たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

北陸親子乗り鉄旅行記(4):7時間遅れのトワイライト~富山ライトレール

今日27日は天候も良く列車の運行も平常どおりなのだが、唯一、札幌から大阪へ向かうトワイライトエクスプレスが、大阪25日発の下り列車が北陸・東北地方の大雪のため大幅に遅れたため、7時間遅れというとんでもない状態で運行されている。 さすが長距離列車らしい遅れっぷりであるが、以前はこのくらい荒れていれば運休や函館打ち切りとなっただろうが、列車廃止を控えた今、大幅に遅れてでも極力運行させるようにしているようだ。 まあトワイライトに限って言えばダイヤ通り走らない方が良いくらいだしね。 もともと定時運行であれば8:01富山着なのであるが、7時間遅れということでそろそろ富山駅に到着するはずである。 沿線は普段は取れない(下り列車なら撮れるが後追いになる)立山連峰との組み合わせを撮るために撮り鉄が大挙して押し寄せていたようだが、自分としてもせっかくなので見てみたい。 なので富山駅で降りずにしばらく待っていた。 すると、15:32発のはくたか12号金沢行が4分ほど遅れて出発した後…。 141227_035.JPG さて、濃緑の車両がやってきましたよ! 141227_036.JPG 141227_037.JPG 7時間半遅れという状態でやってきたトワイライトであるが、堂々とした風貌はさすがである。 しかし富山は定期列車でも2分停車なので、慌しく出発して行った。 廃止まであとわずかではあるが、再び見れて良かった。 もう一度乗りたいなぁ…と思ったが、息子はご機嫌斜めな様子。 どうも息子は乗れると思っていたらしく乗れないとわかった途端ブツブツと文句を言う始末…(怒) という感じで、廃止直前の遅れトワイライトを無事見ることができたのだが、実はもうちょっと待つと、16:30に下りトワイライト札幌行がやってくる。 1日で2本もトワイライトを見る、しかも富山駅でなんて贅沢はなかなかできない体験になるだろう。 しかし今日の富山は風こそふいてないもののさすがに寒く、駅構内は高架工事中で待つ場所もないのでどうしようか迷ったが、息子に聞いてみると「見る!」とのことだったのでもう少し待つことにした。 (決して言わせてないですよ(爆)) ということでこの時間を利用して明日の切符などを購入したりして、夕闇せまる16時半… 141227_038.JPG 再びトワイライトがやってきましたよ! 141227_039.JPG141227_040.JPG サロン・デュノール、ダイナープレヤデス、そして展望スイートと、トワイライトの特色ある車両達を見物。 ホント、2月の旅行は楽しかったな…。 息子には乗らないよ、と言い聞かせたので、今度は笑顔だった。 この年末年始は北海道新幹線の試験の影響で夜行列車は軒並み運休となるため、年内の下りトワイライトはこの列車が最後である。 もちろんこの列車にも展望スイートに乗っている人がいたが、いったいどうやってチケットをゲットできたんでしょうね…。 141227_041.JPG さらばトワイライト! 続いては、駅北口を出てこちらへ。 141227_042.JPG 富山ライトレールである。 もともとはJR富山港線というローカル線だったものをLRT化し、駅前に乗りいれ本数も倍増させたもので、路面電車復権の成功事例とされている。JR時代に乗ることはできなかったこともあり、今回富山に来るからにはぜひ乗っておきたかった。 富山駅北17時発の岩瀬浜行に乗車。2両連結の新型車両には座席がほぼ埋まるほどの乗車率で、15分おきに走っていることを考えると良く乗られているのではないかと思う。 トワイライトで寄り道をしてしまったので残念ながらほぼ夕闇の中での乗車になってしまったが、沿線には住宅も多く、いかにJR時代努力しなかったかがよくわかるというものだ。 こういう区間はもっと他にもありそうだね。 141227_043.JPG 24分で終点、岩瀬浜駅に到着。 ホームを挟んで反対側にはシャトルバスが待機しており、広範囲な集客に向けた取り組みも充実しているようだ。 改札もない開放的な駅前であり、ノンステップで気軽に乗れるのが良いね。 岩瀬浜駅から400mほど行くと海岸にたどり着くのだが、もう夜になってしまったので来た電車でそのまま富山駅北へ引き返す。 今日の活動はここまで。 寒かったのでホテルでほっと一息つくことにしましょうか。