも。
今日のNH811便の搭乗率はビジネスは半分くらい、エコノミーは8割くらいで、後方は3席空いていて横になっている人もいた。
この後は電気も消され深夜便の雰囲気。仕方がないので目をつぶってうとうとするが、何しろ5時間もかかるのでなかなか香港が近づかない。
結局スピードが上がらないまま、予想時刻よりさらに遅れて23:05に香港国際空港に着陸。 あー疲れた…。
23時より前に着けば、e道の申請できるかな…という思いも虚しく、混んだ入国審査を通らないといけないのかと思いきや、入国審査はガラガラで、数人待ちで超速で通過できた。
ということで1年半ぶりの香港です!
という感慨もそこそこに、夜も遅いので、エアポートエクスプレスで市内へ向かうことにしましょうかね。