たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

長野旅行記(7):長野電鉄にちょろっと乗車

最終日。 前日の夜嫁と娘が東京からやってきて、この日は唯一家族4人で過ごす日なのであるが、何も予定が決まってない(苦笑)。

早く起きたなら湯田中温泉でも行こうかと思ったのだが、案の定自分以外は誰も早く起きなかった(怒) とはいえ、とりあえず(!?)、せっかく市役所前駅がすぐそばにあるので長野電鉄に乗ることにした。

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今日はこれまでとは打って変わって晴れており、気分がいいが、何しろ暑い! 外を歩いてられないのでとっとと駅に入ることにしましょう。

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長野電鉄は地方都市の私鉄にしては珍しく、1981年に中心部が地下化された。 その頃の鉄道ファンを見た当時幼稚園児の自分はなんて進んだ私鉄だろうと思った記憶があるのだが、それから34年が過ぎ、市役所前駅はメンテナンスが行き届いておらずかなりボロボロになっていた。

都営新宿線の新宿~岩本町間が1980年開業でほぼ同期なのだが、全く見た目が違う。むしろ往年の博物館動物園駅のほうがイメージ近いような…もうちょっと何とかならんですかね。

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そんな古臭い市役所前10:08発の信州中野行に乗る。やってきたのは元東急の8500系である。

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先頭車改造された車両なので厳密には少し顔が違うが、車内は当たり前だが東急でまだまだ現役の8500系と全く変わらず、地下ということで半蔵門線に乗っているかのような錯覚を覚える。

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とはいえ地上に出ると千曲川のゆったりとした流れやリンゴ畑がいかにも長野らしく、のんびりとした気持ちになる。

10:31に須坂に到着。ここで折り返すことにする。

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須坂駅はいかにも地方都市といった感じの駅舎であったが、とはいえ最近こういう古めかしい駅もなかなか珍しくなったよね。 外に出ようかと思ったが暑く、人通りも少なかったので待合室でしばし過ごした。

折り返しは10:48発の特急スノーモンキーである。 このスノーモンキーは元成田エクスプレス253系こと2100系が使われている。 E257系を見るたびに成田エクスプレスに乗りたいと言う息子はもちろんのこと、実は自分も253系にはこれまで乗ったことがなく、ひそかに楽しみだったりする。

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やってきたのは塗装変更されたE2編成で、面影は十分残っているものの、側面は新しい色分けになっていてちょっと残念。

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で、早速乗ってみたのだが…なんと満席でした! 休日の午前上り特急で、かつ料金が100円なので混んでるだろうとは思っていたが、まさか満席とは。 仕方がないので立って過ごす(泣)。特急料金が安いとはいっても、運賃が高くてこの往復で家族で3000円近く払っているんだけどなぁ。。。

走り出すと、205系などでもおなじみのMT61主電動機のモーター音が響き、なかなか面白い。 車内は荷物だななど往年の空港特急のままであるが、車内は長野のローカル色満載で、しかも広告が栗むしなのが実にシュールだ…。

特急なのでさすがに速く、11:05に長野駅に到着。 座れなかったのが残念ではあるが、253系に乗れたのは面白かった。

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長野電鉄は今回乗れなかったが、元営団日比谷線の3000系、そして元小田急ロマンスカーHiSEと、首都圏で活躍していた名車が数多く活躍しており、非常に興味深い。 今回は途中までの往復しかできなかったので、今度は湯田中までじっくりと行ってみたいところだ。

さて、帰りの新幹線までは2時間半ちょっとあるのだが…

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今日の長野はめちゃめちゃ暑い! 全く出歩く気が起きません! 善光寺の近くにある長野市少年科学センターにでも行こうかと思ったのだがちょっと時間が足らず、せっかくだから善光寺を見に行こうかと思うも、2日前行ったばかりで何となく行く気が起きず…。

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仕方がないのでスタバで休憩したり、駅ビルにある東急ハンズアンモナイトの化石発掘体験をしたりして過ごした。 特に嫁と娘は全く長野に来た意味がないような気がするが…まあ本人たちは漫画がたくさん読めてよかったらしいので、まあいいことにしよう。

お土産を買ったらもう帰宅ですよ。