関門海峡めかり駅は関門橋の先にあり、めかり公園の展望台からは関門海峡が一望できるようだが、今回は海峡沿いを西へ進むことにする。
息子はむすーっと(苦笑)歩いていた。面白いんだかどうなのかはわからないけど、だっこ~と言わずにじっと付いてきてくれるのは有り難い。
このあたりは唐戸や門司港の賑やかな雰囲気はなく、風が強いこともあって荒々しい海峡という感じであったが、やがて関門橋が間近に見えてくると、目的地である。
じゃじゃん。知る人ぞ知る関門人道トンネルであります。
人が歩いて海峡を渡ることが出来る。なんてロマンのある話でしょう。
一度この道を通ってみたかったので、楽しみだ。
もっとも、今回はコブ付きということでその息子がちゃんと歩いてくれるのか心配ですが…。
まずはエレベータで地下へ。
テレビやネットで良く見る道ですね!
全長は780m。大した距離ではないが、息子からすると結構な距離だ。さて、行きましょうか。
お、ちゃんと歩いてる…。
いちにっ、さんしっって言いながら、いよっ!先生、と持ちあげたので、結構本人もその気になって歩いてた。
これなら歩いて渡ってくれるかも…。
再び山口県へ!
ゆっくりと着実に進む息子。頼もしいね!
と思ったら「パパう○ち出た~」…orz
おいおい海底でもよおないでくれよ。。。
とりあえず抱っこしたり座られたら大変なので、励ましながらゴールへ…。
見えてきたっ!
無事に到着!いやぁ、正直抱っこで780m歩くのかなと覚悟していたのだが、何と本人の力で歩き切るとは、がんばったね。
さ、地上に出てトイレでオムツ替えないと…orz
幸い下関側はパーキングエリアになっていてそこそこ綺麗なトイレが併設されていたので、助かった。
完走記念にはいポーズ!すごいやらされ感満載だけど…。
あの関門橋の左側に見える白い建物から歩いてきたんだね。そう考えるとすごいね。
…と、感動しきりなのだが、実際はこのトンネルは市民の生活の一部として使われていて、普通にいろんな人が歩いていたり自転車が通ったり、ジョギングしている人も実際に多かった。
ある意味カルチャーショックなのだが、関門エリアではそれが当たり前のようだ。
ここからバスで唐戸へ行き、海響館組と合流。
ちょうど土産を見ているところだったのでタイミング的にも良かったようだ。
この1周コース、関門海峡クローバーきっぷというお得なきっぷも発売されており、気軽な観光コースとしてお勧めである。
ということで下関観光はこれでおしまい。
今日の宿泊地宇部へ行きましょう。
下関16:54発の岩国行きは、当たり前ですが(笑)115系である。
いや、本当は117系特に原色が良かったのだが時間が合わなかった。ただこの115系は元117系の3500番代で、転換クロスシート席に座れたので快適だった。
MT54のモーター音を堪能し、17:36宇部着。
接続良く17:41発の宇部線に乗る。2両編成で学生が多く混んでいた。
宇部線は未乗で楽しみであったが、わずか10分なのであっという間に宇部新川駅へ到着。
宇部新川駅はいかにも地方の中心駅という感じで、駅前はバスターミナルこそあれど閑散としていた。