今日の宿はこちら。
ホテルドーミーイン富山である。
【公式】天然温泉 剱の湯 ドーミーイン富山のご予約 / 富山 ホテル宿泊情報 ホテスパ - HOTESPA.net
駅前からはちょっと離れているが繁華街の中心部にあり、温泉付き、朝食も充実していながらリーズナブルなホテルであったのでここにした。
ドーミーイン自体は初宿泊であるが、2年前に宿泊した系列のラビスタ函館ベイは質・量ともにとても充実しており、今回も楽しみだ。
今回は3歳児連れなので、ツインルームにする必要もないかなと思い普通のシングルルームを選択した。
ビジネスホテルなのでツインの部屋は少なくほとんどがシングルである。 8階の部屋に入りましょう。
部屋に入ると、お、意外に広いですね!
元々広さは15平方メートルと普通のシングルルームよりはちょっと広いのだが、幅135cmのダブルベッドが入っているので荷物を置いたら足の踏み場もないアパホテル並みの広さを覚悟していたが、息子が歩き回る広さは十分ありそうだ。
ただ部屋に向かう人たちを見ていると、この部屋を大人2人で使っている人たちが予想以上に多そうであったが、大人2人だとちょっと狭そうだな。
トイレはどうなっているのか…と思って開けたら独立したトイレになっており、え、まさかこの広さで洗い場付きバス?と思ったらシャワーブースしかなかった。この部屋はバスなしのようだ。
まあこのホテルは温泉に夜通しいつでも入れるのでシャワーだけでも全く構わないのだが、注釈なかったような…全てのシングルルームについてないのかな。
また、洗面所がなく、よく見ると客室の机に洗面台がセットされていた。最初、ミニキッチンでもあるのかと思ったが、お茶を入れたりすることを考えるとこういう配置のほうが効率的なのかもしれない。
ということでちょっと奇抜な設備ではあったが、よく考えられていて感心した。
ビルビューの部屋ではあったが、角部屋だったので越中東街道を望むことが出来た。
が、このエリア、繁華街にもかかわらず明かりが少ない。 きっと居酒屋風の店は沢山あるのだろうけど、子連れで夕食する場所はあるんだろうか。 調べてみたが、このあたりにはファミレス一つなさそうだ。困ったな…。
結局、近くの総曲輪フェリオというデパートのレストラン街に行くことにした。 総曲輪フェリオに入っている大和というデパートの地下1階にもレストランがあるのだが、営業時間は7時までということで…今時夜7時までのデパートなんて久しぶりに見たよ。。。
結局、末広亭という富山では老舗らしいラーメン店でラーメンを食べた。
富山と言えばブラックラーメンのほうが有名だろうが、ここはあっさりとした味付けで子連れにはちょうど良かった。富山っぽさはあんまり感じられなかったけど。 年末だからか、他に客はなく、他に入居しているレストランが高級路線なのに比べちょっと場違いな感じがする店ではあったが、この店がなかったら夕食がセブンイレブンの弁当になるところだったので(爆)末永い活躍を期待したいところだ。
夕食後は2階の温泉「剣の湯」へ。 広さはそれほどでもなかったが、木をふんだんに使った内装に暖かい温泉は寒い1日を締めくくるにピッタリ。 ゆったりつかり、旅の疲れを癒した。うーん、極楽極楽。
ここは21時半からレストランで「夜啼きそば」の無料サービスがあり、ちょっと食指が動いたが、息子を寝かそうとしたらスマホなんか見ないで寝ろ、と怒られたので共倒れ…orz ということで22時過ぎに健康的に寝ましたわ(笑)
翌朝。今日も天気は良さそうです。 窓の向こうには立山連峰の山々が綺麗に見れた。 が、息子は道路を挟んで反対側の富山東別院が怖かったらしく、速く行こうよ!と…。 どうも寺や城などの和風建築が苦手なようだ。何て弱虫な…。
朝食は2階のレストラン「旗籠」で和洋ブッフェである。 人気のあるレストランなので混んでいないか心配であったが、年末だので朝一番で食べるビジネスマンが少ないからかすいていた。
ここの朝食はとても充実しているという情報であったが、噂にたがわず素晴らしかった。 特に和食が充実しており、肉じゃが、魚といった定番ものに加え、富山名物のますのすし、氷見うどんなど美味しそうな品物がずらっと並んでいた。
洋食もこのランクのホテルにしては極めて珍しくオムレツがその場で調理する形態で、出来立てのオムレツを食べることができる。
そんな訳で普段は洋食一本な自分も今日は和食もいくつかチョイスしていただく。
子供向けの食器や、フライドポテトなど子どもが好きそうなメニューもあり、子連れにも最適。 テーブル席のほか座敷席もあるのもポイントが高い。
食後、トッキュウジャーを見まして(苦笑)、8時半前にチェックアウトした。
いやあ、このホテル、設備やサービス共に予想以上に素晴らしかった。 ラビスタ函館ベイのときも思ったが、この値段でこのサービスを提供されたら既存ホテルは太刀打ちできないだろう。 次回富山に来る機会があればリピート確定だし、他の地域でもドーミーインがあるならばぜひ選びたいと思う。
ドーミーイン富山からは徒歩や送迎車で富山駅に向かうことが出来るが、せっかくなので市内電車の環状線で駅に向かおうと思う。
環状線のこの区間は富山ライトレールに続く路面電車による市内活性化策として、2009年に整備復活したもので、富山市の路面電車を活かした政策は高く評価できると思う。 残念ながら繁華街は今一つ賑わいに欠ける状態ではあるが、北陸新幹線開業と市内電車の相乗効果で賑わいを取り戻すことを期待したいところだ。
富山駅に着くと、工事中の路面電車の路盤を見ることが出来る。 将来的に市内電車と富山ライトレールを新幹線駅の直下に延長し、両者を直通運転させる計画があることは知っていたが、工事は順調に進んでいるようだ。 完成は在来線の高架が完成した後になるだろうが、完成した暁にはまた富山を訪れてみたい。
今回はシーズンオフで泊っただけなので、次は立山黒部アルペンルートと絡めて来てみようかなと思う。 さて、今日も一日乗り鉄ですよ(笑)
(つづく)