たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

台北旅行記(2):10年ぶりの圓山大飯店

今回の宿泊先は、台北を代表するランドマーク、圓山大飯店である。

ここに泊まるのは10年ぶりである。

www.tamazo-diary.net

10年前、初めて台湾に行ったとき、中国様式の建築が目を引き何はともあれ泊まってみようかと思って選択した。

それから10年たち、初めて台湾を訪れる義母・義兄一家にも同じ体験をさせたい!と嫁が主張してここにしたのである。 個人的には台北にはもっと交通の便が良いところに手ごろなホテルはいっぱいあるのでここじゃなくてもいいんでは…と思ったのだが、2013年から大規模なリニューアル工事を行い、高級ホテルにふさわしい内装に生まれ変わったようなので、まあいいかと選択した。

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松山空港からタクシーで15分ほど、この威風堂々たるホテルが見えてきました。

この他を圧倒する存在感は、台北に来た!と実感させてくれますね。

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そして深紅で覆われたロビーは思わず「おおっ」とつぶやいてしまいますね。

今回、ちょうど16日まで開かれていた「台北音響展」の期間中ということで、ロビーは多くの人で賑わっていた。 音響展の案内がちょっと無粋な感じがするが、そのおかげで圓山駅からへの送迎バスが普段より多く走っていたので、ちょっとお得であった。

さてチェックインして早速部屋に向かいましょうか。

圓山大飯店に泊まるからには眺めの良いシティビューに泊まらないと意味がないので、もちろんシティビュー、かつ高層階のプレステージフロアを選択してある。

ただ、宿泊サイトによって同じ部屋なのに定員や補助ベッドの可否がまちまちだったり、中にはホテルの部屋区分とは全く合致しない部屋区分になっていたりバラバラだったので、今回はうまく条件の合うサイトとして楽天トラベルから2部屋、台北ナビから1部屋と無茶苦茶な取り方をした。楽天トラベルと台北ナビで苗字は違うは、前者は現地払いで後者は先払いとフロントはなんだこいつらは?みたいな感じだったが、とりあえず皆8階の同じフロアにしてくれた。

ちなみにプレステージフロアはエグゼクティブフロアなのかと思っていたのだが、どうも違うみたいで10階のプレステージラウンジはティータイム、朝食とも有料であった。ただ飯食べれないかちょっと期待していたのだが、残念。

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部屋の広さは申し分なく、ゆったりとした滞在が楽しむことができる。


↑ちなみに10年前の部屋の内装。まあこれでも悪くはなかったけどね。

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10年前は広さは十分だが部屋は古さが否めないなあという感じであったが、明るくリニューアルされた部屋は高級感も存分にあり、中国様式と西洋様式がうまくマッチしていた。 調度品もどれも落ち着いた雰囲気で素晴らかった。

テレビにはもちろんNHKなど日本語放送も見ることができる。 10年前はダイヤルアップでつないでいたネット環境も無線LANがタダで使えたのもありがたかった。

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そして一番変わったのはバスルームである。 前は広くて、ウォシュレット付なのはポイント高かったが、それだけで薄暗いじめじめした感じであったのだが、明るい大理石がふんだんに使われて美しくリニューアルされただけでなく、シャワールームが新設されて使い勝手も大幅に向上されていた。

日本人が多いのだから洗い場付きバスにしてくれればパーフェクトであった(台北は洗い場付きバスのホテルがかなり増えている)のだが、まあこの設備で文句はなく十分である。

さて、圓山大飯店の目玉、ベランダからの景色を見ましょうか。

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じゃじゃん。この景色は何度見てもいいですね~。 台北の熱気あふれる街並み、新光三越台北101といったランドマーク、そして背後の自然豊かな山々と見ていて飽きません。 松山空港に離着陸する飛行機も、国際線が発着するようになってバラエティ豊かになって楽しい。

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パノラマにするとこんな感じ。

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そして夜景も素晴らしいの一言です!

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ところで今回、3部屋取ったのだが、1部屋は自分だけだろうし、シティビューは他の部屋から見れるだろうからということでマウンテンビューにした。

ということで反対側の部屋へ向かいましょうか。

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マウンテンビュー以外は同じランクの部屋なので、部屋の広さや内装はほとんど同じ。 ただ洗面所が2つあったり微妙な違いは各部屋にあるようだ。

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圓山名物の隣が覗き込めるベランダはマウンテンビューでも変わらないが、見える景色は背後の山々が中心で、左右をちらっと見れば少しは景観が開けるものの、総じて今一つであり、やはり圓山大飯店に泊まるからにはシティビューは見れないとねという気がした。

ただ、着いたときにはちょうどスコールがやみ、見事な虹を見ることができた。 滞在中、基本的には晴れてギラギラした日差しが注いでいたが、午後になると土砂降りの雨が降るといった天気で、傘は手放せなかったですね。

ということで、こと部屋に関してはリニューアル効果が素晴らしく、高級ホテルとして十分他のホテルと伍す存在に生まれ変わったといえ、満足した滞在であった。

ただ…やっぱり圓山駅からバスに乗らないといけないのが激しく面倒くさかった。 地上区間を走るMRTに乗れるのは有り難いのだが、疲れてホテルに帰りたいというのが容易にできないのは、8人旅行のツアコンとしては致命的な問題で、この後の行程を悩ますことになった。

1日中外歩きをするような旅行だったら、台北に来たぞ!というのを実感できるこのホテルは存分におすすめできると思う。