さて、今回の旅行記のある意味メインイベント?であるキャセイのラウンジ体験と行きましょうか。
行きと同じくタクシーで13時過ぎに香港駅へ行き、インタウンチェックイン。MTRや徒歩だと不便な場所と感じる香港駅だが、タクシーだと直接乗りつけられるので実に便利だった。
次回も香港島宿泊だったらタクシーを効果的に使おうと思う。
外航各社は1個しかカウンターがないが、キャセイは地元だけあって複数あり、さして待つことなくチェックイン完了。キャセイホリデーの特典であるラウンジインビがここでちゃんと発券されるのか心配であったがしっかり渡されてので一安心。
エアポートエクスプレスでわずか24分で香港国際空港へ。
残金を使った買い物もそこそこに出国してラウンジですよ。
さて香港国際空港のキャセイパシフィック航空のラウンジであるが、旗艦空港だけあって到着ラウンジを含めると全部で5つもある。
今回の搭乗するCX542便は44番ゲートなので、一番近いラウンジはサテライト側の「The Pier」か、一番新しい「The Bridge」かと思われるのだが、まずはオーソドックスにフラッグシップラウンジと呼ばれる「The Wing」へ行くことにした。
The Wingは出国審査後すぐの3番ゲート付近と便利な場所にあるが、その代り44番ゲートには遠いので乗り遅れないようにしなければならないのが要注意。
まず昼食を食べてないので2階へあがり、ヌードルバーへ向かう。
真ん中に竹が飾られている落ち着いた場所で、昼食のピークは過ぎていたのですいていた。
ここは坦々麺や雲呑麺、それから日式麺(ラーメンかな)とかを食べることが出来る。
自分は雲呑麺を頼んでみたが、あっさりした味と適度な量でなかなか美味しかった。義姉は坦々麺を注文。ちょっと頂いたがこちらはかなり濃い味でこれも美味しかったがちと辛かったかな。
続いてラウンジへ移動。
広々としているが、空いているようで座席が非常にゆったりしているので4人座れる場所がなくなかなか苦労した。ここはいつも混んでいるみたいなのでもうちょっと詰め込んでも良い感じはするが、座ってしまうとゆっくりできて素晴らしい。
窓の外からは駐機しているヒコーキを眺めることが出来る。
端っこにはキャセイラウンジ名物ロングバーがあり、各種アルコールを楽しめるが、自分は興味なし…。
というわけでお酒に強い義姉が乾杯!
ラウンジ慣れしている娘は真っ先にくつろいでいたが、義姉と姪はいかがだったでしょうかね。あまりにラウンジが気に入ってしまい次の旅行も!とかなると家計が破綻しちゃいますが(苦笑)
ここでも食事が楽しめるが、時間帯のせいか軽食が多く、食べ物に関して言えば成田のサクララウンジの方が充実していた。まあ、ラウンジは本来食事のための場所じゃないのだけど。
1階にもラウンジがある。こちらはヒコーキが見れないし天井も低いのでちょっとイマイチであるが、そのせいかビジネス客の比率が高く静かさを求めるならこっちかなという気がした。
仕上げはハーゲンダッツだが、このハーゲンダッツはコーヒーコーナーに置いてあり、どこにあるのだろうと結構探してしまった。
キャセイは香港発の便にはエコノミーでもハーゲンダッツは出るのだが、チョコレート味という話だったのでチョコ嫌いの自分はここでストロベリー味を堪能する(苦笑)
そんなわけで、ワンワールド平会員の自分は滅多に味わうことのないキャセイのラウンジを楽しむことが出来たのであるが、自分の感想としては「こんなもんかなぁ」というのが正直なところだった。以前であれば相当豪華であったと思うのだが、最近の各空港のレベルアップを考えるとそこまで突出して豪華、というわけでもないかなという気がした。
また食事が各コーナーでばらばらで、ヌードルバーでパンを食べたい娘たちを待たせないと行けなかったり、座席が豪華過ぎて座れないと最悪、とか、使い勝手としては今一歩な気がしました。
まあ、所詮ラウンジで飯食えばそれで満足な小市民の感想なので、ワインやシャンパン片手に搭乗をゆっくりと待つというのが本来のラウンジの使い方からすれば、とても素晴らしいラウンジなんでしょうね。
いずれにせよ、格安ツアーで庶民にラウンジ体験をさせていただけるキャセイホリデーは素晴らしいです!
ところで、発着案内を見ると、16:25発のCX542便が何と出発遅れとの表示が…。
CX542便は羽田・成田便の中で香港発が一番遅いのでゆっくり最終日を過ごせる反面、結構な遅延常習犯であり、1時間とか遅れると終バスとかに影響するので今日は時間通り飛んでくれ!と思っていたのだが、出発遅れか…。
そんなわけでラウンジに1時間ちょっと滞在し、16時に出てゲートに向かった。
あとは帰るだけです。