フランクフルトに戻った後は、いつもの通りハウプトヴァッフェで買い物。
見慣れた景色が段々と夕闇に沈んでいくと、もうすぐ帰国の時間である。
ここからは空港まで1本であるが、最後に中央駅の景色を眺めることにした。 午後、Sバーンの地下線内で車両トラブルがあったようで空港までのSバーンが運休していてちょっと心配していたが、この時間には遅れてはいたものの復旧してくれたので助かった。
ドイツ旅行の原点であるこの駅の眺めを瞼に焼き付け、地下ホームへ移動。
さよならドイツ、次に来るのはいつかな…。
Sバーンに10分乗って、フランクフルト空港へ戻ってきた。 今回、チェックインは行きの羽田空港で済んでしまっていたので(笑)、ちょっと最後の買い物をした後はまっすぐ出国する。
5年前はあほみたいに混んでいた出国審査であったが、今回はビジネスクラスレーンということもあって10分ちょっとで済んだ。
復路のNH224便は一番近いコンコースBだし、ラウンジで少しはゆっくりできそうだ。
コンコースBのセネターラウンジは実は初訪問。 ネットでの記憶ではこの時間は日本人ばかりで激混みだったと思うのだが、改装されたのかとても広々として綺麗なラウンジで、席も多くゆったりと過ごすことが出来た。 食べ物も豊富であったが、なぜかソーセージがなかった。ドイツなのに。
30分ほどゆっくり過ごし、ゲートに向かう。
NH224便の機材はB777-300ER・JA787A号機。現在のANAのフラッグシップ機だ。
復路も長~いビジネスクラス、スタアラゴールドの優先搭乗列に並び、搭乗する。
さて帰りは…。
ビジネスクラスです!しかも最新鋭のANA BUSINESS STAGGARED!
事前座席指定で窓側の一番後ろを確保しており、ここだと奥まった位置にあり誰にも邪魔されずに個室感覚で11時間過ごすことが出来る。まるでファーストクラスの気分だ。 いやはや、いつも混雑するフランクフルト線のビジネスクラス特典航空券を1か月前に確保できるとはさすがに閑散期だね。ありがたやありがたや…。
座席は最近の長距離ビジネスクラスでは常識となりつつあるフルフラット。今回はどこにも泊まらない弾丸旅行であるが、これなら快適に日本まで移動できそうだ。
ディスプレイは17インチと無茶苦茶大きい!そしてテーブルも広い! もちろんコンセントやUSBポートもあり、仕事で出かけてたら事前準備がはかどりそうだ。
オレンジジュースのウェルカムドリンクでのどを癒しているうちに、NH224便は定刻20:45を少し過ぎて、フランクフルト空港を動き出した。
離着陸時のデジカメが使えるようになったので、こういう空港を真下に眺める景色を撮れるようになった。 フランクフルトの街並みを眺めながら、ゆっくりとドイツから離れていく。 ああ、あっという間だったな…。
さて、残る時間はビジネスクラスのサービスを満喫することにしましょうか。
(つづく)